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豪華出演者が作品世界観を初披露!MUSICAL『笑う男 The Eternal Love─永遠の愛─』製作発表記者会見レポート

ミュージカルのヒットメーカーとして世界を駆けるフランク・ワイルドホーンの楽曲で紡ぐMUSICAL『笑う男 The Eternal Love─永遠の愛─』 が4月9日~29日まで東京日比谷の日生劇場で本邦初演として上演される(のち、名古屋、富山、大阪、福岡でも上演)。

MUSICAL『笑う男 The Eternal Love─永遠の愛─』 は『レ・ミゼラブル』の著者文豪ヴィクトル・ユゴーが、自身の最高傑作と自認した小説「The Man Who Laughs」を原作に、『マリー・アントワネット』新演出の記憶も新しいロバート・ヨハンソンが手掛けた脚本に、『モンテクリスト伯』『デスノート THE MUSICAL』など数多くの傑作を生み出したゴールデンコンビ、フランク・ワイルドホーンとジャック・マーフィーが紡ぐ音楽・歌詞をのせて、2018年世界初演を果たした作品。今回の日本初演にあたって、少年の頃に見世物として口を裂かれ、醜悪な笑みを貼り付けられ、長じてその奇怪な見た目で“笑う男”として話題を呼び、一躍有名人となっている青年グウィンプレンにミュージカルにストレートプレイにと、破竹の勢いで活躍を続ける浦井健治。彼が幼い日に助け、共に育ちいつしか心を交わすようになる盲目の少女デアに、元宝塚歌劇団星組トップ娘役で、退団後も多くのミュージカルで大役を演じている夢咲ねねと、アイドルグループ「乃木坂46」の第一期メンバーで、グランドミュージカルに初出演となる衛藤美彩のWキャスト。二人が身を寄せる興行師ウルシェスにミュージカル界の至宝・山口祐一郎。自らの生い立ちを語る興業で人気を博していたグウィンプレンに興味を持ち、彼を誘惑する女性公爵ジョシアナに元宝塚歌劇宙組トップスターで、退団後『マイ・フェア・レディ』『オン・ユア・フィート!』と立て続けに話題のミュージカルでの主演を果たしている朝夏まなと。彼女の婚約者デヴィット・ディリー・ムーア卿に人気ヴォーカル・グループ「LE VELVETS」のバリトンで、『グランド・ホテル』『ピアフ』など、舞台作品にも積極的な出演をしている宮原浩暢。王宮の使用人でグウィンプレンに衝撃の事実を伝えるフェドロに、確かな演技力と歌唱力でミュージカル界に欠かせない存在である石川禅、他魅力的なキャスト陣が集結。『キューティ・ブロンド』『オン・ユア・フィート!』等、海外の作品をよりきめ細やかに届ける優れた仕事を続けている日本版演出の上田一豪のもと、より壮大でかつ繊細な舞台が展開されるだろう大きな期待を集めている。

そんな作品の製作発表記者会見が、1月29日新装なった丸の内の東京會舘で開かれ、三千人を超える応募の中から当選した幸運な200人のオーディエンスも見つめる中、出演者を代表して浦井健治、夢咲ねね、衛藤美彩、朝夏まなと、そして演出の上田一豪が登壇。公演への抱負を語った。

【登壇者挨拶】


上田 
皆さんお集まり頂きありがとうございます(日本のヒットメーカーと紹介され)。すごく褒められると恥ずかくて、そんなに僕の力ではなくて、いつもお伝えしているようにカンパニー皆さんの力で作品が素敵に仕上がっていると心から思っております。今回もきっとこの素晴らしい方々と一緒に、日本では初演となる『笑う男』という作品を皆様に素敵な状態でお伝えできるように頑張っていきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。

浦井 皆様お集まり頂きありがとうございます。このように新しい東京會舘で、韓国では先に上演されていますが、新しい、素晴らしい『笑う男』を皆様と一緒にやれることを幸せに、光栄に思っております。「金持ちの楽園は貧乏人の地獄によって造られる(※原作小説より)」ということで、僕は裸足でございますけれども(足を見せるので会場笑)そんな見世物の中から真実の愛や、人生の温かさ、大切なものを皆様にお届けできたらなと思っております。よろしくお願いします!

