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明後日のジャンルレス企画『asatte FORCE』いよいよ残り5日5演目!

下北沢・本多劇場にて10月18日まで上演中の『asatte FORCE』も、いよいよ残り5日間、5演目となった。

演劇、ライブ、朗読などジャンルレスで 3週間14 企画 23 公演を行う公演は、本日、10月13日は「わたしの茶の間 沢村貞子の言葉」を峯村リエ、村岡希美、西尾まり、小泉今日子の朗読で上演した。

シンプルなテーブルと椅子4脚だけの舞台で、女優4人が昭和の名脇役・沢村貞子のエッセイをそれぞれ読み上げる。仲の良い女友達といった雰囲気の4人の、お茶を飲んだり、みかんを食べたりというくつろいだ姿に、観客も日常と地続きのままエッセイの世界に入っていく。子供の頃のノスタルジックな回想や、俳優という職業についての考察など、かつて新築地劇団の女優として、戦時下でも反骨の生き方を貫いた沢村貞子ならではの目線で、社会と暮らしを見つめて、鋭く、そして温かい。

そんな『asatte FORCE』の残された5演目は、どれも見逃せないものばかり。

10月14日は、戦後の日本映画界で独特の風貌で「お呼びがかかればどこへでも」をモットーに「三文役者」を自称した殿山泰司のエッセイを、風間杜夫と豊原功補が読む「あなあきい いん ざ にっぽん 殿山泰司の言葉」。

10月15日の「こころ踊らナイト」は、日本初のクラブミュージックレーベル「MAJOR FORCE」設立メンバーであり、ヒップホップの伝道師と呼ばれる高木完を中心に、スチャダラパー、川辺ヒロシ、Chieko Beauty、Ed TSUWAKI、小泉今日子ら音楽仲間が集結する夜。

10月16日と17日は「マイ・ラスト・ソング カジュアル IN  シモキタザワ」~久世さんが残してくれた歌~番外編、として久世光彦が10年以上書き続けたエッセイをテキストに。唄と朗読によるライブ。2008年より続けている浜田真理子と小泉今日子のライフワークだ。

10月18日の千秋楽は、直木賞作家の大島真寿美の小説「ピエタ」のリーディング。18世紀ヴェネツィアを舞台に作曲家ヴィヴァルディを取り巻く女性たちの姿を石田ひかり、峯村リエ、小泉今日子、3人の女優が朗読で紡ぐ。

なお、この『asatte FORCE』の配信は10月31日(土)まで行われる。
Streaming+(ストリーミングプラス) https://eplus.jp/asatteFORCE/

【公演情報】
『asatte FORCE』
●10/1~18◎本多劇場
10/14(水)14:00/19:00…「あなあきい いん ざ にっぽん 殿山泰司の言葉」
10/15(木)19:00…「こころ踊らナイト」
10/16(金)19:00…「マイ・ラスト・ソング カジュアル IN  シモキタザワ」~久世さんが残してくれた歌~番外編
10/17(土)14:00/17:00「マイ・ラスト・ソング カジュアル IN   シモキタザワ」~久世さんが残してくれた歌~番外編
10/18(日)14:00/17:00 「ピエタ」リーディング
※各公演の詳細は 公式サイトを参照のこと
〈公式サイト〉 https://asatte.tokyo/asatte-force/
〈料金〉一般¥2,500/¥3,500/¥6,000<演目により>(全席指定・税込)
U-22¥2,000(当日指定席引換券/枚数限定/要身分証明書提示/税込)
*親子 Day(10/3&10/4)親子券¥2,500(膝の上子供 1 名含)/子供券¥500(中学生まで)

【配信チケット】
Streaming+(ストリーミングプラス)
https://eplus.jp/asatteFORCE/
配信料金 ¥2,000/¥3,000(演目により)

 

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