立川志らくの脚本『落語家の弟子、前座。〜女編〜』を劇団「謎のキューピー」が上演!
立川志らくは、知る人ぞ知る“演劇〜”の強者で、自身が主宰、脚本、演出、出演する劇団『下町ダニーローズ』では向田邦子原作の『あ・うん』や、主に落語のネタを題材にした「演劇らくご」と称するシリーズなど十数本を新宿紀伊國屋ホールや池袋シアターグリーンなどで上演している。その志らくが脚本を担当する今作『落語家の弟子、前座。〜女編〜』を、劇団「謎のキューピー」が上演する。内容は「前座・二つ目・真打ち。階級社会である落語界。中でも前座は虫ケラ同様の身分と言われている。酒も煙草も女も禁止。自分の時間もない。前座から這い上がり二つ目になる事が彼らの最初の夢。そんな前座の姿を立川志らくが本に書き上げ、それを目の当たりにしてきた酒井莉加(志らく夫人)が描く」という。この劇団の中心を担う酒井莉加は立川志らくのお内儀さんで、劇団『下町ダニーローズ』では俳優として活躍、今作では演出を担当する。夫唱婦随? 落語の世界を知り尽くした二人のリアルな世界が、スタジオ中野あくとれというアクティブな劇場で、“演劇”という形にどのように昇華していくのか興味津々! 今回の公演の出演者で謎のキューピー所属のタコ太郎のコメントも併せてお読みいただき、いざ劇場へ〜。
【タコ太郎(立川うおるたー)(出演者/謎のキューピー)コメント】
昨今落語ブーム。東京中で毎日落語会が開催されている。さらに落語家を題材にしたドラマ、映画も多数輩出された。しかしながら、まさかの落語家が脚本を描き落語家のお内儀さんが演出を務め、現役落語家が2人。休業中落語家が1人出演する舞台というのは本作品が初ではなかろうか。『落語家の弟子、前座。〜女編〜』身分社会である落語界においての最底辺の立場である前座の成長物語を、落語家であり、TBSの朝の顔である我が師匠立川志らくが脚本を演出を務めるのは立川志らくのお内儀さんであり、劇団謎のキューピー主宰の酒井莉加。そして志らくの直弟子、らく兵、立川らくまんが出演。落語家は休業し、謎のキューピー劇団員として活動している私タコ太郎も出演させて頂きます。まさしく落語詰め合わせ演劇となっております。女編と言う事で落語家になる弟子と女性が絡まるとどう言う事になるか、、、落語ファンはもちろん、落語に興味の無い人達にも楽しめる作りになっております。東京オリンピックという大きなイベントの前に、落語界という小さな世界ではなにが起きているのか、是非とも劇場にご覧来て下さい。お待ちしております。
【公演情報】
劇団謎のキューピー
『落語家の弟子、前座。〜女編〜』
作◇立川志らく
演出◇酒井莉加
出演◇宮地大介(タイタン)佐々木光弘(空飛ぶ猫☆魂)奥村香里(熱帯)コロンボデンゾー(謎のキューピー)タコ太郎(謎のキューピー)他
2/19(水)〜23(日)◎スタジオ中野あくとれ
料金:前売3300円/当日3500円〈リピーター割引〉1500円
お問い合わせ:nazoqyu@gmail.com