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シアタートラム ネクスト・ジェネレーションは悪い芝居の『ミー・アット・ザ・ズー』を上演!

上段/ 日比美思 藤原祐規 下段/田中怜子 久保貫太郎 山崎彬

世田谷パブリックシアターによる、若い才能の発掘と育成のための事業“シアタートラム ネクスト・ジェネレーション”。
第12回目となる今年は、関西を拠点に創作を開始し、2017年にOMS戯曲賞大賞を受賞するなど、劇作家・演出家・俳優として多方面から注目を集める山崎彬率いる悪い芝居が登場。本年12月にシアタートラムにて『ミー・アット・ザ・ズー』を上演する。

悪い芝居が挑む渾身の最新作『ミー・アット・ザ・ズー』は、人間の原点である獣に立ち返って描かれる〝〝人面獣心再生劇〟。岸田戯曲賞最終選考ノミネート作を下敷きに新たな作品を書き下ろし、バンドの生演奏でエネルギッシュな舞台を届ける。

出演者は、山崎からの信頼厚い個性豊かな悪い芝居メンバーの他に、ドラマ「3 年 A 組-今から皆さんは、人質です-」の演技でも注目を集めた日比美思、俳優・声優として、アニメから舞台まで幅広い活躍を見せる藤原祐規、映画『アイスと雨音』(松居大悟監督)でデビューして以来、舞台にも活躍の場を広げる田中怜子、経験に裏打ちされた安定感と爆発力を見せるクロムモリブデンの久保貫太郎と、魅力的な客演陣がそろった。

【ものがたり】
「過去には絶望を。未来には希望を。現在あるのは羨望のみです。」
何もかもが中途半端な街にデンと山があった。
山の頂きにはかつて動物園があった。
あの夜、人間も動物もすべていなくなるという事件が起こる。
あれから8年、当事者でないすべての中途半端な人間たちは、
もう動物のいないあの場所を、今も動物園と呼んでいる。
そして最初の朝を夢見て、最後の夜が明けるのを待っている。

【コメント】
山崎彬/作・演出・出演
シアタートラム ネクスト・ジェネレーションに選出していただいたこと、心から光栄に思っています。
初めて YouTube にアップロードされた動画のタイトル『Me at the zoo』は、象の檻の前に立つ青年が象の鼻の長いところが好きだと言うだけのものでした。そのシンプルな原風景をモチーフに、獣の心を人間の面でひた隠したヤツら、つまりは僕と僕以外全員の物語をつくろうと思っています。
そんな物語に、これまで挑戦してきたバンド演劇の経験を生かした生演奏の音楽を混ぜ合わせた演劇をひっさげて、悪い芝居メンバーと一癖も二癖もある客演陣とでシアタートラムに挑みます。
重厚で見ごたえのある作品が多く上演されてきたこの劇場の歴史の中で、軽やかで毒々しい異物になりたい。期待をねじ曲げ裏切りながら飛び越えてゆきたい。
一生懸命、愚直にがんばります。劇場でお待ちしております。

【公演情報】
シアタートラム ネクスト・ジェネレーションvol.12
悪い芝居vol.25
『ミー・アット・ザ・ズー』
作・演出:山崎彬
音楽:岡田太郎
出演:日比美思 藤原祐規 田中怜子 久保貫太郎
悪い芝居メンバー:中西柚貴 潮みか 東直輝 畑中華香 植田順平 山崎彬
バンド生演奏:ドラム/マルシェⅡ世  ベース/金澤力哉   ギター/岡田太郎  トロンボーン/ヤマモトショウコ   ピアノ・キーボード/黒田玲兎
●12/4~8◎シアタートラム
〈料金〉一般3,500 円   高校生以下1,750 円 U24 1,750 円   ほか各種割引あり(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉世田谷パブリックシアターチケットセンター03-5432-1515   (10~19 時)
〈チケット一般発売〉 2019年10月12日(土)
〈HP〉https://setagaya-pt.jp/performances/next12.html

 

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