帝国劇場初本格トークショー!山口祐一郎が仲間たちと語るヒストリー『My Story─素敵な仲間たち─』開催決定!
「ミュージカルの帝王」と讃えられる山口祐一郎が、所縁の深い仲間たちと繰り広げるスペシャルトークショー『My Story─素敵な仲間たち─』が9月17日・18日、帝国劇場で開催される。
このトークショーは、『レ・ミゼラブル』『エリザベート』『ローマの休日』『モーツァルト!』『レベッカ』『ダンス オブ ヴァンパイア』など数々の大作ミュージカルに出演し、その神秘的な歌声と圧倒的な存在感で観客を魅了し続けている山口祐一郎が、それらのミュージカルと自身の“Story”をトークで振り返る90分間。山口が帝劇の舞台に立つ、コロナ後初めての機会であるだけでなく、自身初の本格的なトークショーであり、更に帝国劇場でトークショーが開催されるそれ自体が、歴史上初めてという貴重な機会となる。
構成・演出は『ローマの休日』をはじめ、現在も山口不動の主演作品として再演が繰り返されている代表作『ダンス オブ ヴァンパイア』の演出で、山口と長くタッグを組んでいる山田和也。現在オンラインでの打ち合わせが続いているが、「MCは必要ない」という山口からのリクエストの中、90分間ノンストップのトークショーをどう構成してくるのか。特に、ミュージカル公演の千穐楽で美声を轟かせながら、インパクトのある挨拶を披露することでも知られている山口ならではのフリーダムなトークが、どう広がりどう着地するのかにも注目だ。
そんなトークショーを盛り上げるゲストとして、山口と共にミュージカルを創り上げてきた“素敵な仲間たち”が各公演替わりで登場。17日13時公演には、2004年に『エリザベート』ルドルフ役で帝劇初出演以来、山口との共演を重ねつつ、スターダムを駆け上がり、現在シアタークリエで主演を務めている浦井健治と、劇団四季時代に数々のミュージカルで共演し、更に2009年帝劇で初主演ミュージカル『パイレート・クィーン』での共演以来、数多くのミュージカルやコンサートでも山口と共演を続けている保坂知寿が揃う。12月のシアタークリエ公演『オトコ・フタリ』を前に、三人の息の合ったトークが期待される。
17日17時には、ミュージカル『ローマの休日』初演(1998年青山劇場、2000年帝国劇場/山田和也演出)で山口が演じた新聞記者ジョー・ブラッドレー役を、20年ぶりに演じ継ぐ、加藤和樹と平方元基が参加。『レディ・ベス』などでの共演もある三人のブラッドレー記者が、初演、再演の思い出や、10月の帝国劇場公演への想いを語り合う。
そして、18日13時&17時には、2002年『モーツァルト!』日本初演タイトルロールで華々しくミュージカルデビューを遂げ、2020年8月『ジャージーボーイズ in コンサート』に主演した中川晃教が登場。『モーツァルト!』でヴォルフガングと対立するコロレド大司教を演じた山口との13年ぶりの共演という貴重な機会に、二人の思いの丈が詰まった止まらないトークが展開される。
各トークショーは、イープラス「Streaming+」にて LIVE 映像配信(※アーカイブ視聴なし。詳細後日発表)も予定されている。ミュージカルの素晴らしさを語り尽くす、愛に溢れた時間となりそうだ。
【コメント】
山口祐一郎
このトークイベントへの思いは…
生まれて初めてです。そして、生涯、二度と体験することの出来ない、貴重な時間になるのではないでしょうか。何故なら、台本・譜面、稽古場での汗もないのですから…。
通常身に纏う装備なしで舞台に立つ。しかも、日本最初の本格的洋式劇場である帝国劇場…。
自分の舞台人生の大切な想い出を共に紡いできた帝劇…。
前代未聞の珍事。今回のコロナなくしては、起こり得なかったイベントである。自然が生み出す奇想天外な贈物。稽古場では、少なくとも1日数百ccは汗をかく。1ヵ月の稽古で約15リットル以上…。その分、当日のトークイベントで冷や汗として吹き出る。もし、ぼくが山口祐一郎でないのなら、ダムから放水された水しぶきに虹がかかるように、舞台に鮮やかな7色が浮き上がるのを、客席で、にこにこ微笑みながら観て見たいものである。
