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坂元裕二 朗読劇2021「忘れえぬ 忘れえぬ」、「初恋」と「不倫」開幕!

人気脚本家・坂元裕二の作・演出による「坂元裕二 朗読劇 2021」、この公演は昨年4月に上演予定だったが、新型コロナウィルスの感染拡大により残念ながら公演が中止となった。それから1年経った今回、高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳という、6組12名の豪華出演者が参加。坂元裕二の「ことば」を紡ぐ。

その初日が4月13日、開幕。高橋一生×酒井若菜出演の「忘れえぬ 忘れえぬ」公演のオフィシャルレポート到着した。

この春スタートしたドラマ「大豆田とわ子と三人の元夫」をはじめ、「カルテット」や「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」、映画「花束みたいな恋をした」などのヒットで知られる脚本家の坂元裕二が作・演出を手掛ける「坂元裕二 朗読劇2021」。今回は、過去にさまざまなキャストが演じてきた「カラシニコフ不倫海峡」「不帰の初恋、海老名SA」の2作に、本公演のために書き下ろされた「忘れえぬ 忘れえぬ」を追加し、1公演につき3つの物語から1つを上演する。高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優、福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳の6組が読み手となることも話題の本公演が、4月13日(火)によみうり大手町ホールで幕を開けた。

初回は、高橋一生と酒井若菜による「忘れえぬ 忘れえぬ」を上演。問題を抱える少年の最里(もり)と少女の木生(きお)が、とある場所で出会い、いくつかの夏を越えていく様子を描いた作品で、彼らを取り巻く環境や登場人物の雰囲気は、そのやりとりから知ることとなる。時間が経つにつれてキャラクターの輪郭がくっきりと浮き出て、彩度があがっていくような物語を、ステージ上で台本を手にした高橋と酒井が、純粋かつ巧みに演じていく。さまざまな出来事を通じて起こる2人の変化や成長を声だけ伝えることで、聞き手の想像を掻き立て、ラストへと繋いでいく姿が印象的だった。主人公である最里と木生は舞台の上の2人が紡ぐ言葉によって誕生し、1時間半をかけて進んでいくが、演じる役者によってその印象はがらりと変わっていくだろう。そこが「坂元裕二 朗読劇2021」の面白さであり、奥の深さなのだと改めて感じずにはいられなかった。

【公演情報】
「坂元裕二 朗読劇 2021」
作・演出:坂元裕二
音楽:諭吉佳作/men
出演:高橋一生×酒井若菜、千葉雄大×芳根京子、 林遣都×有村架純、風間俊介×松岡茉優福士蒼汰×小芝風花、仲野太賀×土屋太鳳(出演日順)
●4/13~21◎東京公演 よみうり大手町ホール
〈料金〉6,800円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈チケット発売日〉  3 月 28 日(日)AM10:00~
〈お問い合わせ〉サンライズプロモーション東京  0570-00-3337(平日 12:00~15:00)
●4/28・29◎大阪公演 松下 IMP ホール
〈料金〉6,800円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉キョードーインフォメーション  0570-200-888(月~土 11:00~16:00)
●5/7・8◎札幌公演 道新ホール
〈料金〉6,800円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉道新プレイガイド  https://doshin-playguide.jp/ 0570-00-3871(月~土 10:00~17:00)
〈公式サイト〉 http://www.sakamotoroudoku.com
〈公式twitter〉@sakamotoroudoku

 

撮影/熊谷仁男

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