あうるすぽっと2021年度 主催&タイアップ公演ラインアップ
あうるすぽっとは、新型コロナウイルス感染拡大予防ガイドライ等を踏まえながら、6月の国際共同制作作品を皮切りに、演劇、ダンス、伝統芸能など多彩な演目を届ける。また、「みんなの劇場」と銘打つにふさわしく、公演ごとに各種アクセシビリティを充実させ、初めて舞台芸術に触れる人から見巧者まで、誰でも楽しめるラインアップを予定している。
《主催公演》
●インクルーシブ・シアタークリエーション・プロジェクト
日・英・バングラデシュ 3 か国共同事業
『テンペスト~はじめて海を泳ぐには~』 6/1(火)~6(日)
障害があるアーティストによるシェイクスピアの『テンペスト』を大胆に構成して描く新作パフォーマンス。
総合演出:ジェニー・シーレイ
演出:大橋ひろえ 岡 康史
出演:[日本] 大橋ひろえ 瀬川サチカ 関場理生 田代英忠 平塚かず美 柳 浩太郎 ほか
※英国・バングラデシュの出演者は映像出演
●『絵本のじかんだよ!』 7/27(火)・28(水)
あうるすぽっと夏の恒例! 子どもも大人も楽しめる、小林顕作による絵本の読み聞かせ公演。大きなスクリーンにうつる挿絵を見ながらみんなでドキドキワクワクしよう!
出演:小林顕作
●子どもに見せたい舞台vol.15
ダンス劇『マリーの夢』 8/10(火)~15(日)
同シリーズ15 作目は、三大バレエ『くるみ割り人形』で知られるホフマン原作「クルミわりとネズミの王さま」をベースに創作します。夢と現実が入り混じって紡ぎ出される幻想的な物語。
作・演出・振付:熊谷拓明
出演:鴨川てんし(燐光群) 五十嵐結也 中村 蓉 東出宜子* 原 佑介* 稲葉由佳利* 福島玖宇也* 熊谷拓明*(*印=踊る「熊谷拓明」カンパニー)ほか
●電動夏子安置システム
第31 回池袋演劇祭大賞受賞作品
『ベンジャミンの教室』 9/16(木)~20(月・祝)予定
「喜劇=笑える悲劇」の理念の下、一つの笑いを生み出すために論理を積み重ねて導き出す「ロジカル・コメディ」という独自の手法で作品を創作する劇団の演劇公演。
●『にゅ~盆踊り』 9/20(月・祝)
開催場所:池袋西口公園野外劇場 グローバルリング シアター
2008 年開始以来、豊島区の夏の風物詩として多くの方々から愛されている、コンドルズ率いる近藤良平氏振付の新しい形の盆踊り。WEB で発信した新振付も披露。
出演:コンドルズ
●みんなのシリーズ第6 弾『能でよむ~漱石と八雲~』 10/2(土)または10/3(日)※新潟・熊本ツアーあり。
観劇サポート付きのシリーズ第6 弾。夏目漱石は長く能の謡を趣味として続け、小泉八雲は叶えられなかったが能の翻訳集を出版したがっていたほどと言われている。二人も愛した”能”と”怪談”をキーワードに、能楽師・浪曲師の鍛えられ洗練された声と三味線・琵琶の音色で紡ぐリーディング公演。
『夢十夜』より「第一夜」 原作:夏目漱石
『吾輩は猫である』 鼠の段 原作:夏目漱石 (手話付き上演)
『破られた約束』 原作:小泉八雲
出演:安田 登 玉川奈々福 塩高和之 聞き手:木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)
スペシャルトークあり:安田 登 木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)/ゲスト:いとうせいこう
●神田阿久鯉・神田伯山連続読み『慶安太平記』 10/5(火)~9(土)
古典連続物を得意とする次代を担う神田阿久鯉と、新進気鋭の神田伯山の注目の姉弟コンビの連続読み。幕府転覆をはかる由井正雪の波瀾万丈な生涯を語る全19 席を5 夜連続で完全通し上演。
出演:神田阿久鯉 神田伯山
●『奈々福の、惚れるひと。』 10/10(日)
芸を追及するひと、に惚れるひと。語る芸、話す術に魅せられた浪曲師の玉川奈々福が、日本の伝統話芸の分野で “惚れるひと”を紹介する大人気シリーズ第4弾
出演:神田愛山 旭堂南海 玉川奈々福
曲師:沢村豊子
●おどる演劇『十二夜』 10/14(木)~17(日)
シェイクスピアの『十二夜』を、ダンス・映像・演劇・音楽でにぎやかに構成する公演。
原作:W.シェイクスピア
振付・構成・演出:スズキ拓朗
●『柳家三三 三夜×三席』 10/26(火)~28(木)
柳家三三の芸を心こころゆくまで楽しめる、三夜連続のスペシャルな公演。
出演:柳家三三
●神田愛山→神田伯山『相伝の会』 10/29(金)・2022年3/11(金)
相伝とは、代々受け継いでで伝えること。愛山が口演したネタを、次回、伯山がネタおろし。
愛山が伯山に講談の読み物を伝授するシリーズのはじまり。
出演:神田愛山 神田伯山
●講談師 神田伯山 新春連続読み『寛永宮本武蔵伝』完全通し公演 2022 年1/6(木)~16(日)
二刀流の伝説の剣豪が死闘を繰り返し西へ西へと旅をする17 席の物語。※名古屋・福岡ツアーあり
出演:神田伯山
《タイアップ公演》
〇りゅーとぴあ発『ハリネズミ』 6/10(木)~15(火)
渡辺徹、内貴博が出演する、精神科医・伊良部シリーズ第二弾! 上演台本・演出は笹部博司、ステージングは舘形比呂一。
〇serial number『hedge1-2-3』 7/8(木)~19(月・祝)
詩森ろば 作・演出による本格的経済演劇『hedge』『insider』に新作『trust』を加えた、連続上演企画。
〇ティーファクトリー『4』 8/18(水)~24(火)
川村毅作・演出。第16 回鶴屋南北戯曲賞、第63 回文化庁芸術選奨文部科学大臣賞を受賞した『4』を劇作家自らの初演出で上演。設定された役割から紡がれるモノローグと対話から浮かび上がる男たちの苦悩。
出演:今井朋彦 加藤虎ノ介 川口 覚 池岡亮介 小林 隆
〇『コンドルズの遊育計画2021』 11/20(土)・21(日)
0歳から入場できるからだを使った遊び体験。コンドルズによる劇場の不思議をたくさん使った工夫が一杯の参加型パフォーマンス。
〇花組芝居『シャンソマニアII~葵~』 11/26(金)~12/5(日)
加納幸和が俳優・演出・脚本を兼任する座長をつとめ、奇妙で、美しく、魅力に溢れた「加納ワールド」を男優だけで演じる「ネオかぶき」。
〇CHAiroiPLIN 新作公演 2022年1/20(木)~23(日)
新進気鋭の振付家・ダンサーのスズキ拓朗が振付・構成・演出をつとめるCHAiroiPLIN の新作公演。
〇マグナム☆マダム公演 2022年1/29(土)・30(日)
振付家・ダンサー山口夏絵が主宰するアラフォー女性ダンスカンパニーによる新作公演。
「社会で闘う女性たちを応援したい」をモットーにユーモアとエネルギー溢れる作品を上演。
〇CONDORS 春公演 2022年3/1(火)~6(日)
日本のコンテンポラリーダンス界を代表し、牽引してきた近藤良平主宰のダンスカンパニー・コンドルズによる本公演。
〈劇場公式サイト〉https://www.owlspot.jp/
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