新国立劇場オペラ公演『オルフェオとエウリディーチェ』無料配信決定!
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新国立劇場では、2022年5月に新制作上演したオペラ『オルフェオとエウリディーチェ』の公演映像を、2022年10月7日(金)深夜から6か月間、OperaVisionおよび新国デジタルシアターにて無料公開する。
『オルフェオとエウリディーチェ』は、ギリシャ神話のオルフェウス伝説をもとに作曲されたグルックの代表作。深い美意識で世界中にその名をとどろかす振付家・ダンサーの勅使川原三郎の演出により上演された本プロダクションは、オペラとダンスの美しい融合と、そぎ落とされた美を体現した象徴的な舞台装置などがメディア評やSNSなどで大きな話題となった。
また、新時代のバロック奏者として名高い鈴木優人が指揮を担当。世界最高峰のカウンターテナーのローレンス・ザッゾ、モーツァルトやバロックを得意とするソプラノのヴァルダ・ウィルソン、近年大躍進中の三宅理恵の3人の歌手、そして、勅使川原三郎と長年創作を共にするダンサーの佐東利穂子、ハンブルク・バレエのアレクサンドル・リアブコ、髙橋慈生、佐藤静佳の4人のダンサーが一体となり物語を紡ぎあげた余韻深い公演である。
《あらすじ 》
亡くなった妻のエウリディーチェを何とか生き返らせようと祈りを捧げるオルフェオに、愛の神アモーレ は復活の可能性を示唆しつつ、全能の神ゼウスの命令として、「彼女をこの世に連れ戻すまでは、決して 彼女の顔を見てはならない」と伝える。オルフェオは多くの試練を与えられながらも必死に耐え抜き、あ と少しで妻を生還させられるというときに、彼女から「どうして私の顔を見てくれないのか」と詰問され る。ゼウスの命と妻の懇願の狭間で悩むオルフェオは、ついに振り返って妻の顔を見てしまう…。
【配信情報】
作品:新国立劇場2021/2022シーズンオペラ 新制作 クリストフ・ヴィリバルト・グルック作曲『オルフェオとエウリディーチェ』
配信期間:2022年10月8日(土)午前2時(7日(金)深夜)~ 2023年4月7日(金)午後7時 (ヨーロッパ標準時間10月7日(金)午後7時 ~ 2023年4月7日(金)正午)
配信メディア:
Opera Vision https://operavision.eu/performance/orfeo-ed-euridice-0
新国デジタルシアター https://www.nntt.jac.go.jp/stream/
《作品内容》
収録日:2022 年 5 月 21 日(土) イタリア語上演/日本語、英語イタリア語、フランス語、ドイツ語字幕付
指揮:鈴木優人
演出・振付・美術・衣裳・照明:勅使川原三郎
アーティスティックコラボレーター:佐東利穂子
合唱指揮:冨平恭平
出演
オルフェオ:ローレンス・ザッゾ
エウリディーチェ:ヴァルダ・ウィルソン
アモーレ:三宅理恵
ダンス:佐東利穂子、アレクサンドル・リアブコ、 髙橋慈生、佐藤静佳
合唱:新国立劇場合唱団
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
上演時間:約1時間30分 勅使川原三郎、ローレンス・ザッゾのインタビューも特典映像として配信