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えんぶ新春特別企画 “旬”の演劇人に聞きました!「今年は★◎☀♫だ!」vol.1

内外の情勢混沌の中に迎えた2019年の年明け。そして平成のラストイヤー! こんな時だからこそ聞いてみたい。“今年”。その一言から、変化する“演劇”の様相をたのしむ!
えんぶ2月号の新春特別企画を5回に分けて掲載いたします。Vol.1

伊礼彼方・早乙女太一

伊礼彼方・早乙女太一

早乙女太一(俳優)

「今年は舞台だ! 」

舞台が多い年になると思います。2018年は『髑髏城の七人Season月』〈上弦の月〉が2月までありましたけど、そのあとは映像ばかりでしたから。この『SHIRANAMI』のあとも決まっているので、2019年は久しぶりに舞台の年になります。

伊礼彼方(俳優)

「今年は『レ・ミゼラブル』だ! 」

ジャベールをさせていただくのですが、僕が今後もミュージカルの世界で生きるための土台を、しっかり固める役だと思います。これまでも沢山の先輩方が演じてこられた大きな役ですが、自分のテイストを入れつつ、今までにないジャベールになればいいなと。『レ・ミゼラブル』の世界観は壊さずに、チャレンジする気持ちで取り組みたいです。

〈出演情報〉
音楽活劇『SHIRANAMI』
1/11~29◎新国立劇場 中劇場
http://www.shiranami.net/

 

 

 

 

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ノゾエ征爾(俳優・劇作家・演出家)

「今年は子連れだ! 」

昨年暮れに子が産まれてくれたもんで、今年はもっぱら子連れ活動でございます。子連れでどこまで活動できるものなのか、ともかく様々なところに足を伸ばしてみたく思います。時には現場にだって連れてっちゃいましょう。そしてあいつうざいなと思われちゃいましょう。数年後にはとなりのトトロのお父さんみたく、子守しながら執筆なんてことにもなるのでしょう。なんて、今はそんなこと考えてる余裕もないほどに、泣きとオムツ替えに手一杯なのであります。初体験まみれの1年になりそうだ。

〈公演情報〉
はえぎわ(20周年)本公演
『桜のその薗~ミワクの鳥が踊る町の山の川の果ての鈴鳴る滝で一人龍を征す~』
1/31~2/6◎ザ・スズナリ
http://haegiwa.net/

 

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坂東新悟・中村種之助・中村隼人・中村橋之助

中村橋之助 中村隼人
中村種之助 坂東新悟

坂東新悟(俳優)
「今年は古典芸能だ!」

2020 年に東京オリンピックを控え、外国からの観光客の方も増えています。そんな中で日本人として自国文化の素晴らしさをきちんと紹介できてこそグローバルな在り方、おもてなしができるのではないでしょうか。そこで! そのための準備期間という意味をこめて、2019年は歌舞伎はもちろんのこと、様々な古典芸能を体験してみるというのはいかがでしょうか。日本の古典芸能は歴史的にもクオリティの面でも世界に誇ることのできるエンターテイメントです。知ってるつもりで意外と知らない古典芸能の魅力に是非触れてみてください。

中村種之助(俳優)
「今年は新たなはじまりだ!」

新しい年号のはじまりの2019年。一から自分を見つめ直し、新たな一歩を踏み出そうと思います。

中村隼人(俳優)
「今年は挑戦の年だ!」

大好きな岡本綺堂の作品に挑戦します。僕は『番町皿屋敷』がとても好きで青山播磨を演じてみたいとずっと思ってましたので、新春から夢が叶って本当にありがたいです。再び京都南座で『NARUTO-ナルト』うちはサスケ役に挑みます。歌舞伎発祥の地で新作歌舞伎ができるのはとても嬉しいです。出演者、スタッフ皆様の力を借り、W主演として(坂東)巳之助兄さんと『NARUTO』を京都に持っていけるよう力を合わせて作り上げます。新しい事にもっともっと挑戦していきたいです。2019年は平成最後の年、2020年はオリンピックと、この先いろいろなイベントがありますので、少しでもそれに携わっていけたらなと思います。

中村橋之助(俳優)
「今年は亥年だ!」

僕は1995年生まれ! 亥年なんです! 12年ぶりの年男! 全力で進んで行きたいと思います!