夢咲 本日はお集まり頂きありがとうございます、夢咲ねねです。最初このお話を頂いた時にタイトルが『笑う男』と言うことで、それはコメディなのかな?ホラーなのかな?と(笑)、全くわからない状態だったのですが、色々と調べていくと本当に引き込まれる、奥の深いもので。悲しくも切ない中にワイルドホーンさんの壮大な曲があいまって完璧なストーリーだなと。その中でデアとして一筋の光になれるような、そういう少女を演じられるように(上田)一豪さんに導いて頂きながら、素晴らしいキャストの皆様と一緒に初日に向けてお稽古していきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

衛藤 本日はありがとうございます。デア役を演じさせて頂きます衛藤美彩です。私はグランドミュージカルは初挑戦ということで、グループを飛び出して今回挑戦させて頂くのですけれども、本当に緊張していて、こんな製作発表も初めてで。でも、初めてのことがあるというのは嬉しいことですし、素晴らしい大先輩の役者の皆様方と一緒に本番まで稽古をして、私なりのデアを演じられるように、感動をお届けできるように頑張りたいと思いますので、どうぞよろしくお願い致します。

朝夏 皆様本日はお集まり頂きましてありがとうございます。ジョシアナ公爵の朝夏まなとです。このような素晴らしいお衣装を着させて頂いて、ジョシアナ公爵という役に少し近づいたというか、イメージがすごく沸いております。この作品は対比が明確に現れているので、貴族側の象徴の存在として、この物語の中で色濃く存在できるように一豪さんにご指導頂きまして、はじめましての浦井さんや素晴らしいキャストの皆さんと一緒に、私にとっても挑戦の役なので、こんな私を観たことがない!と言って頂けるように、ジョシアナ公爵として存在したいと思っております。素晴らしい音楽と世界観をお届けできるように頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。

 

【質疑応答】

──浦井さん、本日まさに“笑う男”の姿で登場されていますが、改めて身を包まれた感想と、同じく扮装された女性陣のお三方をご覧になって、どのようなお気持ちですか?
浦井 口が裂けている特殊メイクを施して頂くことにも、自分の中では特別感と言いますかテンションがあがる感じが致します。盲目の少女デアとの見世物小屋での愛情もありますし、山口祐一郎さん扮する興行師ウルシュスとの親子のような、師弟のような人間愛があり、そしてさきほどまぁ様(朝夏の愛称)がおっしゃいましたけれども(朝夏がまぁ様はやめて、というようなリアクションをして会場から笑い)対比というものがたくさん描かれていて、(ジョシアナとの)大変な関係もあります。ユゴーさんの素晴らしい原作がありますし、それをミュージカルにされたフランク・ワイルドホーンさんの楽曲が、ほぼほぼロングトーンというね(笑)。これを歌うには、皆すごい体力を使うと思うので、皆で頑張らなければですが、とても旋律の美しい音楽も多いので、前田文子さんの衣装に身を包まれた今、すごく引き締まる思いで、気持ちが昂ぶっている感じです。女性陣お三方は明確に衣装や髪型に出ていますように、本当に個性豊かな方たちですし、歌声も素敵な方で、Wキャストのデア役もまた個性が全然違うと思いますので、それぞれに合わせていけたらと思っています。また(グウィンプレンの少年時代の)子役が三人おりますので、三人をよく観察して三様の雰囲気を造っていけたらなと思っています。

