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「演出家・小林且弥 舞台『象』ドキュメント」YouTubeにて連日配信!

俳優の小林且弥が初演出する舞台『象』は、4月6日にKAAT神奈川芸術劇場  大スタジオで開幕するが、その前に、舞台『象』が出来るまでの、小林且弥初演出の密着ドキュメンタリーをYouTubeにて連日配信することが決まった。

本作は、貧困や虐待、格差、家庭維持の危機など現在の縮図を見ているような様々な問題を抱えたサーカス団の団員たちによる会話劇。360度を客席に囲まれたセンターステージは、演出の小林の拘りであり、観客は、覗き見するような好奇心やうしろめたさを感じながら、また反対側の客席が見えることから、俳優だけでなく観客も逃げ場のない空間で否応なくその場で行われている出来事を体感することとなる。

また脚本は、脚本家の齋藤孝が上げてきた5本のプロットの中から小林自身が選び、何度も意見を交わしながら台本に仕上げた。

どこからともなくあらわれて更地にテントを張り、そして跡形もなく消え去る“サーカス“という特殊な存在のように、何事かを為すような物語にはせず、ただ観終わった後に、忘れられないどこか鮮明で強い印象を残す、独特な世界観で仕上げている。

俳優たちには物語ではなくリアルドキュメンタリーに見えるような舞台上での「実在感」を求める演出を行い、舞台美術、音楽もとてもシンプルに、とにかく俳優たちが「そこにいる」ことを大切に作っている。

全方位拘りぬいた小林且弥の初演出舞台『象』。そんな小林且弥の初演出の様子を密着しドキュメンタリーで追いかけた。
本日、4月2日より公演初日の6日まで、全6回分を随時更新して届ける。

【配信情報】
「演出家 小林且弥 舞台『象』ドキュメント」
る・ひまわりYouTubeにて4月2日(土)~順次公開
https://www.youtube.com/user/himawariseisakubu
・Chapter1「演出家としての実感」(企画スタート直後に)
・Chapter2「俳優と演出家」(明治座での情報解禁)
・Chapter3「観客との接地点」(劇場下見、公演準備作業)
・Chapter4「演出のはじまり」(稽古開始)
・Chapter5「舵取り」(稽古中)
・Chapter6「(タイトル未定)」(開幕直前)

【公演情報】
『象』
脚本:齋藤孝
演出:小林且弥
出演:安西慎太郎、眞嶋秀斗※、鎌滝恵利、伊藤裕一、伊藤修子、木ノ本嶺浩、大堀こういち
※菅原健から眞嶋秀斗に変更となりました。
https://le-himawari.co.jp/releases/view/00987
●4/6~17◎ KAAT神奈川芸術劇場 大スタジオ
※千秋楽以外の全公演終演後に「小林且弥×○○」のアフタートークあり。
〈料金〉9,800円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈公式サイト〉 https://le-himawari.co.jp/galleries/view/00132/00611

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