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2バージョンの『桜姫東文章』に挑む! 三浦涼介・鳥越裕貴・平野良・丸尾丸一郎 座談会!

鶴屋南北の原作を元に、花組芝居の加納幸和脚本、劇団鹿殺しの丸尾丸⼀郎の演出による『桜姫東文章』が5月3日~10日、東京・こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロで上演される。愛した稚児の白菊丸と心中事件を起こすも一人生き残ってしまった清玄は、17年後、出会った桜姫を白菊丸の生まれ変わりと信じる。しかし桜姫は自らを犯した権助のことが忘れられないという、清玄・桜姫・権助の三人が因果の渦に呑+み込まれていく複雑怪奇な世界がオールメールのキャストと、「狂い咲き」「乱れ散り」と題された、世界観の異なる2バージョンを交互にという、贅沢な形で上演される。

そんな舞台で桜姫を演じる三浦涼介、権助を演じる鳥越裕貴、清玄を演じる平野良、そして演出の丸尾丸一郎が集い、いよいよはじまる稽古を前に新たな舞台への意気込みを語ってくれた。

三浦涼介・鳥越裕貴・平野良・丸尾丸一郎

難しい作業だからこそ想像もしなかった世界にいける

──歌舞伎公演でも大変な話題を呼んだ『桜姫東文章』ですが、今回2バージョンで上演されるという構想はどこから生まれたのでしょうか?

丸尾 『桜姫…』を上演する、ということになったときに、まず歌舞伎の技法ではなく現代劇として組み立てたいと考えたんです。そこでパッと浮かんだ世界観が、過去なのか未来なのか分からない荒れた場所というイメージで。絵としてはルーマニアの地下街のマンホールタウンみたいなところで、どこの国のどの場所なのか分からないという世界をひとつ作りたいと思いました。そしてもうひとつ、浅草のちょっと暑苦しいヤクザのような世界観も浮かんできて。せっかくだったら二つとも作ろうじゃないかとプロデューサーと話して決まったという感じですね。

──とても素敵なビジュアルも発表されましたが、拝見すると洋ものと和ものということでもないのかなと思いましたが、そういう世界観だったんですね。ビジュアル撮影の時にはいかがでしたか?

平野 僕は以前に『東海道四谷怪談』を和装と洋装の2バージョンでやった公演に出させていただいているのですが、今回はビジュアルということだけでいうなら、ガラリと変わっているのは桜姫だけで、僕と鳥ちゃん(鳥越)はそこまでの変化ではなかったんだよね。

鳥越 そうそう、変化というなら結構わずかな感じで。

平野 あのビジュアルのまま本番も行くんですよね?

丸尾 そうだね、微妙な変化だからこそ、変わっていくところがあると思う。

平野 心持ちとしてそうですよね。鳥ちゃんは結構アウトプットの役ですが、僕はいまのところやってみないとわからない部分がかなりあるだろうなと思っています。

三浦 でもお二人のビジュアルを見させてもらって、確かにガラッと、という言葉ではないのかもしれないけれども、それぞれの違いが面白いなと思いました。僕は同じ台本で2つのバージョンでやるというのは、はじめての経験でもあるので、正直お聞きした時にはどういう意味なのかがよくわかっていなかったんです。でもビジュアル撮影の時に「あぁ、なるほど」という感覚になって。台本は撮影の後にいただいたので、読んだ時にこの言葉とあの衣装とメイクをどう近づけていくのかなという、楽しみと不安が同時にありました。

──平野さんがおっしゃった『東海道四谷怪談』でも2バージョンの上演をされていて、その時に感じた手ごたえはどうでしたか?

