【ふれあい動物電気】大橋純七は漫画を沢山読みます「爆風シンデレラ戦線」
全然汗をかかないタイプの人間だと思っていた一昨年の自分に伝えたい、再来年から体質が変わって嘘みたいに汗かくようになるぞ。
最近成長期が終わった感じがする、花の20代、大橋純七(おおはしすみな)です。
動物電気所属です。
好きな漫画を紹介するコラムを書いています。
以前は少年漫画と、SNS発祥漫画を紹介しましたが、今回はやっと「少女漫画」を紹介したいと思います。
少女漫画、深い世界です。
軽い気持ちで少女漫画が好きだ、というとリボンの騎士から語らなくてはいけなくなる深みにハマってしまうので今まで口にしたことはありませんでした。
子供の頃は、親や兄姉が集めている漫画を読んでいました。小中学生にしては大人向けだったと思います。
難しいしちょっとエッチだったり、なんか違うなーと思っていた頃に、実家の物置部屋に「姉が小中学生の頃に集めていた少女漫画」がぎっしり入ったダンボールを見つけてしまったのです。
母のアクセサリーBOXを勝手に開けたときのような気持ちだったと思います。
キラキラした表紙に、魅力的なタイトル。宝石のようでした。
その中で初めて手に取って読んだのが「爆風シンデレラ戦線」亜月亮 作 だったと思います。
綺麗な黄色のドレスをきた主人公のキョトンとした顔が、いつまでも脳に焼き付いています。
単行本が手元になかったので、うろ覚えで表紙を描きました。
(今後もうろ覚え表紙、やろうかな)
大橋作あらすじ
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街で有名な超お嬢様学校「私立白鳥女学館」に、お嬢様学校には不似合いな一般ピープルながらも入学してしまった、雛里つぐみ。
ある日、つぐみがアライグマにパンを盗まれたことに腹を立て、履いていたスニーカーをアライグマに向かってぶん投げたのだが、隣接する名門男子校「青鶴学園」に通う鳳凰寺鷹臣(ほうおうじたかおみ)に、たまたまぶつかってしまう。
次の日、投げたまま無くしたスニーカーを探しているつぐみ。見つからぬまま全校集会が始まってしまった。
その全校集会は、「ミス・マドンナ」という白鳥女学館の生徒代表を、それにふさわしい女生徒へ教員が矢を放ち、決めるものだった。
同時期、鷹臣がつぐみのスニーカーを発見し、全校集会の行われる会場へ向かう。
教員がミス・マドンナ候補生に矢を放ったところに、鷹臣がスニーカーをつぐみに投げ返すタイミングが被ってしまい、運悪く、矢がミス・マドンナ候補生ではなく、つぐみに当たってしまう。
そのせいで、つぐみがミス・マドンナに決定してしまうところから始まる、お金持ちVS庶民ドタバタラブコメディです。
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あらすじ頑張って書いたんですけど、全然意味分からないですよね。とにかく、ドタバタなんです。
ストーリーのモチーフはタイトル通りシンデレラ。それが日本の女子が感情移入しやすいような構成になっています。
こんな大橋もむかしは、ひょんなことからミス・マドンナになって、隣接する男子校に通うイケメンと恋に落ちてみたいと思っていました。
喋るアライグマが出てきたり、男性アイドル好きの馬と意気投合し一緒にお嬢様に立ち向かったり、テンポ感の良いギャグと、たまーにラブが挟まり子気味よく話が進んでゆきます。
この作品をきっかけに、亜月亮作品にガシガシハマり、デビュー作から大体集めました。
亜月さんは最近では少女漫画からミステリーホラーやサスペンスに移行したようです。
最新作の「Unlimited」も途中まで読みましたが、亜月さんの綺麗で線の細い画風はそのままに、大人向けのホラー作品としてとても完成度の高い作品になっています。超おすすめ。
今後も追い続けます。
話は長くなりましたが、少女漫画、いいですよ。最近は少女漫画がどんどんドラマ化映画化されて男性も見る機会が多いと思います。
恋愛がテーマのものがやはり多いですが、ギャグ漫画やスポーツもの、もはや恋愛要素の無い物など、多様化が著しいので、今まで少女漫画に触れてこなかった方もぜひぜひどんどん読んで欲しい!
今の時代、スマホから簡単に漫画が読めるアプリやWebサイトがたくさんありますし!
実は、動物電気前回公演は「恋愛」がテーマでした。
次回公演のテーマはまだ未定ですが、どんな作品になるのか今からめちゃくちゃ楽しみです。
そんな次回公演、
2021/6/5~6/13
@下北沢駅前劇場
での公演を予定しております。
みなさま、是非お越しください。
そしてついでに大橋に、おすすめの漫画を教えてください!
大橋純七
おおはしすみな○2019年初夏公演「ブランデー!恋を語ろう」で演出助手を担当、動物電気の魅力に取り憑かれてしまい入団! 動物電気のおもしろいことに一所懸命な姿に憧れている。
[動物電気☆営業部からのお知らせ]
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