ミュージカル『マチルダ』開幕!
ミュージカル『マチルダ』が、3月22日より東急シアターオーブで日本初演の幕を開けた。
公演は22日~24日までプレビュー公演、3月25日~5月6日に本公演。5月28日~6月4日には大阪・梅田芸術劇場メインホールでも上演する。
日本公演の開幕初日となる22日、プレビュー公演直前にマスコミ公開のプレスコールを実施した。
ミュージカル『マチルダ』は、英国ロイヤル・シェイクスピア・カンパニーが2010年に製作し、瞬く間にウエストエンドで最も人気のある作品となり愛され続けている大ヒット作品。
「チャーリーとチョコレート工場」で知られる英国の国民的作家ロアルド・ダールによる小説「マチルダは小さな大天才」をミュージカル化したもので、図書館にある難解な本も全て読みつくしてしまうほど、高い知能と豊かな想像力を持った5歳の少女マチルダ。にもかかわらず両親に全く関心を示されず、辛い境遇に置かれている彼女が、図書館に居場所を求めたことから教師ミス・ハニーに出会い、様々な困難を機知と勇気で乗り越えていく物語となっている。
プレスコールではダブル、トリプル、クワトロでキャスティング。プリンシパルキャストの組み合わせを全て替えながら、芝居あり、歌あり、ダンスありの本編より5シーン4曲を抜粋して、本作の楽しさの一部を披露した。
【コメント】
《マチルダ役》(クワトロキャスト)
嘉村咲良
もうすぐ初日だと思うと、緊張もするけど楽しみの方がやっぱり大きいです。
お客様に感動してもらえるように、マチルダがどういう子なのかがちゃんとわかるように演じたいです。
来て良かったなと思ってもらえるように、マチルダになりきって頑張りたいと思います。
熊野みのり
お稽古が進むにつれて、どんどん振付や歌を教えてもらって、本番で良いパフォーマンスが出来るように今まで頑張ってきました。精一杯、力を出し切ってマチルダ役を自分らしく演じますので、是非劇場に観に来てください。
寺田美蘭
これまでみんなでお稽古を一緒に頑張ってきて、いよいよ本番なので、精一杯頑張りたいと思います。特にハニー先生とマチルダのだんだん深まっていく絆を見て欲しいです。
応援してくださっている方や、一緒に作ってくださっている方に感謝の気持ちを忘れずに、精一杯、マチルダを演じたいと思います。
三上野乃花
今、不安な気持ちが3%くらいありますが、楽しみな気持ちが97%くらいです。楽しい気持ちが大きいです。マチルダという舞台はすごく面白くて、感動したり、面白かったり、楽しかったり、うれしかったり、いろいろな場面があります。
私もマチルダ役としてお客様になにかを伝えられたらと思っています。
《ミス・トランチブル役》(トリプルキャスト)
大貫勇輔
作品として、音楽が本当に素晴らしいし、マチルダちゃんたち全員が小さな体で、大きな劇場で思い切り精一杯演じているのを目の当たりにすると、それだけでも何かぐっと熱くなるものを感じてもらえるかと思います。
今この作品を見て、日本のお客様たちがどういう反応するのかが未知数で、楽しみでもあり、少しの不安もありますが、やっと少しずつみんな諦めずに前を向いて戦っていこう!という、現代とリンクするものがあると思うので、全身で音楽やブラックジョークを楽しんでいただきながら、この素晴らしいメッセージを受け取って、明日への希望としてくれたら嬉しいなと思います。
小野田龍之介
稽古から始まって、実際に劇場に入って、本当に「マチルダ」が日本に来たんだなということをじわじわと感じています。有名な作品だけれど、日本には舞い降りていなくて、その作品を自分たちが一番初めに肉体を使って、魂を使って、お客さんに届けられる。こんなに光栄なことはないですね。
もう観ていただければわかる。その言葉に尽きます。
この物語にどっぷり浸かってご堪能いただいて、日本で新たに愛されるミュージカルの名作のひとつになるように頑張ります。トランチブル独特の正義感を持ったモンスターのように演じておりますので、それを微笑ましく楽しんでいただけたらと思います。是非楽しみにしていてください。
木村達成
自分の中でトランチブルという役を突き詰めるのにとても時間がかかりましたが、今は早く本番が始まって欲しいという気持ちが大きいです。
いろいろな勉強をしながら観なきゃいけない作品ではなく、その場の情報ですごく考えさせられるミュージカルだと思うので。とても見やすい作品だし、素直に面白いし、笑えるし。もちろん心が苦しくなるような場面もありますが、心が健やかな気持ちで終われるミュージカルだと思います。
観た後、幸せになれる。そんな気持ちにさせてくれる舞台になったと思います。
今どうしようと悩んでいるお客さま、真実は本番の中にあるので、嘘だと思って観に来てください。「めちゃめちゃ面白いぞ、これ」ってなるから!
《ミス・ハニー役》(ダブルキャスト)
咲妃みゆ
ご覧になったお客さまがどんなご感想を抱いてくださるのかと、今、ワクワクしています。
どのシーンを切り取っても、児童文学小説の域を超えて、現代を生きる私たちにも強いメッセージを届けてくれると感じるので、マチルダをはじめ数々の登場人物が訴える言葉一つ一つに耳を傾けていただけたらと思います。
きっとだれもが持っているであろう童心を呼び起こしてくれる作品なので、大きな心でリラックスして、この物語のハチャメチャな展開を見守っていただけたらと思います。
足をお運びくださる皆様、きっと後悔はさせません、という強い気持ちでお届けします!