丸尾 どちらの稽古ももちろんしたのですが、装いが変わるだけで役者というのはやっぱり立ち居振る舞いや所作が自然と変わるので、そこは役者の力を見たというか、役者にとってもすごくいい経験になったなと思いましたね。あの時は「洋装」と「和装」で変化がわかりやすかったこともあるのですが。

平野 例えばポケットがあれば手を突っ込みたくなりますし、革ジャンがあれば肩にかけたくなりますけど、和服だと襟元から手を入れたくなる。いま丸尾さんがおっしゃったように自然にそうなるので分かりやすかったですし、柝(き/拍子木)も使ってやや歌舞伎に寄せたので、より違いが出やすかったのはありますね。ただ今回は「和」と「洋」の違いではないじゃないですか。

丸尾 そうだね。

平野 だから芝居のチューニング、みんながレベルをどこに合わせていくのかが、これからの稽古で丁寧にやっていくところだろうと思いますし、「花組芝居」のお二人が引っ張ってくれるのではないかな?と思っています。

鳥越 僕は2バージョンの公演は初めてなので、ちょっとまだ想像がつかない部分が多くて。、台本を読んでいると「この台詞をどう洋装の世界にもっていくのかな」と。

丸尾 確かに歌舞伎の言葉にある意味で負けてしまうと、世界観もそちらに寄っていってしまうと思うので、あくまでも自分の言葉に落とし込む、役どころに負荷をかける難しい作業なんだけれども、だからこそ想像もつかないところに行ける可能性を秘めた企画だなと思っているので、そこを目指していきたいですね。

それぞれの魅力が役柄にあふれていく

──これからお稽古といういまの段階の印象で大丈夫ですので、役柄について捉えているイメージを教えていただけますか?

平野 僕の役は本当だったら鳥ちゃんの役と一人二役でやるんですよね?

丸尾 そうだね。

平野 それを一役ずつ演じるということなので、わかりやすく言うと「攻め」と「受け」を一人で演じるからこそ役者から出るものを今回は分割しているので、じゃあただ単に「受け」ているだけになってしまうのは違うのかなと思っていて。あくまでも今の時点での僕の印象なので、稽古をしていくうちに変わるかもしれないのですが、台本を読んだ印象はめちゃくちゃ気持ち悪いなと(爆笑)。

三浦 確かにじめじめしていますよね(笑)。

平野 うん、すごく気持ち悪いんだけど、その気持ち悪さと切なさやはかなさがうまく出せたらいいなと。こういう人いるよねというところに持っていけたらと思っています。

三浦 僕は友人に歌舞伎俳優の坂東巳之助さんがいるのですが、彼と以前『桜姫…』の話をしたり、ここ最近は資料として色々な映像も観ているなかで、わりと桜姫という人物は、ただそこに立っているだけで色々なことが巻き起こったり、成立したりしている。まず絵としてすごいんですよ。それは歌舞伎という文化でもあるのかなと。一方僕は、子供の頃に学校の演劇鑑賞会で歌舞伎を観に行ったときにも、イヤホンガイドを聞きながら見ているんですが、それでも意味が理解できなくてついていけなかったという、すごく息苦しい思いをした少年の頃の思い出が歌舞伎にはあるんですね。でも、やっぱり年齢を経るにつれてそういった文化の素敵さだったり、歴史を学んでいける仕事をさせてもらっているので、自分がやれることや、自分がやる意味を如何に桜姫にすり合わせていけるか?というところが大切なのかなと。この稽古期間で歌舞伎のセリフに寄り添うって、かなり大変な作業だと思うんです。ただ、だからこそこれをやることの意味を自分なりにしっかり考えて、お伝えできればいいなと思っています。

鳥越 権助は言ってしまえばごろつきなんですけど、ごろつきのなかでもとてもモテる人っているじゃないですか。普通の人とは違う魅力がある人が。桜姫はそこに引っかかっているので、そのごろつきの中の魅力みたいなものを出していけたらいいのかなと、今の段階では思っています。

──丸尾さんが俳優のお三方に期待するところはいかがですか?

丸尾 まず鳥越はやっぱり悪役が似合うなと思っていて。声が太いところがいいのと、実は裏に悪いところをたくさん持っているのが出ているから(爆笑)。

鳥越 出ていますか?出ている?!(笑)

