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人気児童文学がこんにゃく座によりオペラ作品に!

50年以上にわたり日本語で親しみやすいオペラ作品を数々生み出してきたオペラシアターこんにゃく座。
51年目の最新作は、1987年の出版以来、アニメ映画やミュージカル、人形劇などさまざまな形で世代を超え愛されている斉藤洋の児童文学『ルドルフとイッパイアッテナ』をオペラ上演する。
台本は児童青少年向けの作品を多く手がけているいずみ凜。音楽は、デビュー以来数多くの作曲賞を受賞している作曲家信長貴富の書き下ろし。演出は2019年、日生劇場で上演された音楽劇『あらしのよるに』の演出の記憶が新しい劇作家・演出家の立山ひろみ。気鋭のクリエイターが揃った。

4人の歌役者とピアニストが、“ね組”と“こ組”のダブルキャストで上演する。
ルドルフ役を演じる2人より、公演にかける意気込みが届いた!

こんにちは!ね組ルドルフ役の小林ゆず子です。
私と『ルドルフとイッパイアッテナ』との出会いは小学生の頃。すごく好きな本だったので、オペラにするという話を聞いた時は大興奮でした。まさか、私がルドルフを演じることになるとは!!嬉しくも、好きな作品ゆえ、緊張もしていましたが・・・稽古が進み、イッパイアッテナたち登場人物ならぬ登場動物!?と会話する中で、物語が立ち上がっていくことにワクワクしています!
作曲は信長貴富さん。今回、初めてこんにゃく座に書き下ろしていただきました。キャッチーなメロディーも多く、観てくださったお客様が劇場を後にしてからも、思わず口ずさみたくなるような歌がたくさんあると思います。
どうしても、人との交流が薄くなってしまいがちな昨今ですが、猫たち(犬も)の純粋な思いに心があたたかくなる、そんなオペラになると思います。ぜひ新しいオペラの誕生を見に来てください!!

こんにちは!こ組ルドルフ役の泉篤史です。
斉藤洋さんによる原作「ルドルフとイッパイアッテナ」はご存知の方も多く、長く人気のある児童文学です。最近アニメ映画にもなりましたよね。今回、僕は、はじめて原作を読みました。僕が子供の頃に思い描いていた、人間が知らない猫たちの世界が広がっていて、思わず一気に読んでしまいました。面白い!なんで子供の頃に読まなかったのか!悔やまれます(笑)
いずみ凜さんの台本は、原作の魅力を色濃く抽出し、弾むような動物たちの自然な会話で、観る人をぐっと惹きつけます。街の片隅に、等身大で生きる猫たちの物語は、ストーリーテラーの役割も担う“風たち”の存在により、あっという間に時空を超えて、子供たちはもちろんのこと、大人の方の心にも届くことでしょう。こんにゃく座のオペラから新しい風が吹きます!どうぞ、ご期待ください!!

【ストーリー】
ある日黒ねこのルドルフは、魚屋さんに追いかけられて飛び乗ったトラックで見知らぬ土地へと運ばれてしまった。そこで出会ったのが大きなトラねこ”イッパイアッテナ”。ルドルフはイッパイアッテナに、野良で生きていくためのいろいろなことを教えてもらう。その町には飼い猫ブッチーと、宿敵・飼い犬のデビルがいた!

【公演情報】

オペラシアターこんにゃく座 オペラ『ルドルフとイッパイアッテナ』
原作◇斉藤洋(講談社刊「ルドルフとイッパイアッテナ」による)
台本◇いずみ凜
作曲◇信長貴富
演出◇立山ひろみ
9/8~11◎あうるすぽっと
https://konnyakuza.tstar.jp/

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