白黒がつけられない人の心を描いたオリジナルミュージカル『GREY』に臨む、矢田悠祐、佐藤彩香、竹内將人、板垣恭一座談会
日本ミュージカル界大注目のコンビ、板垣恭一(脚本)と桑原まこ(音楽)による初の書き下ろし完全オリジナル新作『GREY』が、2021年12月16日俳優座劇場で開幕した。
「社会派エンタメ」を標榜する板垣が今回テーマにしたのは”SNS社会とコミュニケーション”。板垣特有の軽やかなストーリーテリングに乗せて、現代日本と群集心理が呼び起こす人の心の闇が描かれていく。そのドラマに敢えて軽やかな音楽を乗せた桑原とのタッグが、全く新しいミュージカル作品を生み出した。
そんな作品の稽古終盤に、ミュージカル界で確かな歩みを続ける矢田悠祐、オーディションでヒロイン役を勝ち取った佐藤彩香、『レ・ミゼラブル』のマリウス役が鮮烈な印象を残した竹内將人、そして脚本・演出の板垣恭一が集い、オリジナルの新作ミュージカルに懸ける想いを語り合ってくれた。
長い積み重ねのなかから生まれたオリジナルミュージカル
──作品を発想されたところから教えてください。
板垣 僕はこの作品の製作会社のconSeptさんとここ何年か続けて仕事をしていて、僕がやったものは全て「ミュージカルドラマシリーズ」というラインナップに入っています。全て少人数の群像劇、かつ現代劇でミュージカルでということで、最初はアメリカの戯曲を3本、そのあと韓国映画の『ONE Day』という作品の設定をお借りした『いつか~one fine day 』という現代日本を舞台にした作品を僕が書きました。その流れから、じゃあ今度はオリジナルだね、現代の日本だねということを、急に思いついた訳ではなく、プロデューサーの宋元燮(ソンウォンセプ)さんとずっと話してきました。
そのなかで、どうしてこのテーマになったかというと、大きく二つほどあって、ひとつは宋さんから、アメリカ映画の『群衆』という古典的な名作があるんだけど観てみない?と勧められて観たんですよ。フランク・キャプラという『或る夜の出来事』とか映画の黎明期を支えた監督の名作の一つと言われている作品です。『群衆』というタイトルの通り、群衆によるある種のポピュリズムが世界をどのように動かしてしまったかとか、一人の人間をどんなに追い込んでしまったかというようなことが書かれていて。
そんなところから色々考えていくなかで、現在の日本とポピュリズムがクロスするところ、例えばSNSとか、例えば未だに巨大なメディアであるテレビとかにそれがあるよね、ということになっていった時に、電通による過労死自殺ですとか、これは敢えてちゃんと言いますが、プロレスラーの木村花さんが『テラスハウス』というリアリティー番組に出演なさっていて、その中で自殺に至ってしまったっという痛ましい話が実際に起きてしまったじゃないですか。それでリアリティー番組の話にしようかというふうになっていったという感じです。もちろん木村花さんを誰かの役のモデルにして書いたということではないんですが、どのようにその人は追い詰められていってしまったのか、そして追い詰めた人は誰なのか、ということを考えてみようかなと。そんな経緯で『GREY』白黒がつかない世界だから『GREY』というタイトルになりました
──その中で、皆さんそれぞれが演じられる役はこういう役ですと自己紹介しながら、演じるにあたって大切にしていることを教えていただけますか?