丸尾 うん出ているから(笑)、可愛いというイメージがあまりなくて、どちらかというとやんちゃなところがあるので、今回より求めるのは色気ですね。鳥越裕貴という役者がもっともっと大人の俳優になっていくのに向けて、舞台上を包み込んで覆うよう色気が出せるとすごくいいなと思っています。平野くんはこの役柄の危うさにどこまで深く潜れるかというのが、平野くんにとってチャレンジなのかなと思っていて。聖職者の、高潔で偉い人ほど心の深いところに抱えているかもしれないもの、そういった深淵を出していける人だと思うし、出していって欲しいです。三浦くんに関しては、桜姫って確かに彼女の本心って描かれていないんですよ。だからこそ桜姫を三浦くんとどう作っていくかが楽しみです。これは敢えてわかりやすい言葉にする必要もないのかもしれないけれども、それが生命力なのか、それとも何か信じるものの強さなのか、漠然としたものでもいいので、これから一緒に見つけていきたいです。三浦くんには凛と立っている強さのイメージもあるけれども、ふっと風が吹いただけでポキッと折れそうな危うさもあるので、それが桜姫とリンクしていったら、まさに立っているだけで周りが動いてしまう存在になれるんじゃないか、きっと当たり役になるだろうし、そうなる舞台にしていきたいです。

ドラマと同時に秘密を隠し持っているところが歌になる

──本当に長く上演され続けている作品ですが、これだけ愛される作品の魅力はどこにあると思われますか?

丸尾 言葉が正しいかどうわからないのですが、役者にとって美味しいところ、演じ甲斐のあるドラマを抽出したような描き方をされていると思うんですね。ですから人間の綺麗なところと汚いところの全てをギュッと凝縮したような作品になっていけばいいのかな?そこが面白さなのかな?と思います。

平野 のちの少女漫画の走りみたいな感覚がありますよね。運命だったり周りの環境だったりに翻弄されていくなかで、「こっちに行った方がいいんじゃないの?」と観ている側は思うんだけれども、本人は違っていてどんどんドラマが転がっていく。そういった世界観の原点なのかなと思います。

三浦 やっぱり言葉でしょうか。もちろん聞いたことも、話したことも全くない言葉なのに、読めば読むほどすごく響いてくる感覚があって。例えば現代の会話劇だったらパンパン進んでいくところを、とても間を持って喋ったときに深い表情が生まれる、そういうところが素敵だし魅力だと思います。

鳥越 わかりやすい転落劇ですよね。特に本を読むとその魅力を強く感じるし、間を持たせて、間を持たせて、最後にひとつのセリフに落とし込む。そこはやっぱりすごいなと思います。

──また、今回は歌も入るということですが、それはどのような形で歌われるのですか?

丸尾 プロデューサーから歌を入れたいという話があった時に、どこに歌を入れていこうかを考えていたのですが、ちょうど舞台『千と千尋の神隠し』を作ったジョン・ケアードさんがテレビで、「なぜミュージカルにしなかったんですか?」と訊かれた時に「ミュージカルは自分にしかない秘密を持っているから歌えるんだけれども、『千と千尋…』にはそれがないからストレートプレイにした」という言い方をされていたんです。で、あぁなるほど、イギリスではそういう捉え方なんだなと思って。それで、まずドラマが生み出されないと歌に行けないと思うのですが、そのドラマと同時に秘密を隠し持っているところはどこなのかを、選んで作っていきました。もちろんこのままいけるのかどうかは俳優とも相談しながらやっていくことなのですが、いまはそういう観点で歌を入れていっています。

──また花道も作られるそうですね。

丸尾 そうなんです。本当は囲み舞台にしたいなと思っていたのですが、それにはやや劇場との相性が難しかったので、少しずつですが状況もよくなっていますし、花道を使ってお客様に近づいていく形をとっていこうと思っています。

圧倒的な美に拍車がかかる

──せっかくお集まりいただいたので、俳優の皆様がお互いにここが素敵だなと感じているところを教えてください。

平野 三浦くんとは初共演なんですが、共通の知り合いがとても多いので、よく聞いてきたのが「芝居が熱い人だ」という話で。今回は特に、ひとつの言葉にしても「これってこういうことだよね?」という意思疎通というか、話し合いをかなりしていかないといけない本だと思うんです。僕たちが日常で使っている言葉ではないので。そういう中でしっかりと芯を持って話し合っていけそうだなと思っていますし、先ほどから話が出ているように桜姫が軸になって、その周りを渦巻いていく物語を、三浦くんとだったらしっかりできるんじゃないかなと。鳥越さんに関してはもう何も言うことがない!(爆笑)

