松本幸四郎直伝!日本舞踊ワークショップを4月27日開催!
日本舞踊の継承と革新をめざし、新作日本舞踊を発表する日本舞踊 未来座シリーズ第三弾「第3回日本舞踊未来座=彩(SAI)=」を2019年6月上演する。
2017年、日本舞踊への固定概念を打破すべく、日本舞踊協会のメンバーが、十世 坂東三津五郎の遺志を継ぎ、“未来座”と銘打ち、新たなシリーズを立ち上げた。
2017年の第一回公演では“水”をテーマに4つの演目を上演。古典楽器による音楽に、現代語の唄で〈永遠の愛〉を問う「水ものがたり」、女流舞踊家五人衆が艶やかな俚奏楽にのせて、名舞台の一瞬を日本舞踊独特の素踊り形式の新演出で作られた「女人角田~たゆたふ~」、踊り手たちが猫に扮し、津軽三味線・上妻宏光の音楽で踊った「当世うき世猫」、市川染五郎が演出・振付・出演という一人で三役担い、“はにわオールスターズ”の仙波清彦氏による音楽で激しく踊った「擽-くすぐり-」。それぞれ水の流れと、過去・現在・未来という時の流れに愛、女性、共感、命などを重ね合わせ、現代に共通するテーマで、今まで日本舞踊に親しみのなかった人にもわかりやすく表現され、大きな反響を得ている。
2018年の第二回公演で、SAIが象徴するワードは“裁”、世界的オペラ『カルメン』を題材に、様々な運命に裁かれながら生きる女と男を描いた。実力派の花柳寿楽、水木佑歌に、若くして注目を集める四代目 中村橋之助、市川ぼたんがダブルキャストを務め、日本舞踊の伝統をつなぎながら、“いま”こそ輝き、そして“未来”へと光を放つ継承と革新を現す、ファムファタルの妖艶な世界を表現した。
第三回となる2019年の日本舞踊 未来座“彩”は、趣の異なる2本立て。1作目は「檜男=ぴのきお=」、誰もが知っているピノキオの物語が新作舞踊でよみがえる。メルヘンチックな世界と奇想天外なストーリーで子供から大人まで楽しめる舞踊ファンタジー。語りは歌舞伎俳優としても活躍中の坂東巳之助が勤め、若手花形から熟練のベテランまで個性豊かな舞踊家たちが新たなピノキオに命を吹き込む。そして、古来より日本人の心に大切に受け継がれてきた四季をテーマに、舞と踊りで綴る舞踊絵巻「春夏秋冬」。日本舞踊の持つ華麗さ、力強さ、荘厳さを群舞と京舞で余すところなく見せる。日本舞踊未来座に初出演する人間国宝の井上八千代に加え、新進気鋭の舞踊家たちによる圧巻の舞台となる。
この公演を記念し、老舗「玉ひで」にて4月27日(土)、未来座立ち上げメンバーで、日本舞踊協会理事の松本幸四郎による日本舞踊鑑賞と日本舞踊ワークショップを実施することが緊急決定した。
幸四郎から直々に日本舞踊についてレクチャーを受けることができ、しかも至近距離から舞踊を鑑賞することができる贅沢なワークショップ。さらに終了後には幸四郎と一緒に全員での記念撮影付き。
売り切れ必至の各回30名のプレミアムチケットとなる。
【イベント概要】
『松本幸四郎直伝 日本舞踊ワークショップ』
会場:玉ひで3階「吉祥の間」(東京都中央区日本橋人形町1-17-10)
4月27日(土)11:00の部(受付開始:11:00)
講師:松本幸四郎
チケット代金:18,000円(全席自由席・税込)※未就学児童参加不可
・未来座『彩 SAI』公演チケット付き、玉ひで親子丼昼膳付き、舞踊鑑賞、日本舞踊ワークショップ・記念撮影
4月27日(土)14:30の部(受付開始:14:30)
講師:松本幸四郎
チケット代金:15,000円(全席自由席・税込)※未就学児童参加不可
・未来座『彩 SAI』公演チケット付き、お土産付き(軍鶏鍋の素)、舞踊鑑賞、日本舞踊ワークショップ・記念撮影
〈チケット発売開始〉2019年4月11日(木)午前10時
〈チケット取扱〉イープラス https://eplus.jp/koshirows/
各回30名限定
●第三回 日本舞踊 未来座『彩 SAI』チケット販売対象日時
6月21日(金)15:30
6月21日(金)19:00
6月22日(土)15:30
6月22日(土)19:00
※座席選択はできかねますのでご了承ください。※各日上限枚数有り。
※ワークショップのチケットが『彩 SAI』公演の引換チケットとなります。公演当日、劇場受付にてお引換となります。
〈彩 HP〉日本舞踊協会 http://nihonbuyou.or.jp/Performances/detail/343
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