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浅野雅博×石橋徹郎×鵜山仁(イマシバシノアヤウサ)で『モジョ ミキボー』を再再演!

2010年、2013年とOFF・OFFシアターでロングラン上演され人気を博した舞台『モジョ ミキボー』が、12/14(土)〜21(土)にシアタートラムで上演される。本作は、17役を二人の俳優で演じる少年二人の冒険物語で、鵜山仁演出のもと、文学座の浅野雅博と石橋徹郎の自主プロデュース公演という形で上演されたもので、初演では一ヶ月ロングラン公演35ステージを敢行。序盤での作品の評価で、後半は連日の満員で幕を閉じるという伝説の舞台となった。
鵜山、浅野、石橋の3人のユニットによる作品作りは不定期ながらその後も精力的に継続され、2013年には『モジョ ミキボー』の再演、2015年にはトム・ストッパード作『ローゼンクランツとギルデンスターンは死んだ』、2019年8月にはアソル・フガード作『アイランド』などをOFF・OFFシアターでロングラン公演。『アイランド』公演よりユニット名を演出を含めて3人の名前を合わせた「イマシバシノアヤウサ」として、更なる活動への意気込みを示した。 今回は、ユニットの原点でもあり代表作とも言える作品がついに小劇場を飛び出してシアタートラムでの上演が実現した。遊び心いっぱいの大人たちで作る少年二人の物語がシアタートラムの舞台で、どのように生まれ変わるのか。初演、再演と10年の歳月を経て、ひと味もふた味も違う作品になるであろう新しい『モジョ ミキボー』に期待したい。


【浅野雅博コメント】
このユニットが始まった原点ともいえるこのお芝居を、初演から9年の時を経て、今度はシアタートラムという劇場で再再演できるなんて、本当につくづく運のいい作品なんだなあと思ってます。
17役を二人で演ずるこの芝居(実際はもうちょっと多い役ですが)、劇場も大きくなった分(そして加齢の分)負荷は大きくなると思いますが…役者に負荷がかかるだけ作品は煌めくもの。逆にもっと新鮮に濃密な舞台になるよう、かつ熟成されたものになるよう鍛練したいと思います。もうご覧になった方も、初めての方も、さらに楽しんで頂けますように。


【石橋徹郎コメント】
久しぶりにこの作品を上演出来ることにとてもわくわくしています。6年ぶりです。あらためて台本を読んでみて、その独特の面白さに思わず頬が緩みました。初めての稽古の時は、その苦味や酸味や珍味といった特徴を、どんな面白味に調理したらよいのか、ずいぶん苦労しました。でもそれが幕を開けてステージを重ねていくうちに、癖になる味わいをも持つようになっていきました。初演から9年。色んなものをお腹に入れてきて、嗜好もずいぶん変わったかもしれません。でも、今だからわかる隠れた味の新発見もあるかもしれません。とにかくとても楽しみです。「モジョ ミキボー」という最高の品を、シアタートラムという最高の場で、存分に楽しんでいただけたらと思います。

【ストーリー】
『明日に向って撃て!』が公開された1970年のベルファスト。映画の中のブッチとサンダンスに憧れるふたりの少年、モジョとミキボー。 異なる宗教の家庭に育った二人は出会い、越えてはならないと告げられていた橋を渡る。 ギャングの契りを交わし、大人たちの身勝手なルールなんかには従わず、異国オーストラリアの大地を夢見てひた走るが、その先にあったものは・・・・・・。 当時のベルファストの状況と、そこで育った宗教が異なる少年二人の成長を映し出した冒険物語。

【公演情報】

イマシバシノアヤウサ
『モジョ ミキボー』
作◇オーウェン・マカファーティ
翻訳◇平川大作
演出◇鵜山仁
出演◇浅野雅博 石橋徹郎

12/14(土)〜21(土)◎シアタートラム

チケット(全席指定・税込) ●一般 前売¥5,000/当日\5,500
※(プレビュー公演) 一般 前売¥3,500/当日¥4,000 ●学生 前売・当日¥3,500 ●U15(15才まで) 前売・当日\1,000

お問合せ:imashibashinoayausa@gmail.com

https://stage.corich.jp/stage/102850

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