植田崇幸と木原実優の活力源は？

植田崇幸　木原実優

【あなたの活力源は？】
植田　僕は文学とロックンロール、です。
——文学？？
植田　はい。
——そんなまともなこと言う人、今までいなかったな～～～～！
植田　え？すごく月並みな・・・。
——いやいやいや。どんな？
植田　文学と言っても僕すごく局所的で狭いです。町田康さんとか西村賢太さんとか、最近は車谷長吉さん。
——町田さん、元歌唄いでしょ？
植田　はい、INUってバンドですね。「飯喰うな!」とか。
——いいですよね、猫好きでね。ロックは？
植田　THE BLUE HEARTSとかイースタンユースとか、エレファントカシマシとか、日本のバンドですね。歌い手の方が一秒先のこと考えてないっていうか、その瞬間に全部出してるみたいな姿を見るのが大好きで。それを活力に。自分もそうありたいと。
——そういう生き方がしたい？
植田　はい。舞台上で作為的でありたくないっていうか、こういう自分を見せたいとかそういうものを持たずに、できるだけ削ぎ落とした状態で舞台に立ちたいって思います。
——かっこいいですね！　植田さん！！ ほ～～～ん！！
一同　（笑）
植田　全っっ然かっこよくないです！ 全っ然！！！
——そうですか～～。では負けずに木原さん。
木原　え～～～～ビールと生牡蠣（笑）。
一同　（笑）！
植田　お酒が好きだから。
木原　生牡蠣が大好きで。でもこういうお仕事してるともし当たっちゃったら迷惑かかるから本番近いと食べれないんです。だから本番終わったら食べに行くんですよ。だから本当に活力源ですね。これ終わったら生牡蠣食べよって。
——ああ～～そうなんだ～～ビールはどのくらい飲むんですか？
木原　毎日ですね。毎日飲むんですけど、やっぱり友達と飲むのが好きで。それこそお稽古終わりに一緒に飲んだりが好きで。そこで話すことも大事だな、と思っていて。
——まだ体型の変化などは、気にならないんですね。
木原　気になります！ 気になっててハイボールに変えたりしたこともあるんですけど、どうもだめですね。やっぱりビールが飲みたくなっちゃって。でも踊りまくってたら痩せるんで大丈夫です（笑）。
——牡蠣は東京でも新鮮なものがいくらでも食べられますからね？
木原　そうですね、オイスターバーに行けばいくらでも食べられます。ブランド牡蠣があるんですけど、将来有名になったら実優って名前のブランド牡蠣を作りたいなと思ってます。
——どうやって作るんですか？？
植田　（笑）。
木原　作らせる。
一同　(爆笑)！
——偉そうですね～～～！それは楽しみですね。
木原　夢です（笑）。
——お二人とも素敵な活力源ですね。実現されることを願ってます（笑）。

【プロフィール】
うえだたかゆき○兵庫県姫路市出身。大学で演劇活動を始め、23歳からはコンテンポラリーダンスのダンサーとしても活動。俳優として堤幸彦、夏木マリなどの演出作品、ダンサーとして近藤良平、広崎うらんなどの振付作品に出演している。
次回予定◇範宙遊泳『バナナの花は食べられる』
7/28〜8/6◎KAAT神奈川芸術劇場 中スタジオ、
8/26・27◎いわきアリオス 小ホール、
9月中旬◎芸術文化観光専門職大学 静思堂シアター（豊岡演劇祭2023）、
9/22・23◎札幌文化芸術劇場 hitaru クリエイティブスタジオ
https://www.hanchuyuei2017.com/

きはらみゆ○東京都出身。幼少期から培ったバレエの身体性を生かし、ストレートプレイからミュージカルまで幅広い作品に出演。健康的オーラと、少年の様な屈託のなさが魅力。現在、日本テレビ『ZIP!』にて特集リポーターを担当している。
次回予定◇mediterranean lily and fever『ピンクパンサーにご注意を』
5/3〜14◎シアターKASSAI
https://twitter.com/medililyp

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