鈴木福・川平慈英らのミュージカル『カラフル』全キャスト発表!
世田谷パブリックシアターでは、直木賞作家・森絵都によるベストセラー小説「カラフル」(第46回産経児童出版文化賞受賞)を原作に、株式会社アミューズと世田谷パブリックシアターの共同制作企画として、せたがやこどもプロジェクト2023《ステージ編》の子どもも大人も楽しめるオリジナルの新作ミュージカル『カラフル』を2023年7月より上演する。その公演の全出演者・公演詳細が決定した。
脚本・作詞・演出を担うのは、世田谷パブリックシアター初登場となる小林香。数々の海外ミュージカル演出を手がける一方、作・演出を一手に担うオリジナルミュージカルの創作も得意とする気鋭の劇作家・演出家。
作曲・編曲は、ミュージカルのみならず多岐にわたるジャンルで活躍し、小林とも数々の作品でタッグを組んできた大嵜慶子が手がける。
出演は、主人公<ぼく>役に鈴木福、主人公を導くガイド役の天使・プラプラ役に川平慈英。
そして、彩乃かなみ、川久保拓司、加藤梨里香、百名ヒロキ、石橋陽彩、菊池和澄など、舞台・ミュージカル界を中心に注目される実力派のキャスト陣が集結した。
多彩な才能を持つ俳優たちの共演、透明感あふれる美しい楽曲、そして歌と踊りがふんだんに盛り込まれた魅力あふれる演出で、“モノクロだった世界をカラフルに変える”ミュージカルの「魔法」を、いまを生きるすべての世代に向けて届ける。
【コメント】
脚本・作詞・演出: 小林香
『カラフル』は世田谷パブリックシアターで初めて作られるオリジナルミュージカルです。ミュージカルは、人間のグッド・ハートを信じるところから始まる表現だと私は思っています。
でも今を生きるのは、そんなこと言ってられないくらいハード。朝起きたら朝日より重力を感じるし、学校じゃポジよりネガが優勢。ミュージカル『カラフル』には、タイトルに反してカラーレスな毎日を生きる男の子が登場します。
同じ事実に、違う真実を見つけ出す。このミュージカルを通して、若いお客さま、そして大人のお客さまにも、それを体感していただけるよう作っていきたいと思います。
ぼく役:鈴木福
今回、舞台、ミュージカルで初めて主人公を務めさせていただくことになり、世田谷パプリックシアターの舞台で、カラフルという作品の「ぼく」を演じることができてとても光栄です。
人として生きることの意味、今を生きること、この原作を通して感じるものがありました。
大人から子どもまで、観に来てくださる方々に、素敵な作品を届けられるよう、精一杯がんばります!
プラプラ役 :川平慈英
原作の小説に心を奪われました。様々な形で舞台化、映像化されているこの作品ですが、大勢の人の気持ちを捉えて放さない澄んだパワーを、新しい形でお届けできたらと思います!
7年前に親子を演じた鈴木福くんと、今度は全く違うタッグが組めるのも嬉しい!
僕の演じるガイド役プラプラは、天使の他、様々な姿で登場するのでそちらもお楽しみに!
何度失敗しても、立ち上がるチャンスは必ず巡ってくる、そんな想いを皆さんと共有できたら嬉しいです。
気づけば気の滅入ることの多いこの世界を、ステージのマジックでカラフルに!
《あらすじ》
「おめでとうございます!抽選にあたりました!」
死んだはずの<ぼく>(鈴木福)の魂は、ガイド役のプラプラ(川平慈英)に導かれ、自殺を図った小林真として人生の再挑戦をすることに。家族やクラスメイトとの関わりの中で、モノクロだった世界のイメージが少しずつカラフルな色に変わりはじめたとき、<ぼく>の生前の罪が明らかになる…。
【公演情報】
せたがやこどもプロジェクト2023
アミューズ×世田谷パブリックシアター
ミュージカル『カラフル』
原作:森絵都「カラフル」(文春文庫)
脚本・作詞・演出:小林香
作曲・編曲:大嵜慶子
出演:鈴木福 加藤梨里香 百名ヒロキ 石橋陽彩 菊池和澄
島田彩 高井泉名 本田大河 鈴木大菜
彩乃かなみ 川久保拓司/
川平慈英
●7/22~8/6◎世田谷パブリックシアター
〈料金〉一般S席[1・2階席]9,500円 A席[3階席]7,500円 高校生以下S・A席共1,000円[当日要証明書提示](全席指定・税込)
※親子ペア(一般1枚+高校生以下1枚)S席 9,500円(前売のみ)
※ほか各種割引あり、託児サービスあり、車椅子スペース取り扱いあり
〈一般発売日〉2023 年 5 月 21 日(日)10:00~
〈お問い合わせ〉世田谷パブリックシアターチケットセンター 03-5432-1515 (10:00~19:00) https://setagaya-pt.jp/
〈公式サイト〉https://setagaya-pt.jp/performances/20230708colorful
〈公式Twitter〉@musicalcolorful
●8月◎兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール、茨城・水戸芸術館 ACM劇場、愛知・春日井市民会館にてツアー公演あり.