矢田 西田藍生(にしだ・あおい)という、リアリティー番組の構成作家をしている役柄です。ただ自分が本当にやりたいことは、小説を書くことという、結構不安定な人間です。今やっている仕事もなかなか思い通りにはいっていないし、じゃあ小説なら自分の納得がいくものが書けるのか?というとそうでもない。どっちにも逃げられるけれど、どっちも上手くはいっていない。25歳で社会に出て数年、漸く自分の立ち位置というか、自分の持っている力がどのぐらいなのかを理解している人間なのかなと思っています。と、こんなに簡単に言葉にしていいのかなと思うくらい、大事にしているのはその場で生きるということです。色々考えて、読み込んではいますが、特にこういう現代の物語は舞台上のその場でリアルに生きていることが一番大切だと思うので、邪念をなくして藍生としてそこにいることを考えています。
佐藤 私が演じるのはshiro(しろ)というシンガーソングライターで、大学の先輩に誘われて、リアリティー番組に出演して思わぬ人気が出てしまったために、テレビ局側の思惑から追い詰められることになっていく役柄です。自分で一番大切にしていることは、どうしてそうなってしまったのか、誰がそこまで彼女を追い詰めたのか。シロは一生懸命目の前のことをやっていったなかで、ちょっとしたことがきっかけになって、さらにそれがまたきっかけになってという風に、どんどん物事が進んでいってしまうので、最後に向かっていくまでのひとつずつ、ここでどういう言葉を言って、それがどうつながっていくのか、を一つひとつ丁寧に拾っていこうと思います。自分にとても近い存在に思える時もあれば、自分とは全く違うなと思うところもあるのですが、そういう近いようで遠い存在だからこそ、丁寧に向き合っていきたいです。
竹内 僕が演じるのは羽生金銀(はにゅう・きらり)というカメラマンです。二人とは学生時代のバンド仲間で、三人でずっと仲が良かった。そのなかで金銀は自分の考えはすごく持っていて、それを取り繕ったり、人の意見に合わせたりはしない人なのかなと。僕はそういう金銀自身の生き方と僕自身の生き方に近いものがあると感じているので、舞台上で感じることや思ったことは、リアルな感情として素直に出すようにしています。金銀は「アセクシャル」という設定で、「アセクシャル」というのは、恋愛対象が男性でも女性でもないんです。いま、金銀と自分が近いと言いましたが、その点では僕は「アセクシャル」ではなく、女の子が好きなのですが、でも自分が例えば日本にいると、自分は女の子が好きなんだと、いつのまにか環境などから決められていて、男の子は好きじゃないのか?ということ自体思い浮かばなかった。でも海外に行ってみると本当にLGBTQの人たちが多くて、見ているととても幸せそうで、自分は本当に男性が好きじゃないのかなとか、そういうセクシャリティーなことをすごく考えたりもして、自分にも金銀に近い考えがたくさんあるので、役作りに関して苦労しているという感じはないんです。もちろん若干のすり合わせはありますけれども、とてもやりやすいですね。
現代にリンクしていることが生の演劇をやる意味
──海外の作品に携わる時とこうしたオリジナル作品とで、違いを感じられるところや、それぞれの楽しさや難しさはあるものですか?
板垣 僕は自分が書いた脚本も、わりと人ごとのように読めるという特技があって、まず基本的には同じなんです。つまり人間を描くために演劇があるんだろう、と思ってやっているから。多少時代が違ったり国が違ったりしても人間の本質的な喜びとか悲しみとか痛みっていうものに違いはないよ、とそもそも僕のなかでの前提として、現代にリンクしていることが生でやる芸術、演劇の意味だと思っているんです。だからどの時代をやっていても現代劇だと思っているし、誰の本であってもその気持ちは変わらないから、違いを感じないんだろうなと思います。
矢田 オリジナルは自分の役作りがゼロからスタートするので、そこはやりがいあります。あとは板垣さんとは一度お会いさせていただいて、こういう作品を作っているんだというお話をうかがって、そこからディスカッションを重ね、僕の意見も汲んでくださったので、一緒に作品を作っているんだなという感じがすごくしています。今まで自分の言ったことが作品に反映されるというようなことはなかったので、それはオリジナルの良いとろ、とても楽しいところだと思っています。
佐藤 台本ができる前に一度板垣さんとお会いしてお話する機会をいただいて。なんらかの形でそれが台本に反映されているということにワクワクしました。(桑原)まこさんの音楽も「こういう声が聞こえる」とおっしゃってくださって、私の声に合わせて曲を書いてくださったんだとすごく実感できて。全てが今の自分と少しずつリンクしてできあがっていくというプロセスが完全に初めてだったので、自分が役のなかに生きている感じがするのが嬉しいです。
