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『SAMBA NIGHT 2022』いよいよ開幕! 中塚皓平・咲山類・宇月颯・沙月愛奈 インタビュー

熱狂のカーニバルの一夜を舞台に、「運命の宝石」の争奪戦を描くDIAMOND☆DOGS(以下D☆D)のダンス&ソングショー『SAMBA NIGHT 2022』が、5月24日~29日、銀座の博品館劇場で上演される。

『SAMBA NIGHT 』は、2009年、2011年に上演されたD☆Dの作り上げる熱いステージで、約10年ぶりの三演目となる今回の2022年版には、宝塚屈指の名ダンサーと謳われた宇月颯、同じく名ダンサーの誉れ高く、昨年11月に宝塚を退団後の本格的な初舞台となる沙月愛奈をはじめとした豪華ゲストが集結。ダンス&ソングの畳みかける二部構成のステージが展開されていく。

そんな舞台で躍動する中塚皓平、咲山類、宇月颯、沙月愛奈が揃って、作品にかける意気込みと、互いの魅力を語り合ってくれた。

咲山類・宇月颯・沙月愛奈・中塚晧平

得意分野と新たな魅力双方を詰め込んで

──『SAMBA NIGHT 2022』ということで、豪華なゲストメンバーもお揃いですが、まず内容を教えていただけますか?

中塚 全体が二部構成になっていて、一部は2009年2011年に上演した、カーニバルの夜に宝石泥棒たちが「運命の宝石」を盗みに行く、という基本のコンセプトを踏襲しています。ストーリーもあまり変えずに行こうと思っていたのですが、人数的にも異なっているので、作っているうちに「これだと後半の場面につながらないかな?」というところも出てきていて。昨日作った場面などは(※取材は5月中旬)、ちょこちょこ変えていくかもしれない…すみません!

宇月 まだ全然覚えていないから大丈夫です(笑)。

咲山 優しいなぁ(笑)。

中塚 いえ、本当にすみません!「運命の宝石」をめぐって二つの盗賊団が鉢合わせをしてしまい、さてどうなるか?というストーリーなので、それぞれのチームのカラーの違いや、取り巻く環境みたいなものをくっきりさせていって、物語性をより深く作ろうとしているところです。

咲山 二部はキャストそれぞれの魅力を出した、アラカルトのショーケースです。その中でも皆さんの得意な部分を生かしてもらいつつ、これまであまり見たことのない組み合わせ、例えば宇月さんと僕と小寺(利光)さんの場面など、もうあらゆる要素を盛り込んで和洋中揃った……

中塚 和洋中!?中華ある?(笑)

咲山 いや、ないものはないと言いたかった!(笑)。

──大丈夫です、わかります!

咲山 観ていて絶対に飽きない、いろいろなテイストが詰まったものになっています。

中塚 一部が結構ボリュームがあるので、二部は時間的には短めなのですが、その分ギュッと凝縮した各シーンをノンストップでお届けします!

──宇月さんはD☆Dさんの舞台には二度目の参加、沙月さんは今回が初めてということで、いまお稽古場ではいかがですか?

宇月 一日、一日場面や振りを作りながら進んでいて、作られている皆さんにはご苦労が多いと思いますが、稽古場の雰囲気は終始明るくて。自分としては振付がなかなか入ってこないので大変ですが、楽しくやらせていただけているのがありがたいです。色々吸収していきたいと思いながらお稽古しています。

沙月 D☆Dさんの舞台はこれまでも拝見していましたから覚悟はしていたのですが、振り数がとても多くて。

中塚 宝塚も多いでしょう?

沙月 そうなんですが、振りも含めて場面を作る過程がすごく早いんです。宝塚時代よりもスピード感のある振りですし、1日に何曲も振りがついたりするので、ついていくのに必死な部分もありますが、色々なジャンルのダンスを得意とされている方々が揃っていらっしゃるので、稽古場で皆さんを拝見しているだけでも刺激になります。

個性あふれるそれぞれのキャラクター

──そんななかで、ストーリー性の高い第一部で、皆さんがそれぞれ演じるキャラクターについてはどうですか?

