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横山拓也の『目頭を押さえた』がパルコ・プロデュースで6月~7月に上演!

秋田汐梨 林翔太 筒井あやめ

横山拓也の『目頭を押さえた』が、パルコ・プロデュースで6月4日~7月4日、東京芸術劇場 シアターイーストにて上演される。演出は寺十吾、筒井あやめ(乃木坂46)、秋田汐梨が外部舞台初出演にしてW主演を務める。また共演には林翔太をはじめ実力派俳優たちが顔を並べている。

本作『目頭を押さえた』は、2012年の初演以来、横山拓也の主宰する劇団iakuでも繰り返し上演されてきた。伝統的に林業を生業としてきた関西圏の山間のとある集落を舞台に、写真家としての才能を開花させていく高校3年生の遼と、その仲良しの従姉妹で同級生の修子の二人を軸に、その家族や教師たちの人間模様を描いた作品で、伝統と新しいもの、田舎と都会、平凡と非凡、死と生といった正反対の価値観が混在する中で、その間(あわい)を揺れ動く人物たちの葛藤に胸を揺さぶられる、真摯な人間ドラマ。

演出を担当する寺十吾は、俳優としても活躍するほか、演出家としても小劇場から大きな劇場までさまざまに活躍の場を広げ、書き下ろし、古典、海外戯曲など多彩な作品を手がけ、近年ますます高い評価を得ている。パルコ・プロデュースには今作で初登場。

W主演を務めるのは、乃木坂46の最年少メンバーとして唯一無二の存在感を放ち、グループのドラマやコントで光るセンスを見せる筒井あやめ、そしてSeventeenモデルとして活躍しつつ、話題作への出演が続き確かな演技力で注目されている秋田汐梨、ともに単独舞台出演は初となる。仲良しの従姉妹どうしで高校の同級生、という役柄を10代の二人がみずみずしく表現する。

二人の関係に大きくかかわるキーパーソンの教師役に、舞台俳優としての実力を高く評価されている林翔太。フレッシュなメンバーに加えて、三谷幸喜作品をはじめ舞台、映像、CMと幅広く活躍する梶原善、硬軟併せ持つ雰囲気で数多くの監督・演出家の作品に出演する山中崇が、それぞれ主演二人の父親役として出演。さらに、秋田演じる修子の母親役に、第27回読売演劇大賞優秀女優賞を受賞した枝元萌、家庭教師役に横山拓也作品の常連である橋爪未萠里、弟役にオーディションで選ばれた大西由馬ら実力派の面々が揃った。

【コメント】
筒井あやめ
杉山遼役を演じさせて頂きます、筒井あやめです。
私は演技経験が少なく、乃木坂46メンバーのいない舞台も初めてのなか、さらにW主演ということで緊張と不安がありますが、共演者の方から刺激をいただきながら沢山の事を学んで、杉山遼としての一瞬一瞬を楽しめたらなと思います。
どきどきする様な展開を見ている皆さんに感じていただけるよう、精一杯頑張ります。よろしくお願い致します。

秋田汐梨
初めての舞台ということで、どんなふうになるのか全く想像ができず、今はとにかく緊張と不安でいっぱいですが、稽古を通して、自信を持って舞台に立てるよう頑張りたいと思います。
今回、筒井あやめさんとは初めてご一緒しますが年下とは思えないほどの落ち着きと雰囲気を持った方で、役のイメージにぴったりだな、と思いました。
私が演じる役は、いつも明るく元気な子ですが、複雑な気持ちを抱く場面もあるので、そんな感情の変化を繊細に表現していきたいなと思います。

林翔太
『目頭を押さえた』に出演が決まった時は、また新しい作品と出会える事の嬉しさで胸がいっぱいでした!そして今回初めて、高校教師の役をやらせて頂きます!自分がこの役だと知った時は、僕もそういう年齢になったんだなとしみじみしました。筒井さんと秋田さんが演じる高校生のキーパーソンとなる役でもあるので、自分の役割をしっかりやり切りたいと思います!このような時代ではありますが、ぜひ劇場に来て頂けたらと思います。

【公演情報】
パルコ・プロデュース
『目頭を押さえた』
作:横山拓也
演出: 寺十吾
出演:筒井あやめ(乃木坂46) 秋田汐梨/林翔太/枝元萌  橋爪未萠里 大西由馬/山中崇 梶原善
●6/4~7/4◎東京芸術劇場 シアターイースト
●7月◎大阪公演 サンケイホールブリーゼ
〈公式サイト〉https://stage.parco.jp/

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