竹内 僕はこの仕事が三作品目なのですが、過去二本が海外作品、演出自体もパッケージになって日本でやっているものだったので、どう動くのか、ここで照明が当たるなどまでが全部決まっていたんです。ですから僕がやることと言えば、時代背景やバックグラウンドを理解して、決まった動きのなかに自分の内面を当てはめていくという作業だったんですよね。でも今回は本当に自分が軸になって動いていって、そこから板さん(板垣)に、ここはこう動いた方がいいと言っていただける。そういう現場を体験してみて、今まで決められた動きのなかに完全に頼りきっている部分がたくさんあったんだなと実感しました。海外の大学で同級生のとてつもない才能を目の前にした時に、自分に才能がないということを思い知らされて、期待するのを一切やめていたんです。でも日本に帰ってきていいスタートダッシュが切れたなと思っていたんですが、それはまだまだ自分の知見がなかったというのを今回気づかされて、毎日が楽しいです。
俳優が役を演じたとき、必ずその人の人格は入る
──そうおっしゃっている皆さんについて、板垣さんはどんな魅力を感じられていますか?
板垣 今回あて書きしているんですよ。それは大前提としてあるんだけど、例えば翻訳劇であったとしても、俳優というものが役を演じた時に、その人の人格は入るものだと思っています。入らないんだったら俳優が何人もいる理由がないんです。CGでいいということになっちゃう。でも例えば輸入ミュージカルで、W、トリプルのキャストがたくさん組まれていて、しかもいま言っていたように演出もパッケージになっている。そこで音と動きがロックされていたら、俳優がやっていることはゼロなのか?と言えば、やっぱり誰が演じているかで変わりますよね。いくら動きが決まっていて、角度まで決まっていたとしても、個々の解釈の違いや質の違いは出てくる。歌舞伎もそうだし、2.5次元もそうだし、宝塚もそうです。僕はそうしたものをキャラクター芝居と呼んでいるんですが、日本人はそれがすごく好きだし、いくら同じメイクをして同じキャラクターを演じていても、演じる俳優によって違ってくる。僕は、それはそれとして重々認めた上で、世界的にはたった150年ほどの歴史ですが、リアリズムというものに影響を受けています。ですから僕は彼らにあんまり会ったことがなかったなかで、勝手にあてがきをしています。矢田君と佐藤さんとは事前に会わせていただいて、大体のアイデアができているところをお伝えして雑談をして、矢田くんに感じる一つの場所に収まりきっていない感じ、それが魅力であり、矢田くんが抱えているイライラでもあるという風にキャッチして書いたことをすごく覚えています。佐藤さんの歌の歌詞には、佐藤さんに話してすごく喜んでくれた言葉とかを入れています。竹内さんには事前に会えなかったのですが、写真を見て考えて。君の顔って独特なんだよ。
竹内 えっ?そうですか?初めて言われた(笑)。
板垣 うん。宣伝用写真て良くも悪くも見せたい外側をちゃんと作るみたいな感じ。でも(竹内)將人くんの写真はそうなっていなくて、うっかり素が出ている。その辺を見て金銀というキャラクターになっていったし、みんなの役割を決めていったんだけど、割と当たってたんだなと。
竹内 そうですね。
板垣 やった!と思った(笑)。もう1個言っちゃうと、藍生は矢田くんじゃないし、shiroも佐藤さんじゃないし、金銀も將人くんじゃない。でも藍生というキャラクターが矢田くんとどこかでリンクしているのだとしたら、それは僕の能力とかいうものではなくて、人間はそんなに変わらないってことなんですよ。だから破綻している台本でない限りは、例えば矢田くんがハムレットを演じたら、矢田くんとハムレットにはリンクする部分が必ずあるはずだと。俳優さんというのは自分と似ているところと、自分とは違うところをいつも演じているということなんです。僕は演出家としてそれをすごく楽しんでいて、リンクするところがうまく作れそうな時は激しくリンクさせちゃうという感じです。あと、今日ここにいらしてない四人のキャストの方々とは、僕は全員もともと知り合いだったので、ちょっとした印象を持っていたんです。だからそれを勝手に膨らませながら脚本を作っていきました。とにかく俳優が演じることそのものが演劇の面白さだと思っているし、出演者のみなさんに、そこを受け止めてもらえている実感があって楽しい稽古場です。特に今回矢田くんにやってもらっている主人公は、史上最悪の主人公だしね!
