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  『Being at home with Claude~クロードと一緒に~』7月に松田凌で上演決定!

『Being at home with Claude~クロードと一緒に~』が横浜と京都で上演されることが決まった。自ら代表作と語る松田凌が「彼」を再び演じる。

フランス系カナダ人のルネ=ダニエル・デュボワよって1985 年に書かれた『Being at home with Claude』は、1986 年の初演に始まり、再演が繰り返され、日本での上演は『読み聞かせ』を含めれば6度目となる。

今回は、作品に設定された7月4日と5日を含み、再びの赤レンガ倉庫1号館、また、Zu々公演としては初めてとなる京都公演を京都文化博物館別館ホールで行う。どちらの会場も歴史的建造物の重厚なレンガ造りの建物で、モントリオールを舞台にした海外戯曲を上演するに相応しく、より作品の世界観を際立たせる舞台となる。

今回の公演で4度目の「彼」を演じる松田凌。自ら「20代から演じ続ける代表作」とコメントしている。対峙する刑事にTV、舞台で活躍する神尾佑。刑事を支える速記者に井澤勇貴。警護官の鈴木ハルニは、初演以来、全公演に参加している。

 

上演台本・演出は小山ゆうな。ハンブルグ生まれの海外の文化や生活に親しんだ彼女が、どのような演出で、作品のテーマに新たな側面、魅力を引き出すのか。

すでに『Being at home with Claude~クロードと一緒に~』を観劇したことのある人にも、より深く作品を楽しめる機会となるはずだ。

【あらすじ】
1967年 カナダ・モントリオール。判事の執務室。
殺人事件の自首をしてきた「彼」は、苛立ちながら刑事の質問に、面倒くさそうに答えている。男娼を生業としている少年=「彼」に対し、明らかに軽蔑した態度で取り調べを行う刑事。部屋の外には大勢のマスコミ。
被害者は、少年と肉体関係があった大学生。
インテリと思われる被害者が、なぜ、こんな安っぽい男娼を家に出入りさせていたか判らない、などと口汚く罵る刑事は、取り調べ時間の長さに対して、十分な調書を作れていない状況に苛立ちを隠せずにいる。
殺害後の足取りの確認に始まり、どのように二人が出会ったか、どのように被害者の部屋を訪れていたのか、不貞腐れた言動でいながらも包み隠さず告白していた「彼」が、言葉を濁すのが、殺害の動機。
順調だったという二人の関係を、なぜ「彼」は殺害という形でENDにしたのか。
密室を舞台に、「彼」と刑事の濃厚な会話から紡ぎ出される「真実」とは。

【公演情報】
『Being at home with Claude~クロードと一緒に~』
原作:ルネ=ダニエル・デュボワ(Rene-Daniel Dubois)
翻訳:イザベル・ピロドー/三宅 優
上演台本・演出:小山ゆうな
出演:松田凌 / 神尾佑 / 井澤勇貴 / 鈴木ハルニ
●7/1~9◎横浜赤レンガ倉庫1号館 3Fホール
〈料金〉一般8,700円 学生 3,900円(全席指定・税込・「R-15」にて15歳未満入場不可)
※学生は各回限定枚数、カンフェティ一般発売のみ
●7/20~23◎京都文化博物館 別館ホール
〈料金〉6,800円 当日券7,800円 立見席6.500円(全席自由・税込・「R-15」にて15歳未満入場不可))
※立見席はイープラス一般発売時のみ
〈お問い合わせ〉withclaude1967@gmail.com
〈公式サイト〉 https://www.zuu24.com/withclaude2023/
〈公式Twitter〉 https://twitter.com/withClaude

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