中塚 僕は赤の窃盗団「ルビーチーム」のリーダーです。リーダーと言っても、例えば保育園からずっと仲がいい男の子達の間でいつの間にか僕がリーダーになっていた、という感じの、仲間と一緒だよというリーダー像にしていきたくて。良くも悪くもみんなの中で遊んでしまう感じのリーダー像なので、「リーダー」というと皆さんうちのリーダー(東山義久)を想像されるかもしれませんが(笑)、普段の僕の感じのままのリーダーです。

咲山 うん、その感じよく出てるよ。

中塚 ホント?あぁ、よかった。

咲山 僕は人間チームのみんなを見渡している、もっと大きくは世界を創造している神様チームです。と言ってもある時はみんなを天使のように見守っていたり、別の時には悪魔のように突き放したりもする、二面性のある存在ですね。

宇月 私は青の窃盗団「サファイアチーム」のリーダーで、赤チームと対立していくのですが、青チームのメンバーが皆さんとても個性的なので、そもそもなぜこのメンバーを集めたんだろう?と想像しながら、これだけ個性あるメンバーをまとめていくにはドンとしたリーダー像がいいのかなと。みんなとわいわいするというのではなく、この人がいるだけでまとまるぐらいの強さが出せたらと思っています。昨日もメンバーが失敗してしまった時に「リーダーに怒られるのが一番怖い!」という芝居をしてくださって、「えっ?私ってそんなに怖い?」と思ったんですけど(笑)、そういう皆さんのお芝居からもどんどんアイディアをいただきながら、イメージを積み重ねていきたいです。

沙月 皆さんが求める「運命の宝石」ジュエル役なので、憧れられるものだという部分を出していきたいのですが、ふわっとしたイメージだけではなくて、場面によっては光がサッと差し込んだ時に、さらにキラキラとより強い輝きを放つというような、シャープな面も表現できたらと思っています。

中塚 お二人共、宝塚時代のイメージを思い出していただけるところもありながら、新しいものも見せてくださる感じになっているので、是非楽しみにしていただきたいです。

久々に小寺さんとリフトをしているのが「エモいな」と

──二部は皆さんのお得意なものや、意外なものも入ったショーケースということですが、特におすすめのシーンなどは?

中塚 僕が特におすすめしたいのは宇月さんと沙月さんがタンゴを踊るシーンですね。そこに僕と小寺さんがサポート役で出ていて、お二人が絡んだところで、僕と小寺さんで沙月さんをリフトしたりもするんです。なので、後ろから素敵なお二人を見ている幸せと、久しぶりに小寺さんと組んでリフトをしている時に、「エモいな」という気分になります。

咲山 さっきも少し言った宇月さんと小寺さんと僕のシーンが、いまどんどんブラッシュアップされているのですが、宇月さんの声の質がめちゃくちゃカッコいいんですよ。女性の美しさもありつつ、元男役の方の力強さもあって、前回ご一緒したときは、歌は聞いたことがなかったので、あ、こういう響き方をするんだ、すごく良いなと思っていますので、是非注目していただきたいです。

宇月 私はやっぱりオープニングやラストで、博品館さんの濃密な空間のなか全員で踊るシーンがとても好きです。しかも、そのナンバーの途中にD☆Dの方々だけで踊られるパートがあるんですが、そこに敢えて小寺さんがスッと通っていく。黙って見守りながら今のD☆Dメンバーの横に小寺さんがいる瞬間が、長年のファンの方々にはグッとくるだろうなと、私まで勝手にファンの方目線で見させていただいたりしています。そういったちょっとした細かいところにも工夫があるので、お客様がご覧になったら、きっとそれぞれに思い入れのある場面があると思うので、見どころ満載です。

沙月 私は中塚さんと同じモダンダンスのジャンルの出身なので、それを生かした場面を作ってくださっているのですが、これまではリフトも女性同士でしかしたことがなかったので、こんなあげ方もあるんだな、と勉強になります。上にあげていただいても、今までより更に高い世界が見えるので発見がたくさんあって楽しいです。見ている側としてはラストに男性の方々だけで踊られるシーンが、男性ならではの迫力があり、好きな場面です。

──宝塚で名ダンサーと言えば、真っ先に名前が出るお二人でしたが。やはり男性と踊られることで、新しい発見はありますか?