昆 夏美
ずっと前からマチルダは好きでしたが、稽古が始まった時から「なんて素敵な作品なの」と。
日を追うごとに一人でも多くの方に見ていただきたいという気持ちが止まりません。
この公演を観に来てくださる方たちが初めて日本でマチルダを観ることになるので、初めての記憶が最高にものになるように精一杯ハニーとして演じていきたいと思います。
マチルダちゃんたちは子役ちゃんではなく、小さな大女優です。
本当に皆を引っ張っていってくれているので、大人たちも負けないように相乗効果で素晴らしい作品をお届けしたいと思います。
《ミセス・ワームウッド役》(ダブルキャスト)
霧矢大夢
この作品に携われていることが本当に光栄で幸せなことだと改めて実感しています。
大人が一生懸命やればやるほどマチルダのピュアな存在感が際立って、突き抜けた存在になるんだなとまざまざと感じています。
マチルダにとっての脅威の一人として、パワーを出して、演じさせていただきたいと思っています。
床の模様が綺麗なのと照明がすごいので、1階席だけでなく、上からも観ていただきたいので、ぜひ1階席、2階席以上と両方から楽しんで観ていただきたいです!
大塚千弘
長いようで短かった稽古期間を終えて、どんどん仕上がりが良くなってきて、全キャストのレベルが上がってきているのを感じています。満を持して皆様に観ていただけるのではないかと思います。
稽古場から劇場に入り、劇場はもうマチルダの世界になっていて、衣裳・ヘアメイク・照明・美術によって物語が明確に見えるのが素晴らしいです。
出演者全員に見せ場があって全てが輝いて見える作品なので、何回観ても楽しめる作品だと思います。
見逃すと絶対に損です!是非劇場でご覧ください。
《ミスター・ワームウッド役》(ダブルキャスト)
田代万里生
ついに『マチルダ』が開幕!
先日劇場入りしたある日、僕が演じるミスター・ワームウッドのド派手な革靴を見た子役の男の子が、『すご~い!これワニ革?ヘビ革かなぁ?高そう!ワームウッドさんってお金持ちなんだねー!』と目をキラキラさせて話しかけてくれたので、僕は『お金が沢山あったら何を買いたい~?』と聞いてみたら、『えっとね、遊園地!』と迷わず即答。あまりに想定外なスケールに度肝を抜かれ、そのピュアさに感動しました。僕たちはいつから自分に制約をかけてしまったのだろう、自分はこのままここに留まっていていいのか?と自問自答したくなる作品です。記念すべき【日本初演】をお見逃しなく!劇場でお待ちしております!
斎藤 司(トレンディエンジェル)
あっという間に初日が来てしまったな、という感じです。今は早くお客さんに観てほしいです。
僕は娘がいるので、マチルダ達を見ていると、本当にセリフを覚えるのをすごい頑張ったね、演技頑張ったねと思う反面、役者としてその大変さを感じさせない【マチルダの強さ】みたいなところをすごく感じます。
出演者全員、見せ場がとにかく多いので、絶対に見逃さないで欲しいし、こんなにカーテンコールがぐっと刺さる作品もなかなかないのではと思います。
今、目標がなかったり、逆境に悩んでいる人がいたら、ぜひ観に来てほしいですし、感動してほしいなと思っています。ぜひ劇場にお越しください。
【公演情報】
ミュージカル『マチルダ』
脚本:デニス・ケリー
音楽・歌詞:ティム・ミンチン
脚色・演出:マシュー・ウォーチャス
振付:ピーター・ダーリング
デザイン:ロブ・ハウウェル
オーケストレーション・追加音楽:クリストファー・ナイチンゲール
照明:ヒュー・ヴァンストーン
音響:サイモン・ベーカー
イリュージョン:ポール・キーヴ
翻訳:常田景子
訳詞:高橋亜子
出演:マチルダ:嘉村咲良、熊野みのり、寺田美蘭、三上野乃花(クワトロキャスト)
ミス・トランチブル校長:大貫勇輔、小野田龍之介、木村達成(トリプルキャスト)
ミス・ハニー:咲妃みゆ、昆夏美(Wキャスト)
ミセス・ワームウッド:霧矢大夢、大塚千弘(Wキャスト)
ミスター・ワームウッド:田代万里生、斎藤司(トレンディエンジェル)(Wキャスト)
ミセス・フェルプス:岡まゆみ/ 池田有希子(Wキャスト)
●2023/3/22~24◎東京プレビュー公演 東急シアターオーブ
●2023/3/25~5/6◎東京本公演 東急シアターオーブ
〈料金〉プレビュー公演 S席12,500円 A席10,000円 B席5,000円(全席指定・税込)
〈料金〉本公演 S席14,000円 A席10,000円 B席5,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉ホリプロチケットセンター:03-3490-4949 受付/11:00~18:00(平日*土日祝休)
●2023/5/28~6/4◎大阪公演 梅田芸術劇場メインホール
〈料金〉S席14,000円 A席9,500円 B席5,500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)
〈公演サイト〉https://matilda2023.jp/