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二つのパターンで贈る『Dramatic Musical Collection 2022』に出演! 東山義久、北翔海莉、木村花代、東山光明、常川藍里 座談会

男性パフォーマンス集団DIAMOND☆DOGS(以下D☆D)の数多いステージのなかで、世界中のミュージカルから珠玉のナンバーを夢の花束にした、コンサートを超えた“ミュージカル・ショー”として愛され続けている『Dramatic Musical Collection 2022』が11月16日~22日銀座の博品館劇場で上演される。

今回2022年は、古今のミュージカル映画から名曲を選りすぐった「Cinema Connection」と、フランスを舞台にした、またフランス発のミュージカルで紡ぐ「French Connection」と題した二つのパターン、全40曲以上が披露されるミュージカル愛にあふれたステージが展開されていく。

そんな舞台に集結する、『ミス・サイゴン』の長期公演を終えたばかりのD☆Dのリーダー東山義久、元宝塚歌劇団星組トップスターで退団後も幅広い活躍を続けている北翔海莉、元劇団四季の主演女優で『DMC』に欠かせない顔の一人である歌姫・木村花代、東山義久の実弟でアーティストとして、またミュージカル界で快進撃を続ける東山光明、豊かな歌唱力でD☆Dのステージにも馴染み深い常川藍里が揃い、新たなショーに向ける思いを語ってくれた。

東山光明、北翔海莉、東山義久、木村花代、常川藍里

5公演ずつなんてもったいないと思うほど、どの場面も面白い

──ミュージカルコンサートを超えたミュージカル・ショーとして人気を博している『Dramatic Musical Collection』(以下『DMC』)待望の2022年バージョンですが、東山(義久)さんは『ミス・サイゴン』を終えられて、本日から本格的に参加されるということなので、ここまでお稽古を重ねてきた皆さんから、お稽古の進み具合などお話いただけますか?

木村 リーダー(東山義久)が帰ってくる前に全部仕上げようということで、もうほとんど出来上がっています。

東山義久(以下義久) えっ!?嘘でしょう?

木村 本当です。昨日だいたい全部アラ通しはしたので。

義久 マジで!?

北翔 そう、アラ、アラ通しくらいだけどしました。

義久 本当に?いや、それはすごいね!昨日(中塚)皓平から電話がきたんで「どうだい?」って訊いたら「順調に進んでます!どうしてこんなに順調に進むんだろうと思ったらリーダーがいないからで、おかげ様で順調です!」とは言われたんだけど(爆笑)。

北翔 ふざける人がいないからね(笑)。

木村 今日からは色々時間がかかってくると思います(笑)。

──では、今回の構成や見どころも是非。

常川 回替わりで「Cinema Connection」と「French Connection」という、全く特色の違う二つのコーナーが入っているので、双方とてもお楽しみいただけるのではないかなと思います。「Cinema…」は馴染みのある有名な曲が多いので、老若男女問わず楽しめるコーナーになっていますよね?

東山光明(以下光明)そうだね。僕自身こういったコンサート形式のステージで2バージョンあるのはほぼ初めてなので、皓平君から40数曲ありますと聞いてまずびっくりしたくらい本当に盛りだくさんです。特に今回D☆Dのメンバーが盛り上げてくれるシーンがたくさんあって、改めてすごいなと思いながらいま稽古に励んでいる最中です。本当に色々な組み合わせで歌いますし、みどころ満載です。

北翔 「Cinema…」の方は歌も多いのですがとにかく踊ります。マイクを持っているのにこんなに踊るの!?と、ハンドマイクを飛ばしてしまいそうなくらいの振りがついていますので、なんとかならないのかなとも思ったのですが(笑)。

木村 わかる!(笑)

北翔 でもそのくらい「Cinema…」は久しぶりにガンガン踊るメニューになっています。一方の「French…」はストーリー仕立てになっていて、役者たちがそれぞれのキャラクターで、切ない曲やドラマチックな歌をきちんとお届けするという構成になっていて、全くカラーが違いますので、是非両バージョンを観ていただきたいなと思います。昨日は大ナンバーの振りがついたのですが、こんなに難しい振りを覚えたのに、これを5回しかやらないの?と思ったくらいで。

義久 全部で10公演が半々だからか!

