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伝説の初演から48年『熱海殺人事件』が文学座アトリエで9月に蘇る!

伝説の名作が48年ぶり文学座アトリエに帰ってくる!
文学座9月アトリエの会『熱海殺人事件』が、9月2日から14日まで東京・文学座アトリエ、18・19日に兵庫・兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホールで上演される。

熱海の浜辺で、1人の女工山口アイ子が殺された。
さて、いかに熱海殺人事件たる「事件」に仕上げるか。
部長刑事木村伝兵衛と富山から赴任してきた新任刑事の熊田、そして婦人警官ハナ子が、熱海で起きた殺人事件の真相を、容疑者大山金太郎を取り調べる中で華麗に改ざんしていく─。

本作は1973年につかこうへいが当時25歳の若さで文学座に書き下ろし、翌年に第18回岸田國士戯曲賞を最年少で受賞した不朽の名作。今回は初演版台本を再構築。世代を超えて数多く上演される本作品に文学座の新キャストと演出の稲葉賀恵が挑む。

劇中では、“くわえ煙草伝兵衛”こと木村伝兵衛刑事には石橋徹郎、熱血捜査官熊田刑事に上川路啓志、犯人大山金太郎に奥田一平、婦警ハナ子を山本郁子が演じる。演出は文学座所属の気鋭の若手、稲葉賀恵が手がける。

本作は、昨年4月~5月にアトリエの会で上演が予定されていたが、緊急事態宣言発令に伴い公演中止となっていた。このたび1年半の時を経て、キャストとスタッフが再集結。現代に放つ新しい『熱海殺人事件』に期待が高まる!

【コメント】
稲葉賀恵(演出)
1年4カ月ぶりに熱海殺人事件がリクリエーションされます。この頼もしいキャスト、スタッフ陣でつかこうへいが文学座に書き下ろした初演版の台本の言葉を、丁寧かつ大胆に読み解いていこうと思います。ぜひ目撃してください。

 

【公演情報】
文学座9月アトリエの会『熱海殺人事件』
作:つかこうへい
演出:稲葉賀恵
出演:石橋徹郎、上川路啓志、奥田一平、山本郁子
●9/2~14◎文学座アトリエ
〈料金〉前売4,600円 当日4,800円 ユースチケット2,700円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
※当日券は開演の3時間前より、03-3353-3566(文学座当日券申込専用)で販売
※ユースチケットは25歳以下対象。観劇当日、年齢が確認できる証明書等を要提示。
〈チケット問い合わせ〉文学座チケット専用 0120-481034(10時~17時30分/日祝を除く)
〈公式サイト〉http://www.bungakuza.com/atami2021/index.html
●9/18・19◎兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホール
〈お問い合わせ〉ピッコロシアター 06-6426-1940

【配信情報】
9月10日18:30開演回ではライブ映像の配信が予定されている。
詳細:http://www.bungakuza.com/atami2021/index.html

 

【文学座9月アトリエの会『熱海殺人事件』チケット一般発売一時見合わせのお知らせ】
新型コロナウイルス感染症拡大にかかわる政府及び各地方自治体の方針、文学座支持会員様の優先的座席確保の状況等を踏まえ、チケットの一般販売を一時見合わせることと致しました。
直前のお知らせとなってしまったこと、心よりお詫び申し上げます。
チケット一般販売の見通しにつきましては、今後の感染状況や残席状況を踏まえ、8月23日(月)12時に文学座ホームページで対応について発表致します。
また、9月10日(金)のStreaming+映像配信チケットに関しては、予定通り8月16日(月)10時よりイープラスにて発売致します。
何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。
《支持会員の皆様へ》
未申込の会員様は座席の制限につき、ご希望のお席へご案内しかねる可能性がございます。お早目にお申込み頂きますよう、お願い申し上げます。
この発表以降は同伴券の受付を見合わせ、会員ご本人様の予約のみ承ります。ご了承くださいませ。

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