──朝夏さんと上田さんは遂先日まで『オン・ユア・フィート!』で素晴らしい舞台を共に創られていましたが、その中で感じたお互いの印象、また上田さんには併せて他のキャストお三方についての印象もお聞かせ下さい。
朝夏 『オン・ユア・フィート!』に引き続きご一緒させて頂けることを本当に幸せだなと思っています。特にラテンの作品でしたので、稽古場から1番テンションが高いのが上田一豪さんじゃないかというくらい、皆を引っ張っていって下さって、かつ寄り添ってもくださるという、すごく人の気持ちを繊細に描くアドヴァイスをたくさんして頂き、とても勉強になりました。ですから新たなお役でまたご一緒させて頂けるのが幸せですし、また弾けた一豪さんにお会いできるのが楽しみです。
上田 朝夏さんとは、ついこの間1月20日までご一緒させて頂いていましたが、持ち前の太陽のような明るさを存分に発揮して頂いて、誰もが魅了される世界の歌姫を体現して頂いたので、本当に信頼しております。生まれ持ったオーラのある方なので、今回も全てを手に入れている女というジョシアナ公爵にピッタリで、とても魅力的に演じて頂けるのではないかと思っております。というのが朝夏様への。
朝夏 ありがとうございます!上田 そしてデアのお二人は、先ほど浦井さんもおっしゃいましたが、それぞれの個性がありまして、可憐という意味ではお二人共可憐で…(夢咲が私は違うという風にアピールするので)大丈夫です! 可憐です! そしてすごく純粋に物事を、目が見えないキャラクターなのですが、目が見えないが故に本当に純粋に世界を見つめている乙女という意味では、お二人ともピュアな部分がたくさんある方々なので、役柄にマッチしていて素敵だなと思っております。浦井さんに関しては、私は東宝株式会社に所属しているのですが、会社にお世話になった最初から演出部として、というか演出助手という演出家のサポートをするお仕事の、更に下の下の下くらいの仕事をしていた時代から、浦井さんの現場にずっといさせて頂いていたので、こういった形でお仕事をご一緒できるというのは感慨深いものがあります。山口祐一郎さんも同様で、今シアタークリエで『レベッカ』に出演されていますが、私も『レベッカ』の初演の立ち上げからご一緒させて頂いていましたので、本当に自分が十何年社内でやってきたことが実って、こうして素晴らしい方々とご一緒できるということで、この仕事をやれて良かったなと果報に思っております。

──夢咲さん、衛藤さん、今回は目の見えない16歳の少女役ということですが、そんなデアを演じるにあたってのお気持ちと、Wキャストのお二人でお互いに頼りにしたいと思っている部分などがあれば教えてください。
夢咲 生まれて物心がつく頃から目の見えない少女なので、でも彼女は彼女の中だけに見える世界というものをきっと持っていて、そこに色をたくさん加えてくれるのがグウィンプレン。その世界が彼女の中では素晴らしい世界で、それは逆に言うと見える方には見えない世界を見ているということころがピュアな部分につながるのかなと思います。その辺りをお客様にも共感して頂けるように創っていきたいなと思います。あと衛藤ちゃんにはもう可愛いが詰まっているんです!すごく濃縮されていて、行動ひとつとっても可愛いので、それをみっちりとお稽古場でウォッチしたいです。
衛藤 (乃木坂46の)グループ内ではそういうキャラクターではないので!(笑)でも、今回1番年下になるので、グループの中では上から2番目なので、そういった意味では甘えさせて頂くと言いますか、年下感を味わいたいなと思います。デアは生まれた時からずっと目が見えなくて、見えない世界というものの匂いだったり、感じる空気などを想像してみたのですが、全く想像ができなくて。でもデアの世界は見えない中で創られていると思うので、お稽古を頑張ってそういった世界を表現していけたら良いなと思います。あとねねさんは、ビジュアル撮影をした時に初めてお会いしたのですが、その時自分と(私服の)帽子がお揃いだったんです!
夢咲 そうそう!
衛藤 色も4色あって、ロゴも入っているのに全く同じ色で、それに運命を感じました。
夢咲 私もテンション上がりました!
衛藤 あぁ良かったです!わかって下さって!その偶然が印象深いですし、とてもお優しいので、たくさん学ばせて頂きたいと思っております。

