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劇団あはひが『どさくさ』で、史上最年少での本多劇場に挑む!

劇団あはひは早大生の大塚健太郎、松尾敢太郎らによって2017年に結成された演劇プロデュース集団で、2018年今回再演される『どさくさ』で旗揚げ。落語や能、シェイクスピアなど古典を下敷きとした創作を中心に行い、2019年の第2回公演『流れるー能”隅田川”より』で「CoRich舞台芸術まつり!2019春」グランプリを受賞している。
今回の上演は、落語『粗忽長屋』をベースにした旗揚げ作品の再演で、本多劇場史上最年少での公演となる。
「私たちが演劇化した作品を振り返ってみると、どれも生と死、過去と現在の「あわい」にしか存在できない人々を描いているという点で共通している」と語る作・演出の大塚健太郎が、滑稽落語の『粗忽長屋』をどのようにアレンジしていくのか、大塚との共同主宰者で今回公演の出演俳優でもある松尾敢太郎のコメントも併せてお読みいただき、史上最年少での本多劇場公演というチャレンジングなイベントを楽しみにしたい!

【松尾敢太郎(共同主宰・俳優)コメント】
劇団あはひは、2018年6月に旗揚げし、古典を下敷きとしたオリジナル作品を上演しています。過去には、落語や能、シェイクスピアを素材に選んできました。しかし、何百年と朽ちることなく伝承されてきた、言ってしまえば、もう手の加えようのない名作を、わざわざ演劇に置き換え、語り直す意味は何だろうか。古典から着想を得る、という創作手法には、こういった疑問がつきものかと思います。

今作『どさくさ』の題材となる落語『粗忽長屋』は、男が行き倒れの死体を自分自身だと思い込んでしまうという、極めて荒唐無稽な滑稽噺です。「抱かれてんのは確かに俺だが、抱いてる俺は一体誰だろう」。間抜けオチの代表例として有名なサゲの台詞は、僕たちをどこか不安で怖い気持ちにもさせます。それは、「今」を生きている僕たちにしか覚え得ない感覚かもしれません。なぜそう感じてしまうのか。古典を語り直す作業は、「今」という時代を捉え直す試みである気がしてなりません。

数々の役者や演出家が愛した下北沢本多劇場に、旗揚げから2年も満たない無名の学生劇団が挑みます。僕たちの演劇が、お客様との間(あわい)にどんな「今」を映すのか、とてもドキドキしています。ぜひ下北沢本多劇場まで足をお運びください。

【公演情報】
劇団あはひ公演
『どさくさ』
作・演出◇大塚健太郎
出演◇松尾敢太郎 高本彩恵 東岳澄 古館里奈 
上田悠人 瀬沼英恵 鈴木望生
演奏◇稲葉千秋

2/12(水)〜16日(日)◎下北沢本多劇場

チケット:一般3,500円/学生1,500円(当日は一般・学生共に+500円)
*全席指定 *その他、特典付きチケットあり

お問い合わせ:info@gekidanawai.com

https://gekidanawai.com/

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