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オーケストラをバックに岩谷時子の生涯を朗読劇で『ラストダンスは私に』上演!

上段/凰稀かなめ 酒井法子 貴城けい 中段/友近 真琴つばさ 井澤勇貴 下段/岡幸二郎 藤田玲 横山だいすけ

岩谷時子の生誕 105 年を記念し、2019 年に光文社より出版された「ラストダンスは私に岩谷時子物語」の著者である村岡恵理がこの本を元に、膨大な取材記録をさらに掘り下げ芝居の脚本にした朗読劇『ラストダンスは私に』~岩谷時子生誕 105 年記念~が、8 月 27 日~9 月 2 日、東新橋のニッショーホールで上演される。

宝塚トップスター「越路吹雪」に人生を賭けた《日本の作詞家》、《詩人》、《翻訳家》、「岩谷時子」の生涯を、岩谷時子が手掛けたヒット曲の数々を、オーケストラをバックに歌唱力と演技力を兼ね備えた出演者が歌と朗読でお届けする感動の物語。今まで知られることのなかった岩谷時子の真実も表現される。

出演は真琴つばさ、貴城けい、凰稀かなめという岩谷時子に繋がりのある元宝塚トップスターだけでなく、岩谷時子音楽文化振興財団主催のメモリアルコンサートの出演者、また今、話題のアーティストらが参加。岩谷時子役の凰稀かなめ以外は、それぞれ回替わりでつとめる。

女性作詞家の草分け ・・・ 「岩谷時子」
昭和 27 年越路吹雪の「愛の讃歌」で戦後初の女性作詞家として登場。シャンソンをはじめ日本のポップス、歌謡曲からミュージカルまで幅広い分野で活躍、様々な愛の世界を歌い上げた。

岩谷時子は大正 5 年、現在のソウルで生まれ、兵庫県の西宮で育った。宝塚歌劇に親しみ、古今東西の詩を愛読していた文学少女は、やがて宝塚歌劇団発行の雑誌に随筆や小説を投稿するようになる。それが縁で神戸女学院の英文科卒業後の昭和 17 年、歌劇団の編集部に就職した。ここで越路吹雪と運命的な出会いをする。類い稀な表現力を持った越路との出会いが岩谷の才能を開花させる。

戦後、越路が宝塚を離れ上京すると、「越路吹雪のマネージャー」として活動、同時に訳詞を担当「愛の讃歌」「サン・トワ・マミ」など数々のヒット曲を生んだ。また岩谷が手がけたミュージカル『ウエストサイド物語』、『レ・ミゼラブル』は何度も再演され、その度に稽古に立ち会い、ライフワークとして訳詞のやり直すなど、西洋のメロディに美しい日本語を生かすことに情熱を燃やし続けた。

演出は、劇団☆新感線の舞台、ハービーハンコック等の海外アーティストを始め、クラシックから演歌までの様々なジャンルの公演だけでなく、ファッションショー、スポーツイベントや APEC 世界会議に至るまでのあらゆるジャンルをこなせる演出家・ディレクターの門田頼平が手がける。

【公演情報】
朗読劇『ラストダンスは私に』~岩谷時子生誕 105 年記念~
脚本:村岡恵理(「ラストダンスは私に岩谷時子物語」光文社刊より)
演出:門田頼平
出演:
岩谷時子役/凰稀かなめ
越路吹雪役/酒井法子 貴城けい 友近 真琴つばさ(50 音順)
越路吹雪の夫役/井澤勇貴 岡幸二郎 藤田玲 横山だいすけ(50 音順)
演奏:東京ニューシティ管弦楽団
●8/27~9/2◎ニッショーホール(旧ヤクルトホール)東京都港区東新橋 1-1-19 ヤクルト本社ビル
※8月30日は休演日
〈料金〉S席 11,000円 A席 8,800円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈一般販売〉2021年 8月 14日(土)10:00~
〈公式サイト〉https://www.jrock.jp/
〈公式 Twitter〉 https://twitter.com/iwatani_roudoku

 

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