矢田 (爆笑)。
板垣 「お前しっかりしろよ!」という設定の人物なんだけれど最初の台本では僕の書き込みが甘くて。矢田くんが丁寧に役を作ってくれたおかげで、弱さや脆さを持った普遍的な人間像までたどり着けたと感じています。具体的にはさっき矢田くんが言ってくれましたが、あら通しをしたあと、ちょっとこれは違うんじゃないかなと僕が感じて、「どう考えてる?」と矢田くんと色々話をしたんですね。そこから台本を作り直して、「なるほどね、それいただき!」みたいな。僕が書いていないんだけど矢田くんの解釈上繋がっているところがあって、それは意見を聞いて「あぁ分かった。じゃあこういう言葉を補足した方がいい」というふうにして、またそこに僕のアイデアを乗せてもう1回返すみたいな。それはオリジナルだからことのことですね。原作があったら勝手に変えちゃいけないしね。
シリアスから面白さまでのふり幅がある
──いまのお話から、皆さんが感じられることはありますか?
矢田 そうですね。板垣さんがおっしゃった通りで、演じていて似ていると思うところと、違うと思うところがあるんですが、そこに自分の解釈、意見を入れて台本を書き換えてもらえるというのは、すごく大きかったですよね。
竹内 僕ひとつのことに長時間集中したり、じっとしていることが苦手なんです。だからアーティスト写真の撮影なんかでも、どこかで飽きちゃったりして(笑)、どんどん素が出てしまうんです。でも写真って最後の方に良いものが撮れることが多くて、いま、あー見透かされている!と思いました。
佐藤 板垣さんと台本が完成する前にお会いしたときに、自分が行き詰まっていて、どうしていいかわからないというお話をしたのですが、ある種台本のなかにその状況が使われているところがたくさんあって。もちろん自分ではないんですけれども、自分がこう見えているんだなということを客観的に知ることができたという発見がありました。ですから役を通して、そうしたお話をさせていただいた頃よりは、自分自身もどう進んでいけばいいのかが見えてきたところがあるのかなとは感じています。
──そうした積み重ねで作られていっている作品ですが、ご覧になる方に是非ここは見逃がさないでと、おススメするお気に入りの場面や歌はありますか?ご自身が演じる場面にこだわらずに、というところで。
竹内 この二人(矢田と佐藤)が中心に色々なことが起きていくのですが、金銀ってそれを客観的に見られるんです。二人ともとても近い存在でもありますし。だから金銀が出るシーンって芯を突いたものが多いので、そこはすごく観ていただきたいです。きっと共感していただけるところもたくさんあると思うのでって、これを言うと僕のシーンに注目してくださいと言っているみたいですけど(笑)。
──大丈夫です!