──衛藤さん、グランドミュージカル初出演というお話でしたが、事前に準備されてきたことや、気をつけたいなと思っていること等はありますか?またミュージカルに出演されている生田絵梨花さんや、桜井玲香さんとお話されたことがあれば教えて下さい。
衛藤 グループでは大きなステージにたくさん立たせて頂いているのですが、やはり1人で歌う、しかもミュージカルでとなると発声から何もかも違うので、今私ができるのは発声等ですし、浦井さんにもケアの仕方を教えて頂いて準備しています。また『ロミオ&ジュリエット』『モーツァルト!』等に出ている生田や、今『レベッカ』に出ている桜井とは同じ1期生ということで、私も何度も彼女たちの公演を観に行っていて、2人の頑張りが励みにもなっていて。2人も「観に行くよ!頑張ってね!」と言ってくれているので、頑張りたいと思っています。
──夢咲さん、5月に故郷の富山での公演がありますが、抱負と楽しみにされていることを教えて下さい。
夢咲 そうなんです!皆さんと一緒に故郷で公演できることがとても嬉しくて!宝塚に在団している時には何回もあったのですが、卒業したら地元で公演することはないのかなぁと思っていたので、今回こうして機会を頂いてとても嬉しく思っています。やっぱり白エビが食べられる、皆さんにも美味しい白エビを食べて頂きたいと思います。
浦井 公演じゃないんだ!(笑)
夢咲 あ、ごめんなさい!そうですよね(笑)。公演を楽しみにしてくださっている故郷の皆様にも、東京や大阪までとなると大変ですが、地元で会場にもピュッとお越し頂けて、ミュージカルを観て頂けるのはすごく嬉しいので、たくさんの方に観て頂きたいなと思っております。

──今作の音楽がフランク・ワイルドホーンさん作曲ということで、ワイルドホーンさんの音楽に対してどういった印象をもたれているか、演出の上田さん、キャストを代表して浦井さんからお聞かせ下さい。
上田 フランクさんとは何度か他の現場でご一緒させて頂いていて、本当にすごく美しいメロディを書かれる方で。感情の琴線に触れると言うか、キャラクターの内面がエネルギッシュにパワフルに乗るメロディーが多いです。この作品はやっぱり葛藤の多い作品だと思っていて、音楽の振れ幅が大きく色々なジャンルに飛んでいるので、その幅とエネルギッシュさが作品をある意味熱くしていますし、一方で世界の冷たさをアイロニックに表現されてもいて、それがこの作品の音楽の大きな魅力かなと思っています。
浦井 フランク・ワイルドホーンさんとは『デスノート』等でご一緒させて頂いていて、すごくキャスト思いで、更にスタッフさんを大切にされる、カンパニーの中心になってくれる方なんです。そして家族を大切にされている方だというところにも、自分としては信頼のおける方です。楽曲に向き合うとあの大きな身体でとても繊細で、1音1音に魂がこもっていて、実は自分はこのお話が決まる前にフランクさんがピアノを弾いてくださったのを聴く機会があったのですが、なんて素敵な曲なんだろう!と思って。更に実際に歌ってみた今は「こんなに体力を使うんだな」と(笑)。『デスノート』の時に(小池)徹平やカッキー(柿澤勇人)、濱めぐさん(濱田めぐみ)と一緒に「大変だな!」と言い合いましたけれども、皆で歌うにはすごく大変な労力を使います。でもだからこそ役作りにも力になってくれる、楽曲が物語ってくれるものだと思います。

様々な話題が飛び出した熱気溢れる質疑応答のあとに、作品の音楽監督小澤時史のピアノ伴奏による、日本での楽曲初披露がスペシャルメドレー形式で行われた。

【歌唱披露】

まずはじめに浦井、夢咲、衛藤による「木に宿る天使」。グウィンプレンとデアがお互いの大切さを確かめあうナンバーで、互いの存在が互いの世界に特別な色彩を与えていることが、どこか牧歌的なメロディーで歌われる。本番では聴くことのできない、3人での歌唱が大変貴重なものになった。

