壮大なスケールの“物語サーカスエンターテインメント” おぼんろ『ビョードロ~月色の森で抱きよせて~』まもなく開幕!
物語×サーカス×ダンスを融合、アクロバットやムーブメントがふんだんに盛り込まれ、豪華キャストで贈る劇団おぼんろ第17回本公演『ビョードロ~月色の森で抱きよせて~』が、2月14日~17日、新宿FACEで開催される。
本作は2013年に上演された作品の再演。当時、クチコミサイト「CoRich舞台芸術」の「観たい!」「観てきた!」で数週間連続で1位を獲得した。日暮里d-倉庫で史上初の開場待ちの列ができ、追加公演を含む全26ステージで2,097人を動員。今回の再演は新しくサーカスの要素として、アクロバットやコンテンポラリーダンス、軟体技のコントーションなども取り入れ、初の「サーカス×物語エンターテインメント」に挑戦する。
全日本アクロ体操競技選手権で3度も優勝を重ねた武子展久、世界バトントワーリング選手権2年連続の団体金メダリストの渡辺翔史、上海国際映画祭など国際的に活躍するコントーションのスペシャリスト茉莉花、ももいろクローバーZやサムライロックオーケストラなどで活躍するダンサーRina.など、豪華キャストなど個性豊かなムーブメントアクターが集結! 大きく規模を拡大し、新しい物語サーカスエンターテインメントを届ける。
【おぼんろとは】
2006年、早稲田大学在学中の末原拓馬を中心に結成。大人のための寓話を紡ぎ出すことを特徴とし、その物語性の高さと末原の路上での一人芝居によって培われた独特な舞台演出技法によって注目を集め、現在は4000人近くの動員力を持つ劇団に成長。おぼんろの特徴は劇場空間を全く違う空間にしてしまうことであり、時としてそれは実際に劇場ではない場所で演じられたりする。廃工場や屋形船、オリジナルの特設テントなど様々だ。客席と舞台を分けない独自のスタイルにより、どんな場所でもまるで絵本の中に潜り込んだような極上のエンターテインメントを紡ぎ出す。客席と舞台を分けない独自の上演スタイルをとり、語り部(キャスト)たちは時に観客の真横に腰掛け、時に真上から見下ろし、前後左右、上下を迫力満点に動き回る。語り部の息遣いが聞こえ、温度さえも伝わる迫力に参加者は胸を高鳴らせ、360度を取り囲むようにして立体的につむがれる物語の中で参加者たちは日常を忘れて物語の世界に浸る。
【あらすじ】
愛されたい。でも、近寄ってほしくない
ビョードロと言うのは、鬱蒼とした森の奥底に住まう民の名前。彼らは、「病原菌」を作り出す技術を持っていて、何百年もの間、忌み嫌われてきた存在である。しかし、作られた病原菌は細菌兵器として戦争や政治に利用されることが常であった。
あるとき作られた一体の病原菌はジョウキゲンと名付けられた。彼は彼なりに無邪気に意気込み、自分を造り出したビョードロを喜ばせるため、より凶悪な病原菌になろうとし続ける。手を触れればどんな者でも苦痛を伴わせて殺してしまうジョウキゲンは、次第に、自分がある願いを抱いていることに気付く。それは、絶対に絶対に叶えられてはならない願いなのだった。

末原拓馬(主宰)

さひがしジュンペイ(劇団員)/わかばやしめぐみ(劇団員)

鎌苅健太(俳優)/黒沢ともよ(俳優)

Rina.(ダンサー/フラッグパフォーマー) /武子展久(アクロ体操、エアリアルストラップ)

渡辺翔史(バトントワーリング)/茉莉花(コントーション)

miotchery(振付家・ダンサー)/田中翔(アクロバット・ダンス)

松本聖也(クラシックバレエ、コンテンポラリー)/齋藤のどか(コンテンポラリー、モダン、バレエ、ジャズ)

権田菜々子(創作、コンテンポラリー、チア、ジャズ、アクロバット)
【コメント】
鎌苅健太
『ビョードロ~月色の森で抱きよせて~』の前回公演を映像で観た時…“観た”という表現が合っているのかどうか正解がわからないのですが…。
まず思ったことは、〝ここにいたかった〟でした。心が震えました。あの場所で、僕もこの世界の住人でいたかったなと。
そんな作品に出演する事になり、本当に嬉しく思います。
僕自身、どんな景色が見られるのか、どんなものを感じられるのか、どんな事を皆様と共有するのかしないのか。とてもワクワクしています。
忘れられない大切な時間にしたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。
黒沢ともよ
わたしはおぼんろの公演を実際に体感したことがなかったので、映像で初演を拝見したとき、“物語る”のにはこんなやり方もあるのだとびっくりしました。
台本を読んで思ったことは「末原さんの言葉だなぁ」ということでした。自分にはない言語感覚がとてもキラキラと散りばめられていて、きゅんとしました。この“きゅん”とくる感覚をちゃんとお客様にも感じていただけるよう大切に届けたいです。
いつもの演劇空間とは一味違う肌感覚の公演スタイルを体験できる幸せを噛み締めて、再演だからこその『ビョードロ』の一部になれるよう努めたいと思います。