北翔 そうなの。5公演なんてもったいない!と思うほど、どのシーンも面白くなっています。

義久 踊るのは久しぶりですか?

北翔 はい。今年は芝居ばかりやっていたので。それに、通常ミュージカルコンサートに出させていただいても、自分のパートに出てオーケストラをバックに歌う、という形がほとんどなので、こんなにちゃんと踊ることは滅多にないのですごく嬉しいんですけどね。

木村 本当にこれが同じ『DMC』なの?というイメージがあります。「Cinema…」は、やっている方もお腹いっぱい!と思うほど盛りだくさんなので、かなり見応えがあると思いますし、「French…」は恋愛要素があったり、感情的にちょっとドロドロしたような部分が根底に流れていたりもして、それぞれの役者の腕の見せ所と言いますか、人生経験も投影されていくのかなと。あまり女性をリードしたことがなさそうな感じがにじみ出てきたりもするよね?(常川)藍里?(笑)

常川 あ、はい!頑張ります!(笑)

木村 頼むよ! (笑)…という、役者の素の部分が垣間見えるところもあったり(笑)、役者一人ひとりに大きな見せ場がありますので、楽しんでいただけるのではないかなと思っています。

全員がプリンシパルでありアンサンブルでもある

──皆さんのお話を伺って、東山(義久)さんはいかがですか?

義久 北翔さんもおっしゃってくださいましたが、ミュージカルコンサートって、歌い手とアンサンブルのダンサーが数人いて、1曲、1曲をダンサーの方達がつないでいく、という形式が多いと思うんです。1人、1人が歌で勝負して、格闘技ではないですが自分の試合が終わったら帰っていくというような。でも僕たちの『DMC』は全員がプリンシパルだけれども、全員がアンサンブルでもあるという形をとっていて。いま正面で戦っていた人が、すぐ後ろに回って支える。最初から最後まで全員が主役という形なので、作るのは本当に大変ですから、僕が帰るまでにそこまで仕上げてくれているというのは、本当に頼もしいです。今回は、こういう『DMC』の作り方にも慣れてくれている(木村)花代ちゃんと、藍里もだよね?

常川 『DMC』は前回公演が初参加だったので、2回目です。

義久 えっ!?そうだったっけ?

木村 なんだかずっといる感じがする!前回が濃かったからだね。3バージョンあったから!

常川 そうだと思います。3公演分くらい量があったので。

義久 50曲以上あったから色々な記憶が残っているんだ!でもまぁ言うならば、『DMC』経験者がこの3人で、新しく「ミス・パーフェクト」(北翔)と、元D☆Dの光明が入って、暴れてくれる、大活躍してくれるんじゃないかなと楽しみにしています。前回が2年前なので、僕もその間に経験を積んできましたし、藍里も花代ちゃんも違う経験を積んでいると思うから、ひとつのミュージカルナンバーを『DMC』ではこういうふうに表現するんだ、こんな演出やステーシングをするんだという部分も、お客様に楽しんでいただけたら。例えばまだ僕は稽古をできていませんが、光明と僕とで『ファントム』の「君はわたしのすべて」をデュエットします。実際は父子のナンバーですが、それを僕たち兄弟でやることを、どこかでうまくリンクさせてここにしかない表現ができたらと思っています。

このメンバーならではの見どころが満載

──いま、東山(義久)さんから具体的な曲名をお訊きできましたが、曲名自体は当日のお楽しみでも構いませんので、ご自身の場面、また他の方の場面でここがおススメですとか、ここが好きというところをそれぞれ教えていただけますか?

