劇団アレン座の作品が観劇三昧にて特集配信決定!
設立5年目に突入した劇団アレン座の座付、脚本演出家の鈴木茉美の作品の特集配信が決定した。
脚本・演出家の鈴木茉美と劇団アレン座の歩みは、従来の演劇の歴史を踏襲しつつも、常に鈴木茉美が信じることができるリアリティと、現実とSFを掛け合わせたディストピア的空間作りにある。社会の側面を捉えながらもリアリティだけに走らない独自の作品作りが観客に深い衝撃を与えてきた。中でも『積チノカベ』、初期作『空行』などをはじめとする作品群は、ある現実世界をそのまま描かず、SFに落とし込むことにより、観客の心をえぐる作品に仕上げ、観客に裏切りと新鮮な驚きを与え続けコアファンを増やし続けている。
期間は、11月30日(火)までの期間限定で、演劇動画配信サービス「観劇三昧」にて配信される。
配信されるのは、劇団アレン座作品7作品に加え、大正浪漫探偵譚シリーズ3作品を含む計10作品。全部で60名を超える様々な俳優が参加していて、作品ごとに全く違う独特な世界観を見せている。またそれを飾る舞台美術や演出にも注目したい。
【コメント】
鈴木茉美
劇団アレン座が始まってから4年で私が作・演出をした10作品を一気にお届けする機会をいただきました。
生で観ていただいた方は、当時を思い出したり気づかなかった部分に気付いたりするかもしれません。アレンを観たことない方は、どんな作品を作ってきたのかの導入として観ていただくのもいいかもしれません。
劇団立ち上げ公演の舞台『空行』から、再演の『空行』、『大正浪漫探偵譚』シリーズ、エネルギー問題を題材にした『積チノカベ』コロナ禍の中で初めて劇団員と共に世の中に前向きなメッセージを送った『秘密基地』などジャンルは様々ですが、宗教観と哲学、人との繋がりが、私のフィルターを通して滲み出ている作品たちだなと。
作品の感じ方は人それぞれです。皆様にとって何かを感じる物語になったら幸いです。
【ラインナップ】
『空行』(2017年・初演)
https://v2.kan-geki.com/tvods/detail/153
『空行』(2018年・再演)
https://v2.kan-geki.com/tvods/detail/154
『積チノカベ』
https://v2.kan-geki.com/tvods/detail/155
『いい人間の教科書。』(2019年)
https://v2.kan-geki.com/tvods/detail/156
『秘密基地』
https://v2.kan-geki.com/tvods/detail/157
『いい人間の教科書。』(2020年/東京公演)
https://v2.kan-geki.com/tvods/detail/158
『いい人間の教科書。』(2020年/大阪公演)
https://v2.kan-geki.com/tvods/detail/159
[大正浪漫探偵譚作品]
『大正浪漫探偵譚 -六つのマリア像-』
https://v2.kan-geki.com/tvods/detail/160
『探偵東堂解の事件録-大正浪漫探偵譚 –
https://v2.kan-geki.com/tvods/detail/161
『大正浪漫探偵譚 -万華鏡への招待状-』
https://v2.kan-geki.com/tvods/detail/162
〈劇団公式サイト〉http://allen-co.com/allen-suwaru/
〈観劇三昧公式サイト〉https://v2.kan-geki.com/