〈出演情報〉
『新春浅草歌舞伎』
1/2~26◎浅草公会堂
http://www.asakusakabuki.com/

 

 

 

 

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本多力(俳優/ヨーロッパ企画)

「今年は咀嚼だ! 」

今年、40歳になるので、今まで以上に健康に気をつけなければと思っています。ここ何年か食べ物を飲み物のように扱っていたふしがあるので、まずはよく噛む、咀嚼するところからやり直したいと思っています。食べ物以外も、上っ面だけをさらうのではなく、出来る限り時間をかけて咀嚼して一つ一つの事に向き合っていきたいです。ネットニュースの見出しを見ただけでそのニュースを知った気になるなんてもってのほかだし、台詞も覚えるだけでなく、その台詞の背景を読み解こうと思いますし、人との会話も一言一言咀嚼してラリーを楽しもうと思います。そんな風なことを思ったらそれには集中力も必要やなと思いまして、やっぱり「今年は咀嚼と集中力だ!」にしようと思います。

〈出演情報〉
日本テレビ 水曜ドラマ
『家売るオンナの逆襲』
1/9よりO.A.
https://www.ntv.co.jp/ieuru_gyakushu/

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森下亮(俳優)

「今年は役年だ! 」

今年は42歳。厄年です。よく役者は役が落ちるから厄祓いしない方がいいという話があります。じゃあしないでおくか。いや厄祓いはちゃんとした方がいいとも言われました。どっちなんだ! こだわらなければいいじゃないか。いやどっちをこだわらない? 役を立てれば厄が立たず、厄を立てれば役が立たず…。結果、いつも以上に体のことを考える年になりそうです。365日健康でいて色んな役でお目に掛かりたいです。

〈出演情報〉
劇団アカズノマ
『夜曲』
1/24~27◎ABCホール(大阪)
1/31~2/3◎新宿村LIVE(東京)
http://akazunoma.me/

 

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池谷のぶえ(俳優)

「今年はどこに行くんだ! 」

昨年は、自発的にもお仕事的にも、いろいろな土地を飛び回った一年でした。どうしてできたのだろう…といまだに振り返るような出版イベントも自主的に開催しましたし、珍しくアクティヴな年だったと思います。
今年はびっくりするくらい、遠出の予定も、アクティヴのスメルもありませんが、それが逆にワクワクします。私、今年はいったいどこに行くことになるのでしょう。はたまた、どのくらいどこにも行かないのでしょう。
どれだけそんな妄想をしても、歳を取ると一年なんてあっという間ですから、来年なんてあと3ヶ月後くらいです(当社比)。ただただ木の葉のように、運命に身を任せているうちにまたお正月ですね。

〈出演情報〉
こまつ座
『どうぶつ会議』
1/24~2/3◎新国立劇場小劇場THE PIT
http://www.komatsuza.co.jp/

 

 

 

 

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白井晃(演出家・俳優・KAAT神奈川芸術劇場芸術監督)

「今年はKAATだ! 」

KAATは今年で、開館から9年目になり、私がこの劇場に関わってからも6年目になります。公共劇場が全国に生まれ、劇場が都市の中で果たす役割が大きくなってきただけに、首都圏にある公共劇場としてひとつの覚悟を持って今年は挑みます。それは、常に演劇の可能性を探る前線に立ち続けるという覚悟。神奈川の横浜にあるKAATは、東京と微妙な距離感を保っています。それだけに、東京ではなかなかできないような演目への挑戦や、上演形態にも工夫を凝らしていきます。今年は、古典、近代戯曲の読み直しや、また若い演劇人の創作を連発し、対比するようにベテラン演出家の新作発表、新作ミュージカルの創作にもチャレンジします。また、KAATは今年もまた、ダンス公演の充実もめざし、現代美術の展示も含め、劇場が私たちにとって無くてはならない存在になるよう、インパクトのあるプログラムを発信をしていきます。今年もまた、KAATから目が離せません!

〈公演情報〉
『出口なし』
1/25~2/3◎KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ
http://www.kaat.jp/d/huisclos2019

 

 

 

 

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入江雅人(俳優・劇作家・演出家)

 

「今年はPCを使いこなすだ!」

MACを使うようになって十年経ちましたが、使いこなせてないのは、知ってます。その存在さえ知らない機能が、PCの奥に沢山眠ってる事も、わかってます。去年から、何もかも一人でやる「パンクスタイル」という一人芝居シリーズを始めました。照明も音響も自分でやります。MACを使いこなせれば、もっと色んなことに挑戦出来ると思うんです。チラシも自分で作ったりしますが…つたないです。本当は、もっと格好良く作れるはずです。知識が、あれば! この年にしては、健闘してる方だと思いますが、今年は、もう少し進化したいです。

〈出演情報〉
『帰郷』
1/25~2/3◎俳優座劇場(東京)
2/8~10◎イズムホール(福岡)
https://www.kikyou2019.com/

 

 

 

 

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留依蒔世(俳優)

「今年も男役・留依蒔世を確立させたい年だ! 」

2018年に頂いた役がとても個性豊かでしたので、2019年は更に幅広い挑戦をして、男役・留依蒔世を確立させたいです。2019年は宝塚に入って9年目で、男役の節目と言われる「男役10年」にあと1年というところですから、この1年間を大切に、留依蒔世の男役像を作りあげていきたいと思っています。

〈出演情報〉
宝塚専科公演
バウ・コメディ『パパ・アイ・ラブ・ユー』
1/13~2/11◎宝塚バウホール
https://kageki.hankyu.co.jp/revue/2019/papailoveyou/index.html

 

 

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