鳥越 なんですかそれ!(笑)じゃあ僕から言わせてもらうと、平野さんは本当に舞台に立ちはじめたばかりの頃に共演させてもらって、そこから長い間、観させてもらってきて、僕にとっては師匠ですね。

平野 いやいや、そのさ、舞台2作目、3作目という段階で鳥ちゃんはすでに「俺が一番だ」っていうスタンスだったからね!(爆笑)

鳥越 何を言っているんですか!(笑)僕は真面目にしゃべりますよ!(笑)良くん(平野)は色々なことが精密な中でもすごく遊べる、振り幅を広げてくれる人なんです。だから共演する後輩達はきっと、良くん君がいればなんとかなると思っているので、みんなを甘やかしていますね、勝手にね。

平野 俺が甘やかしてる!?

鳥越 そうです。そこが良くもあり悪くもある大先輩です(笑)。涼介さんは舞台上にいるだけで見惚れてしまうというか、ただ単に綺麗とかそういうことだけじゃなく、ちゃんとその世界に立っていらして。それこそ桜姫ではないですが、立っているだけで魅了され、るというか。そこにから芝居や、歌が入ってくるとさらにどんどん変わられる、すごく魅力的な役者さんだなと思います。

三浦 僕は平野さんとは「はじめまして」なのですが、初めての役者さんとお芝居ができる、その「初」っていうのはこの時1回しかないことなので、どんなお芝居をされるのか、どう感じるのかがすごく楽しみです。僕はどんな役者さんでもそうですが、お稽古場で芝居をしているのを観るのがすごく好きで。やっぱり劇場に入るととにかくやらなければいけないという作業になりますから、やっぱりお稽古場でしっかり平野さんのお芝居を感じたいです。鳥ちゃんとも仕事としては初めてですが、プライベートでは散々一緒に過ごしているので、皆さんからは「やんちゃだ」という話を耳にする機会が多いんですが、僕の前ではそれはまだ1回も見せたことがないので。

平野 いやホントにやんちゃだよ!俺のこと「大先輩」とか言ってるけど、酔っ払ってうちに来た時のふざけ方とか、とてもここでは言えないから(笑)。

三浦 そう聞くと良い意味のハプニングも起こしてくれそうなので楽しみです(笑)。

丸尾 この雰囲気はいいですね。今回はこのシーンをどう解釈してとらえているか、というところを話し合っていく、どういう真意でこのセリフを言っているんだろうに対して、いろいろな解釈ができる作品だと思うので、その辺りを共有していくことが重要になっていくと思いますから。

──本当にビジュアルを拝見していてもドキドキするほどなので、とても楽しみですが、では最後に楽しみにされている方々にメッセージをいただけますか?

丸尾 ここから稽古をはじめていって、すごく高い山というか、まだどこに行くかも分からない山に挑んでいくと思うのですが、カンパニー全員で悩んで、自分たちなりの答えを持って、新しい感覚の舞台を作れるんじゃないかなという気がしていますので、それをぜひ劇場で目撃していただけると嬉しいです。

平野 前回、『東海道四谷怪談』をやった時にも思ったんですが、現代劇なんですけど、こういう歌舞伎の題材をモチーフにするとやっぱり美しいなと思って。それは丸さんの演出や、照明やセットの組み方もあるんですが、圧倒的な美がそこに詰まっていたなという印象でした。今回も特にその美しさというものに、さらに拍車がかかるだろうし、歌舞伎って難しいと思っている方もおそらくたくさんいらっしゃると思いますが、馴染みがない言葉でもしっかり役者がその感情を込めて喋っていると、存外意味が伝わります。ブロードウェイに行って、英語が全くわからなくても物語は分かるし、十分に楽しいのと一緒で、僕も演出をする時に、特にコメディの場合はあまり言葉通りにするのは好きじゃなくて。「ちょっとやめろよ!」というべきところを「チャー!」にしようと言っても、それが「やめろ」という表現なんだとお客さんには全く違和感なく伝わる、言葉って概念でしかないなと思っていて。やる方が気持ちを持っていたら言葉を超えられるし、頭で理解するのではなく心で感じられるものになると思います。そういう心に訴えかける作品になると思っているので、ぜひ遊びに来てください。

三浦 いまの話を聞いてすごく楽しみになりました。お客様の前に立つことが怖くない気がします。よろしくお願いします。

鳥越 皆さんがあまり観たことがない、いい意味での衝撃のある作品になると思います。し、また、ここでハマったら舞台の面白さもさらに広がるので、2バージョン上演の違いも楽しんでいただけるように頑張ります!

