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韓国ミュージカルの話題作『BLUE RAIN』日本上演が決定!

韓国・大邱国際ミュージカルフェスティバルにて、2018年に「創作ミュージカル賞」を受賞した話題作『BLUE RAIN』が、荻田浩一演出、吉野圭吾や水夏希の出演で、7月に日本で初上演される。

物語はドストエフスキーの名作『カラマーゾフの兄弟』をベースに、舞台を1990年後半のアメリカ西部に移し変えたもの。ひとつの殺人事件の真相を追ううちに、ある家族――父と息子たち、兄と弟の憎しみと深い因縁を暴き出し、さらに一家を超え人間といういきものの根源的な業を描き出していく、サスペンフルでありながら文学的な叙情性を持つミュージカル。

作家は日本でも『SMOKE』がスマッシュヒットしたチュ・ジョンファ(作演出)&ホ・スヒョン(音楽)の夫婦コンビ。チュ・ジョンファによる人の業に鋭く切り込むパッション溢れる脚本・演出と、ホ・スヒョンの美しく煽情的なメロディが溶け合う独特の世界観は韓国でも大人気で、熱狂的なファンを数多く生み出している。

日本版演出は美しく繊細な演出で知られる名匠・荻田浩一が手がけ、出演者は吉野圭吾、水夏希、佐賀龍彦(LE VELVETS)・東山光明、木内健人、池田有希子、今井清隆という実力派キャストが集った。チュ・ジョンファ作品の特徴のひとつでもある大胆な“感情の曝け出し”と、耽美かつ切ない荻田ワールドがどう交錯するか。それを実力派キャスト陣がどう魅せていくのか。

【STORY】
1997年、ユタ。強欲な富豪、ジョン・ルキペールが殺害された。犯人と目されたのは、父と反発し12年間家に戻っていなかった長男、テオ。弁護士となった次男のルークはこの事件の真相を追ううちに、殺害現場から大金が消えていたこと、兄テオの恋人・ヘイドンがジョンの愛人になっていたことなど、兄に不利な証拠ばかり見つけてしまう。現場で倒れていたルキペール家の家政婦・エマはテオをかばうも、新しく入ったばかりの使用人・サイラスらの証言も、テオが犯人であることを示しているようだ。この事件の真相は……そして次第に浮かび上がる、家族の相克。彼らが抱える憎しみの行方は……。

【公演情報】
Dramatico-musical『BLUE RAIN』
ORIGINAL PRODUCTION BY C101
MUSIC BY SOO HYUN HUH
BOOK BY JUNG HWA CHOO
演出:荻田浩一
音楽監督:河谷萌奈美
出演:吉野圭吾/水夏希/佐賀龍彦(LE VELVETS)・東山光明〈Wキャスト〉/木内健人
池田有希子/今井清隆
●7/2~12◎東京 博品館劇場
●7/22◎大阪 シアタードラマシティ
〈料金〉10,800円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈一般発売〉3月21日(土)
〈公式Twitter 〉 @BlueDramatico

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