北翔 私は花代さんとご一緒に歌わせていただく『ジキル&ハイド』の「その目に」というナンバーが、自分にとっても挑戦したことのないジャンルの曲で、大先輩と歌わせていただけるのを光栄に思います。「なるほど、こうやって歌えばいいのか」ということを稽古場で自分が学べているので、きっと本番で衣装を着て舞台で歌ったら、更に表現力が広がっていくんだろうなと、楽しみにしています。

木村 ありがとうございます!そんな大先輩なんてとてもとてもですが、私はもう好きなところがいっぱいありすぎて。でも私はこれまで『DMC』に出させていただいた時には、女性一人「紅一点」の時が多かったので、今回北翔さんも出演されるとお聞きして、「あ、紅二点だ!」と思っていたら、結構「紅一点」の場面もあって(笑)なるほど、これって面白いなと思っています。

北翔 そうなんです!「ワンピースを用意してください」と言われていた場面が「ここやっぱりパンツスタイルでお願いします」と言われたりしていて!(笑)

木村 でも北翔さんのファン方々はきっと、「これが観たかった!」と思われるだろうパーフェクトぶりなので、私も本当にかっこいいなと思っています。一瞬で男役さんのお顔になるんですよ!

北翔 マスクをしているのに!?

木村 目の表情がパッと変わるからすごいなって。今こうしていらっしゃると柔らかい優しい雰囲気じゃないですか。でも瞬間に男役のお顔になられるから、私は結構キュンときています。たぶんご自身は意識されていないと思うんですが。

北翔 自分ではわからないので、そうなのか!と思います。

常川 僕は花代さんとデュエットさせていただくんですが、そこが結構緊張して。

木村 格闘技みたいな曲だものね。

常川 そうなんです。大変なんですが、でもこういう機会をいただけているのがありがたいですし、あとは今回、東山さんご兄弟と『三銃士』の曲を歌わせていただくので、そこも是非注目していただきたいです。

光明 『エリザベート』の「闇が広がる」は稽古もこれからなんですが、兄貴とダブルキャストなので楽しみにしています。あとは結構お色気系が多いのかな?と思っているんですが。

義久 『ジーザス・クライスト=スーパー・スター』のヘロデ王ははじめて?

光明 はじめてなので、色々な研究しながら作っていこうと思っています。あとは兄貴と二人で歌うということはあまりなかったし、特に『ウィキッド』の「自由を求めて」は早く歌合せがしたいですね。

義久 自分のことは本当にこれからなんですけれども、北翔さんが『レ・ミゼラブル』の「オン・マイ・オウン」を歌われるので、ちょっと身長高めのエポニーヌですが(笑)、これが本当に素晴らしいので、大きな見どころのひとつかなと。あとD☆Dメンバーとうちの姫の花代ちゃんがやる、『メリー・ポピンズ』の「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」は前回もとても面白かったので、「Cinema…」の中核になると思います。『ノートルダムの鐘』の「陽ざしの中へ」は大好きな曲なので、藍里がどう歌ってくれるのかがとても楽しみ。また、光明とミュージカルの曲を二人で歌うということは本当になかったので、僕も挑戦で、光明は元D☆Dですがいまは二人バラバラに活動しているので、意外とお客様も僕らが兄弟だとご存じない方もいらっしゃって、こういう場があってやっと一緒にやれるのは嬉しいです。15年ぶりくらいだよね?

光明 そうだね。

義久 光明のライブにちょっとサプライズゲストで出るとかはあったんですが、本格的に共演するのは久々ですから、そこも見どころだなと思っています。あとはD☆Dの廣瀬真平くんがちょうど30歳になるので、そのお祝い場面もあるので。

光明 あ、あそこそうなんだ!

木村 そういうことね!

北翔 若いからできる場面だねって言っていたんだけど。

義久 そうそう。それから『DMC』自体がこれで6回目になるんですが、オープニングの定番になっている『ピピン』の「Magic to Do」を除いて、ほとんど新曲で構成しているんです。「スーパーカリフラジリスティックエクスピアリドーシャス」も振りから変わっているでしょう?

木村 そうなの!今回もすごくムチャぶりで(笑)。

義久 基本的に前の振りを起こして再現、ということをやっていないので大変なんですが、その方が毎回、このメンバーならではという血が入っていっていいかなと思っています。そういう意味でも、毎回新たに初日を迎えていることが、やる方としては怖くもありますが、それこそが『DMC』の面白さなのでは?と思って作っていますね。

生の舞台から全力のパフォーマンスを届けたい

──今回は配信もないと伺っていますし、『DMC』は映像化もされませんから、博品館劇場でだけ展開されるパフォーマンスになりますね。

義久 そうなんです。配信できる曲というと色々と制約もあるので、今回は生の舞台一本でお届けしますから、是非博品館劇場にいらして、僕たちと同じ空間でステージを体感していただきたいです。

──2バージョンと盛りだくさんの内容の一部も伺えて、ますます期待が膨らみましたが、では改めて、楽しみにされている方々にメッセージをお願いします

常川 稽古がはじまって1週間なのですが…

光明 えっ?まだ1週間?

