佐藤隆太による一人芝居『エブリ・ブリリアント・シング』再演のメインビジュアル公開!
佐藤隆太による一人芝居『エブリ・ブリリアント・シング ~ありとあらゆるステキなこと~』が8月に東京芸術劇場ほかで再演される。そのメインビジュアルが公開された。
初演となる『エブリ・ブリリアント・シング~ありとあらゆるステキなこと~』は、東京芸術劇場がりゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館と共同で制作し、2020年の1月に東京芸術劇で開幕、国内ツアーが行われた。上演形態がユニークなイマーシブ・シアター(観客参加型)による高揚感、そして観劇後に味わえる至福感に、東京のみならず各地で熱狂的に受け入れられた。以来、全国各地から再演を望む声が寄せられており、いよいよ2023年夏から秋にかけて、8月の東京芸術劇場シアターイーストを皮切りに全国ツアーを実施することになった。
『エブリ・ブリリアント・シング』が、世界中の人々を虜にしてきたのは、観客との距離が近いトークライブのような、ユニークな上演スタイルが挙げられる。
登場人物は一人のみ。開演前から、とある観客に話しかけたり、番号のついた小さなカードを渡したり。観客が全員着席すると、リストを手にした出演者が自分の子ども時代の話を語り始める。そのリストとは、この世界にある「ありとあらゆるステキなこと」を書き連ねたリスト。観客は、出演するひとりの俳優から渡されたカードにある自分の番号が呼ばれたら、そこに書かれている言葉を読み上げたり、出演者によって促されて参加したりしながら舞台は進行していく観客と出演者のやりとりは、アドリブのようでいて実は戯曲の段階でかなり計算されつくした演出となっており、やがて観客も主人公を演じる俳優と共に、人生で「ステキなもの、ステキなこと」を探る旅が始まる、という舞台となっている。
一人芝居に出演するという俳優としての重責に加えて、360度取り囲む観客を「自分が語る物語」に引き込むという独特の舞台設定。この難役に再度果敢に挑戦するのは、佐藤隆太。初演時がデビュー20周年と重なった佐藤は、誰よりもこの作品の再演を待ち望んでおり、本年度は東京のみならず10都市をツアーすることで、より多くの観客にこの作品を届けられることに意欲を燃やしている。
翻訳・演出にはストレートプレイからミュージカル、小劇場から大劇場までと八面六臂の活躍をしている演出家上田一豪を迎える。
世界中をあたたかい感動で包み込んだ一人芝居が、再び東京芸術劇場に戻ってくる。
「この世界のありとあらゆるステキなもの」「人生はきっと良くなる」
ちょっと切なくて、でも明日を信じて生きていこうと勇気をくれる心あたたまるひと時を届ける舞台だ。
【コメント】
佐藤隆太
僕自身も待ち望んだ 3 年ぶりの再演です! この舞台は観客の皆さんと一緒に物語を紡いで完成する作品です。「観客参加型舞台なの !?」と一瞬たじろいだ方もいらっしゃるかもしれませんが、物語を語るお手伝いをほんの少しお願いするだけです。その日その場に集まった方だけで共有する時間や空間は、きっと特別なものになると思います。そして「明日も元気に生きて行こう」と前向きな気持ちになっていただけるはずです。一緒に「ブリリアントなこと」「ステキなこと」を探す旅に出かけましょう!
【公演情報】
『エブリ・ブリリアント・シング ~ありとあらゆるステキなこと~』
作:ダンカン・マクミラン ジョニー・ドナヒュー
翻訳・演出:上田一豪
出演:佐藤隆太
●8/11~27◎東京芸術劇場 シアターイースト
〈料金〉一般5,500円前半割一般5,000円(8/11(金・祝)~8/16(火)公演限定)65歳以上5,000円25歳以下3,500円高校生以下1,000円円(全席指定・税込)
〈一般発売日〉2023年6月24日(土)
〈お問い合わせ〉東京芸術劇場ボックスオフィス0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
https://www.geigeki.jp
〈東京公演公式サイト〉https://www.geigeki.jp/performance/theater342/
〈ツアー情報〉東京以外、全国10都市で公演予定
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