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新宿梁山泊×風間杜夫 唐十郎の名作『ベンガルの虎』間もなく開幕!

新宿梁山泊が風間杜夫を迎えて上演する唐十郎の名作『ベンガルの虎』が、6月12日~23日、新宿 花園神社場内 特設紫テントにて上演される。

『ベンガルの虎』は1973年に初演された唐十郎の代表作の1つで、【唐十郎という劇作家の成熟の頂点をなす作品】ともいわれるほどの名作。新宿梁山泊は2009年に初めて挑戦し、2011年に再演された。再々演となる本公演では、俳優・風間杜夫を迎えて、世代を越えた新たなキャストと共に創りあげる。

演出家・金守珍が自ら主宰する新宿梁山泊の70回目の記念すべき公演であり、『ベンガルの虎』の集大成としてテント公演の神髄を表敬して贈る。

【あらすじ】
名作「ビルマの竪琴」の主人公「水島上等兵」──戦死者の霊を弔うために故国へ帰ることを頑として拒否したはずのあの「水島」が、実は日本に帰っていて、戦死者の遺骨で大量のハンコをつくっているという皮肉な設定で始まるこの物語、水島と結婚の約束をした女:カンナはその証に預かったハンコを持って、東京の下町に彼を探してやってくる、そこはかつての水島の上官であった俗物隊長とその部下である腹心と片腕がハンコ屋を営んでいた、ここはいつも虎の遠ぼえが聞こえ、産婆のお市が徘徊し、謎の中年男は人の夢の中に入り込む、水島の行方を探すカンナは、流しの兄弟、左近と右近に痛めつけられている新米流しの少年:銀次を助けたことから、銀次はカンナに翻弄されながらも道連れとなっていく、、、、水島の妻を名乗る女、水底から現れる遠く東南アジアに売られたというカンナの母親マサノ、様々に姿を変えてカンナの目の前に現れる水島、忘却の彼方から現れる悪夢の住人たちにカンナは傷つきながらも懸命に運命に立ち向かっていくが、力つき倒れる、その時に虎が大きく吠える、ひ弱な少年だった銀次の姿はそこにはなく────

【公演情報】
新宿梁山泊 第70回公演
『ベンガルの虎』
作:唐十郎
演出:金守珍
出演:
風間杜夫、金守珍、渡会久美子、松田洋治、水嶋カンナ、島本和人、宮原奨伍、八代定治、藤田佳昭、奥山ばらば、のぐち和美、えびねひさよ、清水美帆子、平山もとかず、松永健資、二條正士、中嶋海央、紅日毬子、染谷知里、諸治蘭、本間美彩、中井健勇、山﨑雄介、池田竜渦爾、浅尾啓史、柴野航輝、田中周平、河西茉祐、山田のぞみ、佐野実紀
●6/12~23◎新宿 花園神社場内 特設紫テント
※毎夜 19時開演
※受付は開演の60分前。開場は30分前。
〈料金〉一般/前売 4500円 当日5,000円(全席指定・税込・未就学児童不可)
※学生/前売/当日共に3000円(当日、学生証提示)
〈お問合わせ〉新宿梁山泊事務所 03-3385-7971(平日・土曜・祝日11:00~18:00 日曜休 ※6/10以降 13:00~17:00)
shinjukryozanpak@gmail.com
〈公式サイト〉http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/

 

 

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