常川 そうです!それで通していて既に固まってきているということに、期待感と楽しみと、ちゃんとやらなければ!との緊張感と、色々な感情があるのですが、絶対に楽しいコンサートになりますので、是非是非、劇場に足を運んでいただけたらと思っています。

光明 本当に今やっている最中で、僕自身がこの『DMC』に向けて気持ちを高めているところなのですが、自分が今持っている物を全部出せる、そういう作品だと思っています。とにかく全てを目に焼き付けに劇場に来ていただきたいなと思います。

北翔 リーダーが不在のこの1週間、詰め込んだというのではなくて、一場面一場面しっかりと振付をしてきましたし、構成してくださった音楽の宮﨑誠先生もそうですけれども、皆さんと一緒に作り上げていく過程を見られたのもとても面白かったです。何よりも今日リーダーが戻ってくるから、昨日の時点で最低限ここまではきちっとしたものを作り上げておかないと駄目だよね!というみんなの意識の高さを感じました。本当に結構過酷だったんですよ。

義久 すみません!!僕が帰ってきましたから、皆さんは少しお休みください!

北翔 いえいえ(笑)過酷ではあったのですが、それだけみんなが本当にいいものを作りたいという気持ちでいる現場に、ご一緒できるというのはすごくありがたいことですし、自分自身もこういうショーに出られるのが久しぶりなので、名曲の宝庫の舞台を、自信をもってお届けできると思います。各バージョンたった5回しかありませんが、その5回ずつ10回に全力のパフォーマンスをお届けしますので、楽しみにしていただけたらと思います。

木村 前回の『DMC』はコロナ禍真っただ中の時だったので、音楽監督の宮﨑さんが暗い曲を避けて、全編明るい曲を選んで構成されたんです。それを経ての今回は、二つのパターンで本当に昔の曲から最近の曲まで幅広く選曲されています。ですからミュージカルファンの方々っておそらく自分が生きてきた人生の中で、この作品にハマった時代、この役者さんを大好きになった時代というような、人生とミュージカルがつながっている思い出を多くお持ちだと思うので、ご自身の人生もこのステージで共に旅していただけるのかなと思っています。少しずつ軽減されているとはいえ、まだまだ大変な時期なので、このステージをご覧になっている時間は、夢の世界に飛翔して思い出にひたったり、未来の自分を思い描いていただける、そういう時間になったらいいなと思っています。

義久 皆さんがほとんど話してくださいましたが、D☆Dのメンバーはもちろんですが、ここにいらっしゃる4名の方々も、このステージに対して決して単なるゲスト、お客さんではなく、なんとかしてこのショーをよくしていこうという気持ちを持っていてくださる。僕は今日帰ってきたばかりで、今こうして皆さんの話を聞いてとてもありがたいと思いましたし、そういう情熱を持った方達と舞台を作れることを改めてすごいなと思っています。この熱量を伝えられるのは、やっぱり生の舞台だと思いますし、舞台ってステージを観ている時間だけじゃなくて、楽しみに劇場にいらっしゃる時間から、ステージをご覧になってご自宅にお帰りになる時間まで、全てがエンターテイメントなんだと思っています。そういうエンターティメントにもう一度舵を切るのが、この舞台だと僕たちは思っているし、それに相応しい最強のメンバーが集まってくださいました。お客様にこの2つのバージョンの舞台をお届けすることが、一番の見どころになりますので、全10回公演の5回ずつ、僕たちで最高級のおもてなしをしてお待ちしていますので、是非両バージョンを観に博品館劇場にいらしてください!

