藤原季節、内田健司、銀粉蝶らによる配信舞台『たかが世界の終わり』 再配信決定!
昨年10月、俳優たちが自主制作で行った配信舞台『たかが世界の終わり』 は、無観客上演を1時間50分ワンカット長回しで収録、一台のカメラが舞台上の俳優たちの間を動き回るノーカット映像、YouTubeでの稽古風景の同時配信など新しい舞台の形に挑戦した。
コロナ禍で様々な配信演劇が生み出されたなかで、「舞台ならではの緊張感と物語に入り込んでしまったかのような没入感」「圧巻の迫力とカメラワーク」「映像とは思えないまさに舞台の熱量」「今までの概念を覆した」と視聴者から驚きと感動の声が数多く寄せられた。昨年の配信はリアルタイム視聴のみだったが、視聴者からの好評に応える形で改めて今年2月、アーカイブでの再配信が決定した。
主演を務めるのは昨年「佐々木、イン、マイマイン」『his」の演技で第42回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞を獲得した期待の新星・藤原季節。数々の舞台やドラマ、映画を経験してきた藤原が「今までやってきた演劇とは違う」と言う今回の挑戦。藤原は余命宣告を受け、自らの死を伝えるために数年ぶりに家族の下へ帰郷する青年・ルイを演じる。
共演には内田健司、周本絵梨香、佐藤蛍、そして「最後のアングラ女優」と名高い演劇界の名女優・銀粉蝶がルイの母親役を演じる。「内田くんが誘ってくれたから参加した」と銀粉蝶が期待を寄せる内田健司はルイの弟・アントワーヌ役と演出を担当している。映像作品と舞台作品の狭間を巧みに表現した内田の演出にも注目。
【あらすじ】
不治の病により余命僅かであることを知った 34 歳の青年・ルイは、長年会うことを避けて きた家族の元へ帰郷する。病を打ち明けようとするルイだが、次々に語りかける家族たちは 不在だった長男との時間を埋めようとするかのように話す隙を与えない。どこまでも噛み 合わずに進んでゆく彼らの会話劇は、1995 年に 38 歳で亡くなった著者の自叙伝とも言われる。 コロナ禍で危機に立たされた演劇界で、いま彼らが抱えている想いと、主人公・ルイの物語 とが織り重なってゆく・・・物語の最後に彼らが出す答えとは・・・・。
収録場所は、彩の国さいたま芸術劇場 NINAGAWA STUDIO(大稽古場)。 同劇場の芸術監督であった蜷川幸雄氏と共に俳優たちが稽古を重ね、数多くの蜷川作品を 生んできたこの場所での収録は、YouTubeで配信中のドキュメンタリーから地続きに、リアルタイムで 演劇が立ち上がるさまを観客と共に追っているかのような実験的な試み。 1 時間 50 分にも及ぶワンカットの長回し撮影は、カメラが舞台上の俳優たちの間を動き回り、細やかな表情を文字通りノーカットで映し出す。
再配信は2月25日~28日の4日間、streaming +にてアーカイブ配信される。チケットはe+にて購入可能。
その他、俳優陣の特別インタビューが掲載されたパンフレットなども、この度の再配信用に初めて販売される予定。詳しくは公演オフィシャルサイト、第7世代実験室公式Twitterにて。
【配信情報】
配信舞台『たかが世界の終わり』
作:ジャン=リュック・ラガルス
訳:齋藤公一(原訳『まさに世界の終わり』)
演出:内田健司
撮影:武井俊幸
出演:藤原季節 内田健司 周本絵梨香 佐藤蛍/銀粉蝶 ほか (さいたまネクスト・シアター)
収録場所:彩の国さいたま芸術劇場 NINAGAWASTUDIO(大稽古場)
再配信:2021年2月25日20:00~28日23:59
(上演時間約1時間50分予定 休憩なし)
※本作は収録済みのアーカイブ配信です。
ケット購入ページ:https://eplus.jp/sf/detail/3379130001-P0030001
〈公式サイト〉https://www.playthemoment.info/
【本作の上演までのドキュメンタリーを配信中】
ダイナナチャンネル https://www.youtube.com/channel/UCp8XpDdWnL_68Daawb_hF2w
#playthemoment 演劇ドキュメンタリー配信中。
〈第7世代実験室公HP 〉http://www.dai7.online/
〈第7世代実験室公Twitter 〉https://twitter.com/dai7sedaizikken/