稲葉賀恵と村岡希美の活力源は?
【あなたの活力源は?】
村岡 愛犬の花子です。相変わらず元気に一緒にすごしております。朝の散歩のおかげで四季も感じますし、日々生きているなあという思いもしみじみ感じながら幸せに過ごしています。いつかは看取ることになると思うと想像するだけで泣けてしまいますし、そんなに悲しむなら出会わなければいいじゃないのとも思いますが、やはり人間もそうですが、出会わないよりは出会ったほうが幸せで、一緒に過ごせる時間は本当に楽しいし幸せなので。そういう思いを毎日感じさせてくれる花子に、なんでそんなに可愛いの!と言いながら一緒に過ごしています。
稲葉 私は空いた時間に1人で絵を描くんです。良い絵を描きたいとかではなく、一度いろんなことから離れて、ただ線を描いたり、無心で絵を描いている時間が気持ちいいんです。その時間のおかげでちょっと新しいスイッチが入ったり、リセットできたりするので、そういう時間が5分でもあると活力源になります。
【プロフィール】
いなばかえ(左)○日本大学芸術学部映画学科卒。在学中は映像作品、インスタレーション作品などを創作。2008年文学座附属演劇研究所入所。13年に座員となる。同年4月『十字軍』にて文学座初演出。主な演出作品は、『解体されゆくアントニンレーモンド建築旧体育館の話』(シアタートラムネクストジェネレーション)『野鴨』(文学座アトリエの会)『野良女』(東映ビデオ)『川を渡る夏』(オフィス3〇〇)『ブルーストッキングの女たち』(兵庫県立ピッコロ劇団)『墓場なき死者』『母 MATKA』(共にオフィスコットーネ)『熱海殺人事件』(文学座アトリエの会)『加担者』(オフィスコットーネ)など。新国立劇場では、『誤解』(18年)を演出。
むらおかのぞみ(右)○ナイロン100℃、阿佐ヶ谷スパイダース所属。これまでの主な出演作品は、【映画】『108~海馬五郎の復讐と冒険~』『岸辺の旅』『凶悪』、【テレビドラマ】『空白を満たしなさい』『やんごとなき一族』『妖怪シェアハウス-帰ってきたん怪-』『日本沈没-希望のひと-』『ドクターX~外科医・大門未知子~』、【舞台】『ディグ・ディグ・フレイミング!~私はロボットではありません~』『老いと建築』『湊横濱荒狗挽歌~新粧、三人吉三。』『フェイクスピア』『終わりのない』『桜姫~燃焦旋律隊殺於焼跡~』『キネマと恋人』『イーハトーボの劇列車』『贋作 桜の森の満開の下』『百年の秘密』など。新国立劇場では『天守物語』に出演。
【公演情報】
新国立劇場2022/2023シーズン 演劇
『私の一ヶ月』
作:須貝 英
演出:稲葉賀恵
キャスト:村岡希美 藤野涼子 久保酎吉 つかもと景子 大石将弘 岡田義徳
●11/2~20◎新国立劇場 小劇場
〈料金〉A席7,700円 B席3,300円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999(10:00~18:00)
新国立劇場Webボックスオフィス http://pia.jp/nntt/
〈公式サイト〉https://www.nntt.jac.go.jp/play/my-month/
【取材・文/榊原和子 撮影/中村嘉昭】
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