藤井ごう・平体まひろ・枝元萌の活力源は？

2021/09/23 演劇人の活力源演劇人の活力源 , 紙屋悦子の青春 , 平体まひろ , 枝元萌 , 藤井ごう

平体まひろ　藤井ごう　枝元萌

【あなたの活力源は？】

藤井　コロナになってから一番感じていることですが、お客さんが観に来てくださるのが、とにかく有り難いです。幕が開いたとき客席にお客さんがいてくれる。それがどんなに力になるか。ですから劇場に足を運んでくれるお客さんが何よりの活力源です。

枝元　2年前ぐらいからボードゲーム作りをしていて、既成のゲームのルールを真似て、自分がデザインしたカードで、オリジナルのボードゲームを作るんです。すごく愛着が湧きます。できれば共演者と一緒に遊びたいんですが、今は難しいので、コロナが収まったらみんなでワイワイ言いながらやりたいです。

平体　猫です。名前は寅次郎で茶色のキジトラで、めちゃ大きくて7キロあります（笑）。芝居をしていると、人間とは？世界とは？みたいなことばかり考えて頭が一杯になってしまうんですが、家に帰ると、喜ぶところも怒るところも人間とは違う寅次郎がいてくれて、すごく救われています。

【プロフィール】

ふじいごう○東京都出身。演出家・劇作家。R-vive主宰。小劇場から新劇、ミュージカル、また俳優養成やプロレッスン、ワークショップコーチなど、その活動は多岐に渡る。高瀬久男（文学座）に師事。桜美林大学非常勤講師。燐光群『カムアウト 2016←→1989』青年劇場『郡上の立百姓』椿組＋親八会『海ゆかば水浸く屍』の三作の演出で毎日芸術賞第 19回千田是也賞。メメントC『ダム』で文化庁芸術祭優秀賞など受賞。

ひらたいまひろ○北海道出身。文学座所属。小劇場での活動を経て、文学座附属研究所に入所。2020 年4 月準座員に昇格。主な出演作品に『ジョー・エッグ』（18年）、『一銭陶貨～七億分の一の奇跡』（19年）、『フランドン農学校の豚～注文の多いオマケ付き～』『東京原子核クラブ』（20年）、『昭和虞美人草』『一銭陶貨～七億分の一の奇跡～』（旅公演）（21年）など。

えだもともえ○滋賀県出身。加藤健一事務所俳優教室終了後、ユニット「ハイリンド」結成。『あつい胸さわぎ』（作・演出:横山拓也）で読売演劇大賞第 27 回優秀女優賞を受賞。主な出演作品は、ドラマ『漂着者』（EX）『わろてんか』（NHK）、舞台『私たちは何も知らない』（作・演出:永井愛）、『北齋漫畫』（演出:宮田慶子）、『私はだれでしょう』（作:井上ひさし、演出:栗山民也）『目頭を押さえた』（作・演出:横山拓也）など。

【公演情報】

ala Collection シリーズ vol.12 『紙屋悦子の青春』
作◇松田正隆　演出◇藤井ごう　
出演◇平体まひろ　長谷川敦央　藤原章寛　枝元萌　岸槌隆至
9/29～10/4◎可児市文化創造センター小劇場
10/20～28◎吉祥寺シアター
〈お問い合わせ〉可児市文化創造センター・インフォメーション
0574-60-3050（9時～19時火曜休館）
武蔵野文化事業団 0422-54-2011（9時～20時）