古川貴義、藤重政孝、壮一帆の活力源は?
【あなたの活力源は?】
壮 今だからこそなんですが「まだ答えが出てないぞ!やらなきゃ!」という思いが活力源です。
古川 今日の稽古のあのシーンでどんな素敵な空気が生まれるかな?と思いながら稽古場に向かっている時の妄想が活力源です。
藤重 壮ちゃんと似ているんですけど、お風呂に入って頭を洗いながら台詞を確認しようとするんだけれども、どこを言えばいいのかわからない!
壮 だってエンドレスにあるから!
藤重 120分くらいの芝居で150分くらい喋っているからね!(笑)本当に追い込まれているんだけれども、それほど台詞があるって幸せなことだなと。今回が初主演の機会なので。
壮 そうなの?
藤重 そうなんです。だからこの追い込まれている感覚が活力になっています。
【プロフィール】
ふじしげまさたか(右)○山口県出身。1994年6月「愛してるなんて言葉より…」でミュージシャンとしてデビュー。「激しく激しい情熱」「FOREVER」「rainy night」など数々の楽曲をリリース。現在はシンガーソングライターとしてイベントやLIVEに出演する他、テレビや映画、舞台など俳優としても精力的に活動中。2019年には舞台の演出家としてもデビューを果たす。舞台『RENT』 『モーツァルト!』 『深夜食堂』、ドラマ『龍馬伝』 『相棒』、映画『みとりし』 『彼岸島』 『表と裏』など。2020年にはバンドMSTK(ミステイク)を結成。
そうかずほ(左)○1996年に宝塚歌劇団に入団。『CAN-CAN』で初舞台。2012年より雪組トップスターを務める。14年の退団後は、ミュージカル、ストレイトプレイ、朗読劇など様々なジャンルの舞台に挑戦する一方、「SO BAR」シリーズ等ライブ活動も精力的に行っている。近年の主な出演作に、『プラネタリウムのふたご』『Now. Here, This.』『BETRAYAL 背信』、『冬の時代』『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿 –case.剥離城アドラ-』『THE CIRCUS! -エピソードFINAL-』『大悲』『Le Père 父』『深夜食堂』『マリーゴールド』『戯伝写楽 2018』『アダムス・ファミリー』などがある。
ふるかわたかよし(中)○高校時代の演劇部入部をきっかに芝居を志す。2000年、日本大学芸術学部に入学。同年9月に「箱庭円舞曲」を旗揚げ。以降、代表として全ての作品の脚本・演出を務める。その発展形として、日常会話に潜む、ズレたコミュニケーションの可笑しみをベースにした会話劇を展開。極めて日常的な人間関係を細微に描くリアリズムと、生きた人間たちから発されるやるせない感覚が好評を博す。戯曲の本質を読み解き俳優の個性を活かす細やかな演出と、思い切りの良いダイナミックな空間演出の双方の手腕を買われ、脚本提供のほかに外部演出でも活躍中。2015年~日本大学芸術学部演劇学科非常勤講師。
【公演情報】
『サイドウェイ』
原作・脚本◇レックス・ピケット
日本語上演台本・演出◇古川貴義
出演◇藤重政孝 神農直隆 壮一帆 富田麻帆 江浦優大
●3/20~25◎東京芸術劇場シアターイースト
〈料金〉8,800円(全席指定・税込)
[配信視聴券]
●3カメ配信:3300円
●1カメ配信:2500円
[配信チケット販売:conSept movie]
https://consept-movie.myshopify.com/
【公式サイト】https://www.consept-s.com/sideways/
【取材・文/橘涼香 撮影/友澤綾乃】
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