上村聡史演出、戸次重幸・益岡徹出演の舞台『A・NUMBER』メインビジュアル公開！

上村聡史が演出、戸次重幸・益岡徹が出演する舞台『A・NUMBER』（ア・ナンバー）は、この秋、東京・名古屋・仙台・札幌・兵庫にて上演されるが、そのメインビジュアルが公開された。

私は誰なのか──クローンの息子（戸次）と、真実を握る父（益岡）、2人は何を思うのか

『A・NUMBER』は、現代イギリスで最も偉大な劇作家・キャリル・チャーチルが手掛け、2002年にロンドン・ロイヤルコート・シアターで初演された話題作。クローン技術が進み、人間のクローンを作ることも技術的には可能ながら、法的にはグレーゾーンにあたるという近未来を舞台に、自分が実はクローンだったと知った息子と父の対話を通じて、現代社会が抱える問題と自らの真実と向き合わざるを得なくなった一人の男の物語を描き出す。

マイケル・ガンボン、ダニエル・クレイブ、サム・シェパードら、数々の名優が演じ、彼らを魅了し、2022年にローレンス・オリヴィエ賞のリバイバル部門にノミネートされたことでも話題の本戯曲を、第29回読売演劇大賞で最優秀演出家賞を受賞した上村聡史が演出する。

この度公開したメインビジュアルは、話の軸となるクローンの息子＝バーナード役の戸次重幸と、真実を握る父・ソルター役の益岡徹、2人それぞれにフォーカス。個々の心境や思いが滲むような表情もまた印象を残す仕上がりとなった。

〈私は誰なのか。不条理なものと未来的なもの、普段、親しんでいるものが、突然、砕けちる時、人は何を思うのか〉──

舞台『A・NUMBER』は、10月7日～16日の東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAを皮切りに、名古屋、仙台、札幌、兵庫にて上演。チケットは現在、各プレイガイドで抽選先行受付を実施中。

《あらすじ》
クローン技術が進み、人間のクローンを作ることも技術的には可能だが、法的にはグレーゾーンにあたる、そんな近未来の話。舞台は、自分が実はクローンだったと知った息子と、父の対話から始まる。父は、亡くなった実の息子を取り戻したくて医療機関に息子のクローンを作り出してもらったと言うが、実は医療機関のほうでは依頼者には黙って一人ではなく複数のクローンを作っていたらしい。
父親はなぜ、息子のクローンを作ったのか。自分がクローンだとわかった息子は、この先どうするのか。他のクローンたちは、どこでどうしているのか。

【公演情報】
『A・NUMBER』
作：キャリル・チャーチル
翻訳：浦辺千鶴
演出：上村聡史
出演：戸次重幸、益岡徹
●10/7～16◎東京公演　紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA
〈料金〉7,500円　U25チケット3,500円（全席指定・税込・未就学児童入場不可）
〈一般発売日〉2022年8月6日（土） 10:00～
〈お問い合わせ〉サンライズプロモーション東京　0570-00-3337（平日12:00～15:00）
〈公式サイト〉https://anumber2022.srptokyo.com/
〈公式Twitter〉＠anumber2022

●10/21◎名古屋公演　青少年文化センター（アートピア）
〈料金〉7,500円（全席指定・税込・未就学児童入場不可）
〈お問い合わせ〉サンライズプロモーション東京　0570-00-3337（平日12:00～15:00）
●10/23◎仙台公演　電力ホール
〈料金〉7,500円　U25チケット5,500円（全席指定・税込・未就学児童入場不可）
〈お問い合わせ〉キョードー東北 022-217-7788(平日13:00～16:00/土曜日10:00～12:00)
●10/26◎札幌公演　共済ホール
〈料金〉8,000円　U25チケット3,500円（全席指定・税込・未就学児童入場不可）
〈お問い合わせ〉道新プレイガイド0570-00-3871（10:00～17:00日曜定休）
●10/29◎兵庫公演　兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
〈料金〉A席5,000円（税込）／B席3,000円（全席指定・税込・未就学児童入場不可）
〈お問い合わせ〉芸術文化センターチケットオフィス0798-68-0255（10:00～17:00 月曜休み※祝日の場合翌日）