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ロマンティック群像劇の傑作! conSept Musical Drama #4『Fly By Night~君がいた』詳細発表!

上質なミュージカルを次々に上演しているconSept が、『In This House~最後の夜、最後の朝~』『いつか~one fine day』ミュージカル回想録『HUNDRED DAYS』に続くミュージカル・ドラマ・シリーズの第4弾として、『Fly By Night~君がいた』を、2020年9月、三軒茶屋シアタートラムと横浜赤レンガ倉庫で上演する。その日程やキャラクターなど詳細が発表された。

『Fly By Night~君がいた』は世界で上演され続けている、ロマンティック群像劇の傑作で、2011年ニュー・アメリカン・プレイ・アワードを受賞、2015年ドラマ・デスク・アワード・ベストミュージカル賞にノミネートされている。日本には今回が初上陸となる。

内容は、1965年11月9日に実際に北アメリカとカナダを中心に起こった大停電(ニューヨーク大停電)をモチーフにしている。この停電で実際に約2500万人に及ぶ人々が暗闇の中で12時間過ごす事になったという記録が残っているが、はっきりとした原因は不明で、「UFO の攻撃があった」という話が都市伝説のように残っているほどの大事件だったという。
極寒のニューヨーク、寒さと暗闇の中で人々は混乱し信号の停止で交通事故も多発したというが、ある場所では寄り添い暖をとりあったり、人が文明の利器を離れ互いを支えあったというエピソードも残っている。

出演者はミュージカル界の実力派ばかり。『レ・ミゼラブル』のマリウス役(2017年・2019年)などで活躍する内藤大希が主人公・ハロルドとして conSept 作品に初主演。その父親役を演じるのは『レ・ミゼラブル』のジャン・バルジャンとしても活躍する福井晶一で、今度は内藤と実際の親子を演じる。
ダブルヒロインのダフネとミリアムに様々なジャンルの舞台で活躍目覚ましい青野紗穂と万里紗。ダフネに恋する新進作家にミュージカル界で急成長著しい遠山裕介。さらにハロルドの第2の父親的な存在であるサンドイッチ屋のオーナー・クラブルには自由劇場出身の内田紳一郎。そして物語を進行するナレーター役に近年、演出家としても活躍する原田優一が扮する。

(上から順に、内藤大希、福井晶一、青野紗穂、万里紗、遠山裕介、内田紳一郎、原田優一)

日本語上演台本・訳詞・演出は、2019年度の読売演劇大賞で優秀作品賞を受賞したばかりの板垣恭一。音楽監督は同賞の上半期スタッフ賞にノミネートされた桑原まこが務める。

【STORY】
1964年11月9日。母の葬儀を終えたハロルド(内藤大希)とその父・マックラム(福井晶一)。ハロルドは遺品の中にギターを見つけ「母さんはギターを弾いていたの?」と驚きつつ、形見として持ち帰ることにする。一方すっかり気落ちしたマックラムは、妻が大好きだった「椿姫」のレコードを聞きながら毎日を無為に過ごすようになる。
ちょうど同じ頃、人口1000人ほどの田舎町サウス・ダコタで暮らしていたダフネ(青野紗穂)は、女優を目指してニューヨークに行くことを決意。姉のミリアム(万里紗)に一人では心もとないからと泣きつき、母を説得。姉妹は一緒にニューヨークで暮らすことになる。
行動的なダフネは洋服店で働きながらオーディションを受ける日々を過ごすが、あるとき、店の近くのサンドイッチ屋で働いていたハロルドと出会い恋に落ちる。ミリアムは星や宇宙が大好きな内気な女性。そんな彼女が唯一他人と繋がれるのは、カフェでウェイトレスをしているとき。
ある日、ダフネがオーディション会場で若手劇作家のジョーイ(遠山裕介)に見初められ、新作ミュージカルの主役に抜擢される。その稽古に明け暮れるうちハロルドとすれ違い始めるダフネ。ミリアムは、突然現れた占い師(原田優一)に未来を予言されるが、その中に出てきた恋人の条件に合致するのはなんとハロルド。彼女は自身の気持ちに戸惑い田舎へ逃げ帰ってしまう。
サンドイッチ屋のオーナー・クラブル(内田紳一郎)は今日も、優柔不断なハロルドに発破をかけている。
孤独を募らせたマックラムはある決心をする。
そして1965年11月9日、ニューヨーク大停電が起きた。

【Review】
★その重なり合うラブストーリーは「見えない宇宙」がどのように私たちすべてを結びつけているかについて共感できるメッセージを物語に織り込んでいるーDallas Observer

★1965 年の停電の夜という設定やロマンティックそうな三角関係の設定とは裏腹に甘くはない物語だが、キャッチーで魅力的な音楽が観客を魅了するーNew York Post

★オールドロックテイストなその音楽はあなたの耳から長らく離れないはずだ!ーNew  YorkTimes

【公演情報】
conSept  Musical Drama #4
『Fly By Night~君がいた』
原案:キム・ロゼンストック
脚本・作詞・作曲:ウィル・コノリー マイケル・ミットニック キム・ ロゼンストック
日本語上演台本・訳詞・演出:板垣恭一
音楽監督:桑原まこ
出演:内藤大希
青野紗穂 万里紗 遠山裕介 内田紳一郎/福井晶一
原田優一
●9/1~13 ◎シアタートラム
●9/19~22◎横浜赤レンガ倉庫1号館3Fホール
〈料金〉9,000 円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈一般発売〉6月28日(日)
〈お問い合わせ〉info@consept-s.com
〈公式サイト〉https://www.consept-s.com/fbn
〈公式Twitter〉https://twitter.com/consept2017
〈Instagram〉https://www.instagram.com/consept2017/
〈Facebook〉https://www.facebook.com/consept2017/

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