稲葉賀恵と石橋徹郎の活力源は?
【あなたの活力源は?】
石橋 誰かとちょっとした喜びを共有できること。人だけでなく自然でもいいんです。素敵だなとか楽しいなという気持ちになれて、そういう自分に気づくと幸せだし、そういう瞬間が生きる力になります。
稲葉 1人の世界に戻ることができる場所、森と呼んでいるんですけど。私は俳優と出会うことが大好きなんです。俳優とコミュニケーションをとりたいために演劇をやっているところがあって、でもそれと同時に森に帰りたいんです(笑)。1人になれる場所がないと人と会いたいと思わないので、だから活力源は「自分の森に帰ること」ですね。
【プロフィール】
いなばかえ○2008年文学座附属演劇研究所入所。13年に座員となる。同年4月『十字軍』にて文学座初演出。主な演出作品は、『解体されゆくアントニンレーモンド建築旧体育館の話』(15年 シアタートラムネクストジェネレーション)『野鴨』(16年 文学座アトリエの会)『野良女』(17年 東映ビデオ)『川を渡る夏』(17年 おふぃす3〇〇)『誤解』(18年 新国立劇場)『ブルーストッキングの女たち』(19年 兵庫県立ピッコロ劇団)『墓場なき死者』『母 MATKA』(共に21年 オフィスコットーネ)など。
いしばしてつろう○東京都出身。1996年文学座附属演劇研究所入所、01年に座員となる。近年の主な舞台は、『チャイメリカ』(19年 世田谷文化財団)『囚われのパルマ-失われた記憶-』(19年 シアター1010)『どれミゼラブル!』(19年 ミックスゾーン)『黄昏』(20年 シーエイティプロデュース)『リチャード二世』(20年 新国立劇場)『Oslo』(21年 パソナグループ)など。文学座の浅野雅博とのユニット〈イマシバシノアヤウサ〉で19年に『アイランド』『モジョ ミキボー』を上演。
【公演情報】
文学座9月アトリエの会 『熱海殺人事件』
作◇つかこうへい 演出◇稲葉賀恵
出演◇石橋徹郎 上川路啓志 奥田一平 山本郁子
演奏◇芳垣安洋 助川太郎
9/2~14◎文学座アトリエ、
9/18・19◎兵庫県立尼崎青少年創造劇場 ピッコロシアター 大ホール
〈お問い合わせ〉
東京公演:文学座チケット専用 0120-481034(10時~17時30分/日祝を除く)、
尼崎公演:ピッコロシアター 06-6426-1940(9時~21時/月曜休館・祝日の場合は翌日) http://www.bungakuza.com/atami2021/index.html
【構成・文◇宮田華子 撮影◇友澤綾乃】
★インタビューはえんぶ31号(9月9日発売号)に掲載!
ページ見本▶ http://enbu.co.jp/kangekiyoho/enbu031/
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