続いて曲調が不安なリズムを刻むものに変化し、朝夏による「この気持ちは何?」。劇中で興味本意でグウィンプレンを観に来たジョシアナ公爵が、醜いはずの彼に何故か心を惹かれてしまう胸の内を、自ら計りかねて歌うナンバー。ドラマチックな曲調が作品のアクセントになることが感じられる、その一端を朝夏が持ち前の大きな存在感で表現した。

最後に、如何にも見世物小屋の猥雑な雰囲気を漂わせる前奏から、浦井によるタイトルナンバー「笑う男」。作品のクライマックスでグウィンプレンが、自分を見世物にするしか生きる術がなかった彼が見つけた本当の醜さと、本当の自分を高らかに歌い上げる、作品のテーマのすべてが詰まったとも言えるナンバーを浦井が力強く披露。不協和音を多用した楽曲が作品の世界観を確実に示してくれた。
最後に浦井から「この度、こうしてこのカンパニーで団結して、日本のミュージカル『笑う男』初演となります。しっかりと皆で素敵な作品に仕上げていけたらと思っておりますので、是非とも劇場の方に足をお運び頂いて、東京、愛知、大阪、富山、北九州、たくさんの皆様に笑顔を『笑う男』なのでね(笑)。皆さんで楽しいミュージカルにして頂けたらと思っています。お力添えをよろしくお願い致します。本日は誠にありがとうございました」との挨拶があり、会見はいったん中締めに。稽古の為に質疑応答終了のタイミングで退席した上田を除く、キャストたちでのフォトセッションのあと囲み取材が行われた。

【囲み取材】

──浦井さん、韓国版をもうご覧になっているとのことですが、いかがでしたか?
浦井 煌びやかで豪華で、歌唱力の半端なさ!凄いです、韓国チーム。本当に素敵でした。
──浦井さんってイケメンじゃないですか。
浦井 何を言ってるんですか!(笑)
──イケメンなのに今回は醜い顔の「笑う男」を演じるということで、真逆の役をどう役作りされるのですか?
浦井 真逆?(笑)、それならギャップ萌えを狙っていけば良いかな?と(笑)。いやいや、でも特殊技術のメイクや、前田さんの衣装が物語を語ってくださるので、そういったところに支えられながら一丸となってやっていきたいと思います。
──衣装が裸足ですよね。
浦井 裸足ですね。

──貧乏な役ということですが、浦井さんには貧乏な時代はありましたか?
浦井 今も貧乏ですね(笑)。もう貧乏でしょうがない…(周りのキャストに)「嘘つき」とか言わないで(笑)。
──嘘つきです(笑)。夢咲さん目の見えない役をされるのは初めてですか?
夢咲 実は1度だけ演じたことがあるのですが、やっぱり見えちゃうんです。
浦井 そうでしょうね!
夢咲 そうなんです!見えないと思って動くのですけれども、やっぱりセットの角などがあると「あ、危ない」と思って見えてしまうのが、その時はネックだったなと思うので、より一層深めて頑張りたいと思います。
──先ほど富山の白エビの話をされていましたが、他の公演地で楽しみにされていることや、食べてみたいものなどは?
夢咲 そんなこと言ったらありすぎちゃうんですが!(笑)名古屋は「ひつまぶし」や「味噌煮込みうどん」も好きですし、私博多で「ごまさば」をまだ頂いたことがないので。
浦井 本当?
夢咲 はい!ですから今回は是非頂きたいと思っています。よろしくお願いします。
浦井 はい、わかりました(笑)。

──食べられると良いですね。衛藤さんはグランドミュージカル初出演ということで、乃木坂46の生田絵梨花さんや桜井玲香さんからアドヴァイスなどは?
衛藤 生田絵梨花ちゃんは楽屋て発声をしながら欠伸をするんですよ。私真似できないんですけど…こう(やってみようとして)できないな(笑)。すごく声が通るようになる欠伸の仕方をいつもやっているので、もう1度訊いて私もやりたいと思っています。
──ミュージカルとアイドルとの1番大きな違いはどういうところですか?
衛藤 (しばらく考えて)全て違いますね。アイドルだと2人、3人で一緒に歌ったりしていて、ソロ曲を持っている子って3、4人くらいしかいないので、私は自分の声を1人でお届けするのがまず初めてなんです。ですから緊張しかないです。全部違います。