宇月 ありがたいことに、宝塚時代はそう言っていただけることもありましたが、やっぱり宝塚の男役のダンスって「男役ダンス」というある意味でひとつのジャンルなんですね。退団して三年経ちますが、やっぱり全然違うんだなと感じていて。もちろんジャズダンスやモダンダンスなど、基礎となるダンスはたくさんレッスンしてきましたが、男役として踊っていたことと、いま色々な場で踊らせていただくこととは、こんなにも違うんだと毎回思います。今回は特に衣装もスーツで、男性の方々の中に混じって踊らせていただく場面が多いだけに、男性の強さはもちろんですが、しなやかさも感じるんです。男役ってカチッと固めてこそ、というところがありますから、「皆さんの方が柔らかじゃない」と思いますし、そこに雰囲気や色が出るので、毎回発見の連続です。男性と女性の違いだけではなくて、皆さんがそれぞれお得意のジャンルが違っているので、そこにもたくさんの発見がありますね。

沙月 今までは揃っていることがまず一番と言いますか「個性を出して」と言われることも多かった中でも、まず全員が揃っているかどうかに意識がいっていたと思うんです。でもD☆Dさんの現場では本当に皆さんそれぞれ個性的で。私は宝塚で娘役でしたから、まず娘役らしく、男役に添ってより美しく見えるようにという気持ちがあったので、それを生かせるシーンももちろんあると思うのですが、本来の自分自身をどこまで出して、皆さんの色に負けずに踊れるかも挑戦ですし楽しみにしています。

「ザ・男役」がここまでくるか!というほどカッコいい

──宝塚OGの方々との共演も多いD☆Dさんですが今回ゲストとして入られた宇月さん沙月さんの魅力をどう感じますか?

中塚 宇月さんとご一緒させていただくのは2回目なのですが、前回はジャンヌ・ダルクに扮してもらって、衣装もスカートで、女性というか母性も感じさせる場面をお願いしていました。でも今回は「男装の麗人としてカッコよくいてください!」とお願いしていて、もう改めて本当にカッコいいな!と。振りを間違えた時でもかっこいいんです!(爆笑)。しぐさの一つひとつ、僕らがまだ勉強中の決めポーズもすごいんですよ!後ろに下がるのも鏡越しにグッと決めてから下がりますし!

宇月 (笑)いま感覚を掘り起こしているんですけど、まだちょっとどこまで出していいかを探っているところもあって。

咲山 まだ探っている!?いや、本当にカッコいい!

中塚 前回のお姉さんもちょいちょいカッコいいな~とは思っていたんですけど、今回「ザ・男役」という線をお願いしたら、もうここまでくるか!というカッコよさなので、それは僕も楽しみですし、勉強させてもらっているところです。沙月さんとは舞台上での共演は初めてなのですが、この間「セリフでよりも踊りの方が表現しやすい」とおっしゃっていて、それはまさに僕も一緒ですし、組んで踊っていると「あ、こう行きたいんだろうな」と通じ合うポイントがどんどん増えてきているのが楽しいです。特にカンが鋭いので、リフトした時にも1、2回やったら「あ、行けるね」「はい、大丈夫です」となれるし、そうなるとあげている側も、もっと高く、もっと綺麗にと思えるのがすごく嬉しいです。

咲山 宇月さんはやっぱりあれだけの大舞台でやられていた方なので、作品に対する捉え方が素晴らしいなと思っています。先ほどご自分の立ち位置についてまだ探っているとおっしゃっていましたけれども、もう表情からして既に女性リーダーなんですよ。それって舞台上で1番大事なことだと思いますし、男どもを引き連れているのが本当にカッコいいです。沙月さんは元宝塚ということをどこかで忘れさせるぐらいに、自分を出していらして。さっき個性を出していきたいとおっしゃっていたけれども、既にご自分のダンスをすごく表現されているので、とても魅力的で素敵だなと思います。

メンバー全員のどこかにリーダーの要素がある

──お二人から見たD☆Dの魅力はどうですか?