イベントに参加する素敵な仲間たちに対する思いは…。
千年に1度の災禍。百年に1度の厄災。大きく変容して行く社会。その時、共に舞台に生きる偶然。そして、このイベントで再会する。これは、偶然なのか必然なのか。どちらを択んでも可なのではなかろうか。それ程に関係性が曖昧となる現代。虚ろで陽炎のような日常。判然とせぬ我が身を覚醒するヒトたち。何も語らず、ただ、そこで演じ存在する。生きることに勇気をくれる。演じる苦楽を教えてくれる。ぼくは、そんな仲間たちとこの人生を共に過ごせて…、ほんとに果報者だと思っています。
浦井健治
(『エリザベート』『ダンス オブ ヴァンパイア』『王家の紋章』『笑う男』などで共演。12月『オトコ・フタリ』で共演予定)
このような機会を頂けたこと、とても光栄に思っています。
山田和也さんが構成をされるということで、『オトコ・フタリ』への更なる弾みになるのではと、ワクワクしております。
山口さんは、日本のミュージカルを築き上げ、エンターテイメントの素晴らしさを常にお客様へ届けている尊敬する大先輩。歌声はもちろん、そのお人柄と、何よりもその繊細で豊かなお芝居に魅了されています。
先輩の背中と、笑顔をこれからも追い続け、目標にしながら、精進します!
まずは、トークイベント楽しみです!
保坂知寿
(『パイレート・クィーン』『レベッカ』『エドウィン・ドルードの謎』などで共演。12月『オトコ・フタリ』で共演予定)
今やミュージカル界で “神” と呼ばれるパイオニアの山口さん。
『オトコ・フタリ』で久しぶりにご一緒させて頂きます。しかも、お芝居!
それが楽しみで仕方ないのですが、その前にこのトークショーで、思い出話や、今この状況下で思うこととか、いろいろお聞きし、皆様と楽しい時間を過ごしたいと思っています。
加藤和樹
(『レディ・ベス』で共演。10月『ローマの休日』出演)
ミュージカル『レディ・ベス』で共演させていただき、それ以来なかなか共演する機会がありませんでしたが、尊敬する大先輩である山口さんとこうした形でお話しさせていただけることを嬉しく思います。『ローマの休日』のことはもちろん、ミュージカルについての山口さんのお話を聞けたらいいなと思っています。
平方元基
(『エリザベート』『レディ・ベス』『ダンス オブ ヴァンパイア』『王家の紋章』で共演。10月『ローマの休日』出演)
山口祐一郎さん。
いつもあたたかい笑顔で見守ってくれる大先輩とトークができるなんて夢のようです。ここでしか聞くことのできない話ばかりが飛び出すことでしょう!
『ローマの休日』のこともたくさん伺いたいと思います。
今から当日が待ち遠しいです。皆さまのご来場、ご視聴を心よりお待ちしております。
中川晃教
(『モーツァルト!』で、2002年の日本初演から2007年まで共演)
祐一郎さんと僕はコロレド大司教とヴォルフガングとしての共演だけですが、これまでずっと交流が続いています。あたたかくやさしく、熱い、そんな祐一郎さんが僕は大好きです。
自粛期間中などは、励ましや勇気付けてくださるメールをくださいました。本当に感謝しています。
おかげさまで、コロナ禍の中でも様々な幕を開けることができました。今回、尊敬する祐一郎さんの身近なお話、そして帝劇という場所から、元気やパワーをお届けいたします。どうぞ、よろしくお願いします。
【公演情報】
トークショー『My Story─素敵な仲間たち─』
構成・演出:山田和也
出演:山口祐一郎
ゲスト:
浦井健治、保坂知寿(17日13時)
加藤和樹 平方元基(17日17時)
中川晃教(18日13時、17時)
●9/17~18◎帝国劇場
〈料金〉S席8.000円 A席5.000円
〈一般前売り開始〉9月12日
※全公演イープラス「Streaming+」にて LIVE 映像配信(アーカイブ視聴なし)詳細後日発表。