 

■PROFILE■

東山光明 東山義久

ひがしやまよしひさ〇大阪府出身。大学卒業と同時に初舞台。『エリザベート』のトートダンサーで注目を集める。2003年DIAMOND☆DOGSを始動、リーダーとして舞台構成・総合演出も手掛ける。2013年には肉体表現の可能性を追求する新たなるカンパニー「BOLERO」を立ち上げてドラマ性のあるダンスステージを創り上げ、2018年には芸能活動20周年記念コンサート『My Dream』にてSONG & ACTの可能性を表現する等、ジャンルを問わずに活躍している。主な出演作に【舞台】『ミス・サイゴン』『The View Upstairs ─君が見た、あの日─』『CLUB SEVEN –ZERO Ⅲ-』『ALTAR BOYZ』『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.3-、『モーツァルト…オレは誰だ!!』『ELF The Musical』、『ODYSSEY』ミュージカル『イヴ・サンローラン』『DRAMATIC MUSICAL COLLECTION 2018』『戯伝写楽2018』『サロメ』『エジソン最後の発明』『レ・ミゼラブル』等。

ひがしやまみつあき〇「Honey L Days」としてドラマや映画の主題歌・挿入歌でボーカルデュオとして確固たる地位を築いて活動を続ける一方、本名の「東山光明」名義でドラマ・映画・演劇・ミュージカルと多彩な活躍を続けている。主な舞台出演作品に、『Beautiful』、『GEM CLUB 2』、『きみはいい人、チャーリー・ブラウン』Dramatico-musical『BLUE RAIN』等がある。

北翔海莉 常川藍里 木村花代

ほくしょうかいり〇千葉県出身。1998年宝塚歌劇団に入団。宙組、月組、専科を経て15年に星組トップに就任。16年11月『桜華に舞え』『ロマンス!!(Romance)』で退団。17年9月のミュージカル・コメディ『パジャマゲーム』で主演、女優活動をスタート。主な出演作に「~薔薇に魅せられた王妃~ 現代能『マリー・アントワネット』」、「藤間勘十郎文芸シリーズ其ノ参『恐怖時代』『多神教』」『藤間勘十郎文芸シリーズ其ノ四 怪談牡丹燈籠』『蘭 ~緒方洪庵 浪華の事件帳~』『海の上のピアニスト』『ミュージカル ふたり阿国』『I Love Musical』『CLUB SEVEN ZEROII』音楽劇『ハムレット』等がある。

きむらはなよ〇大阪府出身。劇団四季の主演女優として『キャッツ』グリドルボーン役『オペラ座の怪人』クリスティーヌ役『美女と野獣』ベル役、他多数の作品に出演しヒロインを演じる。ライブ・コンサート活動も精力的に行っており沖縄・熊本でのコンサート、NYカーネギーホールでも歌唱を披露。2018年には20周年記念CDアルバム「Change of Flower」をリリース。退団後の主な出演作品に、『脳内ポイズンベリー』池田役、主演『人生のピース』潤子役、『メリー・ポピンズ』バンクス夫人役、『星の王子さま』キツネ・バラ役他、『キューティ・ブロンド』ブルック役、『アニー』グレース役、『ミス・サイゴン』エレン役、他多数。丸美屋のTVCMにも出演中。

つねかわあいり〇東京都出身。洗足学園音楽大学ミュージカルコースを首席卒業。劇団四季をはじめとするミュージカル作品や、劇団☆新感線の舞台など幅広い活躍を続けている。出演作品に『ウエストサイド物語』『リトルマーメイド』『髑髏城の七人 season鳥・月』『メタルマクベス』『ロカビリー☆ジャック』『ジャック・サ・リッパー』『ALTAR BOYZ』等がある。

【公演情報】
『Dramatic Musical Collection 2022』
構成・音楽監督:宮﨑誠
演出・振付:D☆D
出演:東山義久
北翔海莉 木村花代
東山光明 常川藍里
DIAMOND☆DOGS
[中塚皓平 和田泰右 咲山 類 廣瀬真平 新開理雄 Homer]
●11/16~22◎銀座・博品館劇場
〈料金〉9,500円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉博品館劇場 03-3571-1003
〈公式サイト〉https://www.hakuhinkan.co.jp/theater/archives/event/pr_2022_11_16

 

【取材・文/橘涼香 撮影/中村嘉昭】

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