STAGE GATE VR シアターが始動。 vol.1として『Defiled-ディファイルド-』を上演!
シーエイティプロデュースでは、ニューノーマルを具現化する観劇スタイルとして「STAGE GATE VR シアター」を始動する。
VR を配信プラットフォームで届けるとともに、ソーシャルディスタンス対策を施した劇場での観劇も可能で、観客の望むスタイルで「演劇」を体感できる。その第一回として『Defiled-ディファイルド-』を上演する。
《VR(バーチャルリアリティ)とは》
技術の進化に伴い、映像は「見る」から「体験する」という新しい段階になった。今回の配信映像は、最新テクノロジーの VR 技術を活用し、舞台上 180 度を複数のアングルから、観客が観たいアングルを自由に選択して楽しむことができる。その場にいながら、普段立ち入ることのできない舞台上やステージ最前列といったエリアへの瞬間移動を実現し、現実を超える未来型演劇体験ができる。
劇場で撮影された VR 映像は、専用の VR 配信プラットフォームで見ることができる。ヘッドマウントディスプレイのほか、スマートフォン用の VR グラスを使用することにより、3D 映像でより立体的に臨場感のある演劇を楽しむことができる。ヘッドマウントディスプレイや VR グラスを持っていない観客も、スマートフォンやタブレットで、タッチ操作により、ワンクリックで観たい方向に自由に切り替えて楽しめる。
《STAGE GATE VR シアター vol.1》
STAGE GATE VR シアターの vol.1は、『Defiled-ディファイルド-』(リーディングスタイル)。
テクノロジーが進化し、オンラインで会話ができる時代。本作品は 9.11 の起こった 2001年の10月に日本初演、グローバル化が進む社会に警鐘を鳴らし、便利になったが何かを失ってしまった 2020年の今日に、改めて真に大切なものは何か?を問う作品。出演者は2名1組、全15組が毎日日替わりで上演。15 組の全く違う『Defiled』が楽しめる。
【あらすじ】
ハリー・メンデルソン、図書館員。自分の勤める図書館の目録カードが破棄され、コンピュータの検索システムに変わることに反対し、建物を爆破すると立てこもる。目まぐるしく変化する時代の波に乗れない男たちが、かたくなに守り続けていたもの。神聖なもの。 それさえも取り上げられてしまったら・・・。
交渉にやってきたベテラン刑事、ブライアン・ディッキー。緊迫した空気の中、巧みな会話で心を開かせようとする交渉人。拒絶する男。次第に明らかになる男の深層心理。危険な状況下、二人の間に芽生える奇妙な関係。
果たして、刑事は説得に成功するのかー。
STAGE GATE VR シアターは、ストレートプレイ、ミュージカル等、年間4作品、1作品あたり約30 公演を上演予定。
vol.2 は、2020 年 9月の上演を予定。
【公演情報】
STAGE GATE VR シアター vol.1
『Defiled-ディファイルド-』(リーディングスタイル)
作:LEE KALCHEIM
翻訳:小田島恒志
演出:鈴木勝秀
キャスト:(50 音順)
猪塚健太 伊礼彼方 上口耕平 加藤和樹 岸 祐二 小西遼生 章平 鈴木壮麻 成河 千葉哲也 中村まこと 羽場裕一 東 啓介 前山剛久 松岡 充 三浦宏規 水田航生 宮崎秋人 矢田悠祐
撮影・技術協力:アルファコード
●7/1~8/2(予定)◎東京 DDD 青山クロスシアター(※予定客席数 50 席)
●8/8~10(予定)◎大阪公演
〇配信:2020 年 7 月 5 日(日)~8 月 6 日(木) 予定
※大阪公演の配信は調整中
〈STAGE GATE VR シアター公式 HP〉https://stagegate-vr.jp/
〈シーエイティプロデュースHPStage Gate 〉 https://www.stagegate.jp
《ソーシャルディスタンスを守って、感染リスクを最小限に抑えた上演》
・感染症対策を第一に考え、一部の稽古はオンラインで行っています。また、出演者は距離を2メートルあけて演技します。
・DDD 青山クロスシアターでは、通常座席数の 30%以下に抑えた 50 席のスペシャルな観客席でお客様をお迎えいたします。
・劇場への入場券は「紙」のチケットではなく、全て電子チケットでの入場となります。電子チケットにより、お客様との接触の機会を極力減らします。
シーエイティプロデュースでは、感染症のリスクと共存し、感染症対策に取り組むとともに、新たな演劇形態の構築に尽力していきます。