舞台『キングダム』がついに始動!信役、嬴政・漂役、クリエティブスタッフ発表!
歴史上初めての中華統一はたった二人の少年からはじまった!
動乱の春秋戦国時代を描く国民的大人気コミックを初の舞台化となる舞台『キングダム』の信役、嬴政・漂役、クリエティブスタッフが発表された。
時は紀元前、春秋戦国時代。未だ一度も統一されたことのない苛烈な戦乱の中にある中国を舞台に戦災孤児の少年・信とその玉座を追われ、のちの始皇帝となる若き王・嬴政(えいせい)。2人の少年が時代の荒波にもまれながらも、友との約束のために、そして己の夢のために史上初の中華統一を目指す大人気コミック『キングダム』。
2006 年に「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で連載が始まると次第に人気を獲得し大ヒットに、既刊65巻の累計発行部数は9000万部を突破(2022 年 6 月現在)。著者である原泰久はなんと本作がデビュー作ながら、2013 年には第 17 回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞。現在、TV アニメ第4シリーズも放送されている。2019 年 4 月には待望の実写版映画が公開されると山﨑賢人、吉沢亮、橋本環奈、長澤まさみ、大沢たかお等豪華俳優陣、そして原作の再現度と高いエンターテイメント性が評価され、2022 年 7 月公開の『キングダム 2 遥かなる大地へ』も大ヒット上映中。
俳優・芸人・アーティスト等各界の著名人のファンも多く、テレビ朝日「アメトーーク!」では「キングダム芸人」が特集されるなどファンの熱量も話題になった。様々なメディアミックスを経て、常に社会現象といえる盛り上がりを巻き起こし続ける『キングダム』。
その新たな展開として、初の舞台化を実現する。
演出は、帝劇で『ローマの休日』『風と共に去りぬ』『ダンス オブ ヴァンパイア』など数多くのスケールの大きな作品を手掛ける【山田和也】。脚本は、イギリスでの演劇活動から体得した朗読手法と、日本古来の話芸である落語や常磐津、声優文化、オペラやミュージカルの手法を混ぜ合わせた「藤沢朗読劇」と呼ばれる独特の朗読スタイルで唯一無二の存在感を放つ【藤沢文翁】が担当。
音楽は TV アニメ版『キングダム』(第 3 シーズン、第4シーズン)の【KOHTA YAMAMOTO】が手掛け、生演奏で、俳優の迫力ある演技と音楽が、一体となるライブ・エンタテイメントならではの舞台『キングダム』を届ける。
コミックス1~5巻の、信が秦王・嬴政と手を組み、王弟から玉座を奪還するまでの「王都奪還編」は数あるシリーズの中でも涙を誘う有数のエモーショナルなエピソードで、他巻のエピソードも盛り込みながら、現在脚本化を進めている。
そしてキャスティングにおいても、帝劇のセンターポジションを初めて射止めた、未来のエンターテイメントを背負うであろうフレッシュな二十代の4名が決定した!
天下の大将軍を目指す、戦災孤児の少年「信」を演じるのは、【三浦宏規】と【高野 洸】の二人。
三浦と高野は、二人とも2017年からミュージカル『刀剣乱舞』に兄弟(三浦=髭切・高野=膝丸役)の役で出演し、現在の『刀剣乱舞』ブームの立役者として知られている。
三浦は、近年もミュージカル『 GREASE』(2021 シアタークリエ)主演や、舞台『千と千尋の神隠し』(2022 帝国劇場)ハク役など着実にキャリアを重ねての帝劇初主演となる。
高野はダンスユニット「Dream5」としてキャリアをスタートさせ、映像・舞台・音楽と活動の場を多彩に広げながら、満を持して、異例の帝劇初出演にして初主演を務める。
中華統一を目指す若き秦国王「嬴政」と、信の親友でともに天下の大将軍を目指す「漂」の二役を務めるのは、映像・演劇で鮮烈な活躍を見せる【小関裕太】と【牧島 輝】。
今年5月にこのコロナ禍で全日程完売となったミュージカル『四月は君の嘘』で主演を務めた小関と、今もミュージカル『刀剣乱舞』を中心で支える牧島が、いずれも待望の帝劇初登場となる。
【コメント】
三浦宏規
帝国劇場で『キングダム』が舞台になります。
その初演の信役を演じさせて頂きます。
信の熱さ、そして政や漂とのかけがえのない友情を皆様にしっかりと感じて頂けるように演出の山田和也さんをはじめ、とても信頼している高野洸くん、素晴らしいスタッフキャストの皆さまと一緒にこの作品を創っていけることに今からとても楽しみです。
高野 洸
初めて帝劇に立たせて頂きます。
多くの読者の皆さんが愛する『キングダム』の初舞台化、そして僕は信の役ということでとても恐れ多いのですが、信と同じような気持ちで、歴史に名を刻む覚悟でやりたいなと思っています。
一人の少年が、やがて中華統一を果たしていく、その第一章の部分を、帝国劇場の舞台でやるということで今から準備をしていきたいと思っております。
そして信役をダブルで演じる三浦宏規は、信頼していますし、一緒に頑張っていけるような仲なので今からとても楽しみです。
『キングダム』初演を成功させたいと思います。
小関裕太
このたび『キングダム』が帝国劇場で初めて舞台化されることになり、僕は政・漂役を演じさせて頂くことになりました。
春秋戦国時代を生き抜いた人々を描いているこの作品、時代は違えど、なんとなく舞台と共通している部分がある気がします。
同じ戦場で戦う中で、心の中で横一列になって手をつないで一つの目的に向かっていくのは舞台と通じるのではないかと思います。
物語と同じようにキャスト同士激を飛ばしあいながら、自分を鼓舞しながら、素晴らしい作品というゴールに向かって突き進んでいきたいと思っています。
牧島 輝
舞台『キングダム』の政・漂役で初めて帝国劇場に出演させて頂きます。
僕は漫画から入ったのですが、漫画の1巻のスタートが、信が大将軍になっているところから始まり、政も始皇帝になることが決まっている。どうなるのかが分かっているのに、こんなにワクワクできる、素晴らしい作品です。
政の役は大好きですけれど、この政なら始皇帝になれそうだな、という希望を皆さんに感じ取ってもらえるように立派に演じていきたいと思っています。
【公演情報】
舞台『キングダム』
脚本:藤沢文翁
演出:山田和也
音楽:KOHTA YAMAMOTO
出演:
【信役】
三浦宏規/高野 洸
【嬴政・漂役】
小関裕太/牧島 輝
●2023年2月◎帝国劇場
〈公式サイト〉https://www.tohostage.com/kingdom/
《原作概要》
作 :原泰久
出版社:集英社
掲載紙:週刊ヤングジャンプ(2006 年 9 号~連載中)
単行本:既刊 65 巻※累計発行部数 9000 万部(2022 年 6 月現在)