竹内 でも僕もお客さんだったら金銀が出ているシーンはすごくいいなと感じるだろうと思えるので、是非観ていただきたいです。
佐藤 私が演じる役がシンガーソングライターなので、ミュージカルとしてはあまりない、自分の歌を歌うというシーンがありますので、そこは是非注目していただきたいです。あと個人的に好きなのが、矢田さんと髙橋由美子さんのシーンで、とにかくお二人の力で色々なものが出てくる濃密な場面なので、観ていただきたいです。
矢田 僕の役柄というのが、自分でテレビに連れてきた女の子を自分で中傷して追い詰めてしまうという役割を負っているんですね。だからそこだけを聞くと悪い奴だなと思われると思いますが、物語を最初から最後まで全部観た時に、やっぱり僕の役をただの悪い奴だと思いましたか?というところを是非伺ってみたいです。もしかしたら自分も同じことをしているかも?と思われるかもしれないですよね。それは決してネガティブな意味ではなくて、いまの時代にとっては結構ありふれていることだからこそ、考えないといけないんだよというのを伝えていけたらと思っています。と、まず固いことを言ってしまいましたが、僕が好きなシーンは、土下座というテーマで一曲あるんですよ(笑)。そんな曲があるミュージカルってあんまり聞いたことがないんですが(笑)それが結構面白いので、シリアスなシーンもあれば、面白いシーンもある。ちゃんと振り幅があるのがいいとろだなと思うので、是非気張らずに観ていただけたらいいなと思います。
板垣 絶対に観たことがないタイプのミュージカルだから観てくれ!と思います。いま土下座について言ってくれたけど、僕はエンタメであることをすごく大切に考えていて、お客さんが食べやすい形の料理を出したいんです。ただしそれを化学調味料でつくるのではなくて、結構本気で出汁はとっているし、素材に妥協していないんですという自負があります。さっき観たことがないと言ったのは、一つひとつはミュージカルとして存在してきた文法なんだけど、それを一遍にやるということはあんまりないかもしれないということで。シリアスなのにシリアスらしくならない、泣けるかもしれないし、笑えるかもしれないし、ひょっとして想像以上に何かつきものが落ちるかもしれないミュージカルなんです、と自分で言っちゃいます!みどころは、僕は全てのセクションに関わっているので、すべてなんだけれども、ひとつだけあげると桑原まこさんの曲が素晴らしいです。これはまこちゃん(桑原)自身が言ってくれたんだけど、今回現代劇で、日本の話でやるとなると、どうしてもヒリヒリしたところに触んなきゃいけなくなるから「敢えてポップス寄りに書きました」と。なので、25曲もあるんですが、どの曲もすごくキャッチーだよというのは本当で、覚えられちゃうぐらいなので、そこは楽しんでいただきたいです。
■PROFILE■
やたゆうすけ〇大阪府出身。読者モデルを経て、2012年に舞台『合唱ブラボー』で俳優デビュー。同年、ミュージカル『テニスの王子様』7代目青学・不二周助役で人気を博す。近年の主な出演舞台に、BROADWAY MUSICAL『GLORY DAYS』、恋を読むinクリエ『逃げるは恥だが役に立つ』、舞台『魔法使いの約束』第1章・第2章、ミュージカル『BARNUM』、ミュージカル『EDGES―エッジズ― 』、ミュージカル『アルジャーノンに花束を』(主演)、『Defiled―ディファイルド―』、ミュージカル『ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~』、ミュージカル『ハムレット』(主演)など。今後、2月17日~舞台「僕はまだ死んでない」(W主演)が控えている。
さとうあやか〇兵庫県出身。文学座附属演劇研究所研修科2年。早稲田大学在学中。ストレートプレイ・ミュージカル・吹替など幅広く活躍。主な出演作に、舞台:「自殺の解剖」(ワールド・シアター・ラボ)、「17AGAIN」(ホリプロ)吹替:『星の王子ニューヨークへ行く S2』ボポト役(Amazon Prime Video)『あの夏のルカ』(Disney+)『フィアー・ストリートpart2:1978』アリス役(Netflix)ミュージカル「四月は君の嘘」コンセプトアルバムに参加。