──ありがとうございます。朝夏さんは元宝塚歌劇の男役トップスターでいらっしゃいましたが、今回は誘惑する女性役ということで、役作りはどのように?
朝夏 そうですね、どうしましょう(笑)、ジョシアナの複雑な心理に。何でも手にしている女性が幸せだと感じられていず、彼を手に入れたい、その手に入れた先に幸せがあるのでは?と思うという、そういう複雑な心理の女性なので。舞台ではジョシアナが誘惑するところがピックアップされる、そこがメインになるとは思うのですが、そこに至るまでの彼女を、私がまず1番理解して創っていきたいと思います。
──ジョシアナは全てを手に入れている女ということですが、朝夏さんご自身が今欲しいものは?
朝夏 欲しいものですか?今すぐという訳にはいかないのですが、いつか猫を飼いたいんです。寂しくなってはペットショップに行くという生活をかれこれ5年くらいしているので(笑)、いつか猫を飼いたいのが夢です。
──猫がお好きなんですね。朝夏さんと夢咲さんは宝塚時代にはどんな交流が?
朝夏 学年が1年違いで、私の方が1年上級生で宝塚音楽学校時代に、予科(1年生)本科(2年生)という関係だったので、一緒にね。
夢咲 はい! 組は離れていたのですが、イベント等でご一緒したりしてすごく優しくして頂いて!

──何か思い出はありますか?
朝夏 思い出、でもよく話してたよね?
夢咲 そうですね! すごく宝塚は年功序列がちゃんとしているのですが、朝夏さんは上級生でありつつも親しく話してくださって。
朝夏 親近感があってね。
夢咲 私にとってはすごく優しい先輩というイメージです。
朝夏 (学年は夢咲が)ひとつ下なのですが、娘役なので先にスターになって、トップになっていったので、いつもすごいなと思っていました。可愛いし、艶やかな女性もできるし、でも普段はすごく天然だし(笑)、そのギャップが凄いなと思って、勝手に話しかけて仲良くしてもらっていました。だから今回こうして一緒にできてね。
夢咲 はい、すごく嬉しいです。
朝夏 嬉しいんです。
──では猫を飼われた際には是非遊びに。
朝夏 来てね!
夢咲 行きま~す!

和気藹々とした会見は滞りなく終了。本番への期待が高まる時間となっていた。

〈公演情報〉
MUSICAL『笑う男 The Eternal Love─永遠の愛─』
脚本◇ロバート・ヨハンソン
音楽◇フランク・ワイルドホーン
歌詞◇ジャック・マーフィー
編曲・オーケストレーション◇ジェイソン・ハウランド
翻訳・訳詞・演出◇上田一豪
出演◇浦井健治、夢咲ねね/衛藤美彩(Wキャスト) 、朝夏まなと、宮原浩暢、石川禅 、山口祐一郎 他
●4/9~29◎東京・日生劇場
〈料金〉S席1,3000円、A席8,000円、B席4,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉東宝テレザーブ 03-3201-7777(9時半~17時半)
公式ホームページ https://www.tohostage.com/warauotoko/index.html

【全国ツアー】
●5/3~6◎名古屋・御園座
〈料金〉A席1,5000円、B席10,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉御園座 052-222-8222(平日10時~18時)
●5/10~12◎富山・新川文化ホール
〈料金〉S席1,3000円、A席10,000円、U-25席7,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉北日本新聞社 事業部076-445-3355(平日9時~17時)
●5/16~19◎大阪・梅田芸術劇場メインホール
〈料金〉S席1,3000円、A席9,000円、B席5,000円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉梅田芸術劇場メインホール 06-6377-3800(10時~18時)
●5/25~26◎福岡・北九州ソレイユホール
〈料金〉S席1,3000円、A席9,800円、B席5,400円(全席指定・税込)
〈お問い合わせ〉インプレサリオエンターテインメント 092-985-8955(平日10:00~18:00)

【取材・文・撮影/橘涼香】

 

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