平野良 丸尾丸一郎
鳥越裕貴 三浦涼介 

■PROFILE■

みうらりょうすけ〇東京都出身。『仮面ライダーオーズ/OOO』のアンク役で人気を博し、以後多くの映像作品に出演。歌手としても活躍するほか、多くのミュージカル作品に出演、高い評価を得ている。主な出演に、ミュージカル『1789 – バスティーユの恋人たち-』、『ロミオ&ジュリエット』、『エリザベート』、『マタ・ハリ』、『銀河鉄道999 THE MUSICAL』など。

とりごえゆうき〇大阪府出身。2010年、舞台『イナズマイレブン』で初舞台を踏み、音楽ユニットWINWINのメンバーとしても活動するなど、舞台を中心に幅広い活躍を続けている。主な出演舞台作品にミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ 『文豪ストレイドッグス』シリーズ 『あの日見た花の名を僕たちはまだ知らない』主演『いとしの儚』などがある。

最近の主な出演作品に、舞台では、ミュージカル『刀剣乱舞』シリーズ、『文豪ストレイドッグス DEAD APPLE』や『いとしの儚』では主演を務めるなど他多数出演。その他にTVドラマ『あいつが上手で下手が僕で』、映画『文豪ストレイドッグス BEAST 』、音楽ユニットWINWINのメンバーとして活動するなど幅広く活躍している。映画『リバー、流れないでよ』が2023年初夏公開予定。

ひらのりょう〇神奈川県出身。ドラマ『3年B組金八先生』第5シリーズに中込祥夫役で出演。ミュージカル『テニスの王子様』1st シーズンに一氏ユウジ役で出演し注目を集める。主な出演作に、ミュージカル『憂国のモリアーティ』シリーズ、ミュージカル『あなたの初恋探します』、笑う門には福来・る祭『明治座でどうな・る家康』など。2007年より、日テレプラス「2.5次元ナビ!」のMCを努めている。

まるおまるいちろう〇大阪府出身。2000年「劇団鹿殺し」を旗揚げ全作品に出演。第4回公演『愛卍情』以降は全作品の脚本を手掛け、2011年、『スーパースター』が第55回岸田國士戯曲賞最終候補となった。作家・演出家・俳優としてマルチに活動。主な作品に、2022年、監禁朗読劇 LOCK UP READING THEATER『The Lost Sheep』演出、OFFICE SHIKA MUSICAL 雑踏音楽劇『ネオンキッズ』脚本・演出・出演など。

【公演情報】
CCCreation Presents
舞台『桜姫東文章』
原作:鶴屋南北
脚本:加納幸和(花組芝居)
演出:丸尾丸一郎(劇団鹿殺し)
出演:三浦涼介 鳥越裕貴 平野良/桑野晃輔 井阪郁巳 野口準 平賀勇成 永澤洋(花組芝居)  髙木稟 秋葉陽司(花組芝居)谷山知宏(花組芝居) /光由(イッツフォーリーズ) 村上拓哉
●5/3~9◎こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ
〈料金〉S席[前方列・特典付]11000円 A席9,500円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
アフターパンフレット付きS席13,000円
※前方席・特典付き+アフターパンフレット(後日配送)
アフターパンフレット付きA席11,500円
※アフターパンフレット(後日配送)
学割(U-18以下対象)5,000円(全席指定・税込)
※当日年齢の分かる身分証提示
※アフターパンフレットは通常のパンフレット構成+舞台写真を掲載したもの。公演終了後に自宅へ配送。
※「狂い咲き」「乱れ散り」両バージョンパンフレットは共通の物1種となる。
〈公式サイト〉https://www.cccreation.co.jp/stage/sakurahime/
〈CCC公式Twitter〉@ccc202007

 

【取材・文/橘涼香 撮影/岩田えり】

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