たけうちまさと〇福岡県出身。東京藝術大学声楽科卒、英国王立音楽院ミュージカル科卒。ミュージカル「レ・ミゼラブル」2021年度版マリウス役にて好評を得る。英国留学中にウエンツ瑛士との二人芝居「Misao and Eitaro」をロンドンにて上演して話題に。NHK-Eテレ「キソ英語を学んでみたら世界とつながった。」にレギュラー出演中。クラシカル・クロスオーバーユニット「Gen•Rin」としてCD【EPIKOS】リリースした。
いたがききょういち〇演出家・脚本家。日大芸術学部演劇学科、第三舞台を経て演出家に。日本版脚本&歌詞・演出を担当した『FACTORY GIRLS ~私が描く物語~』が第27 回読売演劇大賞優秀作品賞を受賞。近作に『魍魎の匣』、『October Sky-遠い空の向こうに-』、『いつか~one fine day 2021』、『忠臣蔵討入・る祭』、『Crimes Of The Heart』、『Fly By Night ~君がいた』、『HUNDRED DAYS』、『フランケンシュタイン』など。「社会派エンタテインメント」というジャンルの確立を模索中。
【公演情報】
オリジナルミュージカル 『GREY』
脚本・作詞・演出◇板垣恭一
作曲・音楽監督◇桑原まこ
出演◇矢田悠祐 高橋由美子 佐藤彩香 竹内將人 梅田彩佳 遠山裕介 羽場裕一
●12/16~26◎俳優座劇場
〈料金〉
SS席(最前列席)¥13,000
SA席(センターブロック前方)¥12,000
SB席(サイドブロック前方)¥9,500
A席(センターブロック後方)¥10,000
B席(サイドブロック後方)¥8,500
C席(センターブロック最後方2列)¥6,000
D席(サイドブロック最後方2列)¥3,500(※当日券のみの取り扱い)
〈お問い合わせ〉 info@consept-s.com
〈公式HP〉 https://www.consept-s.com/grey/
【アフタートークショー】
12月17日 14:00公演後:矢田悠祐、佐藤彩香、竹内將人(司会:板垣恭一)
12月21日 14:00公演後:高橋由美子、梅田彩佳、遠山裕介、羽場裕一(司会:板垣恭一)
【配信情報】
1台の定点カメラによる配信を12公演、3台のカメラによるスイッチング配信を2公演⽤意。定点は常に舞台全体を⾒られるメリットがあり、スイッチングは俳優の表情を⼤きく⾒られるというメリットがある。
■各回のカメラ台数
①=1 カメ配信 / ③=3 カメ配信
① 12 ⽉ 16 ⽇(⽊) 19:00 開演
① 12 ⽉ 17 ⽇(⾦) 14:00 開演
① 12 ⽉ 18 ⽇(⼟) 12:30 開演 / ③17:00 開演
① 12 ⽉ 19 ⽇(⽇) 12:30 開演
12 ⽉ 20 ⽇(⽉) 休演
① 12 ⽉ 21 ⽇(⽕) 14:00 開演 / ①19:00 開演
① 12 ⽉ 22 ⽇(⽔) 19:00 開演
① 12 ⽉ 23 ⽇(⽊) 14:00 開演 / ①19:00 開演
① 12 ⽉ 24 ⽇(⾦) 19:00 開演
① 12 ⽉ 25 ⽇(⼟) 12:30 開演 / ③17:00 開演
① 12 ⽉ 26 ⽇(⽇) 12:30 開演
■料⾦
3 カメ配信4500 円(税込) → Go To 価格 3600 円(税込)
1 カメ配信3000 円(税込) → Go To 価格 2400 円(税込)
※12 ⽉ 13 ⽇(⽉)18 時より販売開始(予定)
■チケット取り扱い
カンフェティhttps://www.confetti-web.com/grey_streaming
※WEB 予約のみでの受付。
■チケットについての問い合わせ
カンフェティお問合せフォーム
https://www.confetti-web.com/support/qa_reg_1.php
■購⼊・視聴⽅法
https://www.confetti-web.com/guide/streaming/
※公演当⽇の 23:59 までご購⼊可能。
※配信開始から 48 時間アーカイブが残る。
【取材・文/橘涼香 撮影/岩田えり】
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