宇月 先ほどあゆみさん(沙月の愛称)もおっしゃっていましたが、お一人おひとりの個性が全然違うのが本当に面白いなと思っていて。ダンスのジャンルという意味での個性もそうですし、お人柄も皆さん個性的ななかで、目指されているものは一緒なんです。宝塚が70人~80人ひと組にいても、芯にあるものはひとつだったところと同じだなと。しかもD☆Dさんの場合は、一見てんでにやっているようでいて、バラバラだなではなくて、とても面白いなと思わせられるところが素晴らしくて、これこそ長年培ってこられものなんだと思います。特に、前回ご一緒させていただいた時には、稽古場から舞台に行かれると更にどんどん魅力が進化して、そこに自分も乗せていただけたのがありがたかったですね。シンガーの類さんも踊られますし、皓平さんは本来モダンやコンテンポラリー系の方ですが、ヒップホップも踊られたり、逆にヒップホップ系の(和田)泰右さんやHomerさんもジャズ系も踊られる。皆さん本当に幅が広くて、私はヒップホップ系は全然やってきていなくて、正直苦手なジャンルなのですが、皆さんは違うジャンルにも挑戦されていて、気持ちの面で乗せていただき、引っ張ってもらっているのでありがたいです。

沙月 私は最初にも言いましたが、舞台は拝見していたのですが、その時、皆さんきっととても仲がいいんだろうなという印象を受けていたんです。そこから今回初めてご一緒させていただいて、お稽古場に来てみて本当にその通りで、皆さんすごく仲が良く、それが私たち周りのメンバーにも伝わって和気藹々としながらお稽古ができています。振り付けもそれぞれの方が担当されているのですが、お互いが信頼して任せあっているのが素敵ですね。

宇月 あとは、今回リーダーの東山さんがいらっしゃらないんですけれど、皆さんどこかにリーダーの要素を持ってらっしゃるんですよ。

中塚 えっ!?それはヤバい!(笑)

宇月 いえ(笑)前回私は東山さんともご一緒させていただいて、そして今回はいらっしゃらないところに入ったから、皆さんそれぞれがどこかしらにリーダーの要素を持たれているなぁと感じられて!

咲山 本当に?

宇月 あるんですよ!ダンスだけではなくて、普段の様子などのなかにも、「あ、これはリーダーの要素だな」というところが皆さんにある。

中塚 全員を合わせるとリーダーになるのかな?それは困ったな!(笑)

咲山 自分ではちょっとわからないよね。

──D☆Dイズムということですよね?

宇月 そうです、そうです!それが素敵だと思います。

──それは拝見していても感じますし、そこに今回宇月さん、沙月さんをはじめ、豪華なゲストの方々との化学反応がどんな舞台になるのか大変楽しみですが、では改めて『SAMBA NIGHT2022』を楽しみにされている方たちにメッセージをお願いします。

沙月 宝塚を卒業して、初めてのダンスの多い公演ということで沢山の方から期待していただいていますし、宝塚時代から「としちゃん(宇月の愛称)と踊って欲しい」というお手紙をいただいてもいたので。

宇月 本当ですか!?

沙月 そうなの。その期待にお応えできるように、まず自分自身が自信を持ってお届けできるように、本番までお稽古を重ねて頑張っていきますので、是非楽しみにしていてください!

宇月 今回が三演目の『SAMBA NIGHT』ということで、長年のファンの方々もとても楽しみにされていると思いますし、小寺さんからも「こういう話だった」とこれまでの歴史をお伺いしてもいるので、新しいメンバーとして私たちが入ることで、さらに進化した『SAMBA NIGHT』になればいいなと思っています。そうできるように頑張っていきますので、是非観にいらしてください!

