LE VELVETS 佐賀龍彦も出演! 三人の国宝と“Ave Maria”で「祈り」をささげる！

2020/12/17 観劇予報三人の国宝『～祈り～』 , 佐賀龍彦

国立能楽堂にて12月20日に開催する「除災招福　疫病沈静　災害復興　国土平安平穏祈念三人の国宝『～祈り～』」に、男声ヴォーカルグループ、LE VELVETS の佐賀龍彦が出演する。

古典伝統芸能界の名実ともに最高峰の重要無形文化財認定（人間国宝）である、能楽シテ方観世流・梅若実玄祥、横笛奏者・藤舎名生、能楽小鼓方大倉流十六世宗家・大倉源次郎が初共演を果たすことでも話題の本公演。西尾智子をプロデューサーに迎え、梅若実玄祥とかねてより親交のある佐賀龍彦が歌う「AveMaria」にのせて、三人の国宝が創作舞「祈り」を披露する。

11月に行った合同取材会で、梅若実玄祥が語った「〈祈り〉はどこの国でどうこうというものではないし、そういう気持ちがあればこそ成立するものだと思う」という言葉通り、古来よりいつも人類に寄り添いいやさか共存してきた「芸能」の力で、難事を克服するための「祈り」を奉げ、国の一層の弥栄を祈念する。

【コメント】
佐賀龍彦
LE VELVETS のメンバーとして活動を続けて 13 年になります。これまで世界の音楽をジャンルレスに表現してきましたが、日本の文化や芸術については特に知りたい、感じたいと思ってきました。そんな中でも能楽の世界は、幽玄とも言われるように普段は意識しない自然や人の想いの深さや美しさを表現したり、時間を引き延ばして感情や出来事をより色濃く発信していたり、日本の歴史そのものを感じさせられたりして興味を持っています。今回そうした日本文化に携わる、最高峰の表現者でいらっしゃるお三方との共演は光栄の至りです。真摯な祈りの気持ちを持って舞台を務めさせていただきます。

【公演情報】
「除災招福疫病沈静災害復興国土平安平穏　祈念　三人の国宝『～祈り～』」
●12月20日（日）開場 17:00 / 開演 18:00 / 終演 20:00（予定）◎国立能楽堂
出演：梅若実玄祥　藤舎名生　大倉源次郎　佐賀龍彦（LE VELVETS）
上演演目（予定）：
一、一管『竹林の詩』
藤舎名生（横笛独奏）
一、一管『鞍馬』
藤舎名生（横笛独奏）
一、一調一管『葛城』
謡・梅若実玄祥 / 小鼓・大倉源次郎 / 能管・竹市学
一、創作舞『祈り』三人の人間国宝 ♪Ave Maria
横笛・藤舎名生 / 小鼓・大倉源次郎 / 能舞・梅若実玄祥 / 歌・佐賀龍彦
※記載は上演順ではありません。
※上演演目は事前の予告なく変更になる場合があります。
〈料金〉10,000 円（全席指定・税込・未就学児童入場不可）
※購入制限枚数：２枚
〈お問い合わせ〉サンライズプロモーション東京 0570-00-3337（平日 12:00～15:00）
〈公式サイト〉https://sunrisetokyo.com/detail/12134/