T-worksが村角太洋作・演出で『THE Negotiation』を大阪・東京で上演!
T-worksは、関西を拠点に活動している女優・丹下真寿美の魅力を全国に広めるべく立ち上げたユニットで、2018 年の第1回公演では、後藤ひろひと作・演出による『源八橋西詰』を大阪・東京で上演。関西小劇場の演劇ユニットの旗揚げとしては異例の1500 人以上を動員した。
今回の第2回公演ではその勢いを次につなげんと、上質なシチュエーション・コメディ作品を作って東西で動員を拡大しつつある、期待の若手作家THE ROB CARLTONの村角太洋が作・演出を担当。出演は「名探偵コナン」の毛利蘭役でおなじみの声優山崎和佳奈、村角の前々作での好演で相性の良さは実証済みの三上市朗、舞台で特異な爆発力を放つクロムモリブデンの貴公子森下亮、そして本企画のメイン女優で関西では出演オファーが途絶えることのない丹下真寿美と「待っていたのではご一緒することはたぶんないだろうという方々と丹下真寿美をマッチングして、新しい世界を体験する」というT-worksのコンセプトにぴたりの素敵なキャスティングになった。
そんななか、1月に赤坂レッドシアターで「栄華極めし歌人たちの、雅なる物語。」を優雅に笑いぞめして、いよいよ本気になってきたであろう作・演出担当の村角太洋からポーカーフェイスなコメントが届いた。
【村角太洋(作・演出)コメント】
昨年の1月、プロデューサーの松井氏から「T-worksを観に来ませんか」とお誘いをいただきました。
プロデューサー直々のお誘いに「おや、これは、まさか、次……」という、外れたら大変に恥ずかしい予想を胸に劇場に向かいました。
丹下氏にどのような役をやってもらうのが面白いかなどと誠に滑稽な念を勝手に抱きながらステージに視線を送っていたわけですが、終演後、松井氏に近くの喫茶店でたんぽぽコーヒーなるものを頂戴し、今回のオファーを無事に頂きました。
今でこそ言えますが、「千穐楽後にプロデューサーとお茶!もう、これは……」と独自で当確を出しておりまして、もしこれがただのお茶会であれば私はひどく赤面し、猛省したことでしょう。
と言うか、千穐楽直後にプロデューサーが関係のない人とお茶をしている場合ではないと思います。
さて、このお話は私がどこまでポーカーフェイスだったかという話なのですが、それについてはいつか松井氏にお尋ねしようと思います。
「THE Negotiation」は「交渉」の物語です。
はたして、登場人物たちはあの日の私よりもポーカーフェイスでしょうか。
【ストーリー概要】
伝統ある格式高い最高級ホテル「トゥイッケナムホテル」。
このホテルを舞台に、一つの商談が始まろうとしていた。
トップ同士によって極秘裏に行われ、ここでの結果がほぼそのまま決定事項となる最重要商談である。
経験と直感。
冷静と情熱。
渾身のパワードレッシングと戦略。
深読みなのか、本音なのか、裏なのか、表なのか。
社運をかけて商談に臨むビジネスパーソン達の駆け引きに次ぐ駆け引きの物語。
「THE Negotiation」。1%のハイグラウンドを巡り奮闘する人間の姿を、スタイリッシュかつ滑稽に描く「限りなく喜劇に近い芝居」。
【公演情報】
T-works第2回公演『THE Negotiation』
作・演出◇村角太洋(THE ROB CARLTON)
出演◇丹下真寿美 山崎和佳奈 三上市朗 森下亮(クロムモリブデン)
ボブ・マーサム(THE ROB CARLTON)
3/8(金)~10(日)◎HEP HALL(大阪)
3/13(水)~17(日)◎シアターグリーンBOX in BOX THEATER
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