咲山 D☆Dとしてもリーダーが不在で、6人でゲストの方々をお迎えするのは初めての形になるので、これもいいなと言いますか、ひとつのスタンダードだと思っていただけるように、というくらいの意気込みでやっています。舞台を見て自分が何に感動するのか?というと、すごいスキルだなというポイント以上に、必死になって汗をかいて、熱量があがっていく舞台に感動するんです。今回の『SAMBA NIGHT2022』にはそういう場面がたくさんあるので、僕は僕なりにボーカルとして、皆さんに熱を伝えられるように頑張りますし、また全員が真摯に作品に向き合ってくれているのが本当に嬉しい。是非楽しみにしていただきたいです。

中塚 僕がまだまだ知らない舞台ももちろんたくさんあるだろうと思うのですが、肉体表現、ダンスを主体とした公演ってどのくらいあるんだろうと考えた時に、僕たちはこういう機会をもらえている。しかもある意味自由気ままに作っていいし、舞台上でもやりたいことをやっていい、それが許されていることがありがたいなと思います。ゲストの皆さんのお力をお借りしながら、僕らD☆D一人ひとりが限界を突破して、楽しい舞台にしていきたいと思いますので、皆さん楽しみにしていてください!

■PROFILE■

 

なかつかこうへい○千葉県出身。3歳からモダンバレエを始め、数々のダンスコンクール受賞歴をもつ。2007年DIAMOND☆DOGSに加入。長身を活かしたドラマティックなダンスに定評がある。D☆D外での活動も多岐に亘り、2020年はストレートプレイ作品『グッバイ・エイリアン』で主演。近年は宝塚歌劇団の振付も手掛け、振付家としても活躍中。主な出演作に舞台『White Valentine Show』、『夜想曲 —ノクターン―』、『ODYSSEY 2021』、『春風外伝』、『This is 大奥』など。

さきやまるい〇和歌山県出身。国立音楽大学音楽学部声楽科卒業。2007年よりDIAMOND☆DOGSのVOCALISTとして加入。近年は歌のみならず芝居にも多数出演、『Sylphy』や『Life pathfinder』等での主演を経て、2017年『Musical 素敵な世界』にて本多劇場主演。。DIAMOND☆DOGSでは作詞も担当し、その圧倒的な歌唱力でグループ全体を牽引している。近年の主な出演作に【舞台】『White Valentine Show』、『天神夢双』『グッバイ・エイリアン』『GODSPELL』『スペリング・ビー』『アワード』『Dramatic Musical Collection 』『Flamenco マクベス』『WILDe BEAUTY ~オスカー・ワイルド、或いは幸せの王子~』等。

うづきはやて○埼玉県出身。2004年宝塚歌劇団入団。キレのあるダンスで頭角を現し、2009年『エリザベート』新人公演でルキーニ役に抜擢、翌年の『ジプシー男爵』新人公演で主演を務める。演技・歌・ダンスの三拍子揃った実力派男役として活躍。2018年5月に退団。退団後の主な出演作に、ACT×DANCE『Double Flat』、ミュージカル『笑う男』、『Live Airline』、『rumor~オルレアンの噂~』、舞台『Run For Your Wife』、『ル・シッド』など。

さつきあいな○神奈川県出身。2003年宝塚歌劇団入団、雪組に配属。全国舞踊コンクールで多くの受賞歴を持つ。確かなダンス力を持った娘役として数々のショーシーンや男役に混じった選抜メンバーでのダンス場面を牽引するなど、多くの魅力的な舞台づくりに貢献した。2021年11月『CITY HUNTER』/『Fire Fever!』東京公演をもって惜しまれつつ退団。本作品が退団後の本格的な初舞台となる。

【公演情報】
『SAMBA NIGHT 2022』
構成・演出・振付:D☆D
音楽:TAKA
出演:宇月颯 沙月愛奈
米原幸佑 木戸邑弥 小寺利光
常川藍里 穴沢裕介
DIAMOND☆DOGS
[中塚皓平 和田泰右 咲山類 廣瀬真平 新開理雄 Homer]
●5/24~29◎)博品館劇場
〈料金〉8,500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉博品館1F TICKET PARK 03-3571-1003
〈公式サイト〉https://www.hakuhinkan.co.jp/theater/

 

【取材・文/橘涼香 撮影/岩田えり】

 

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