【ふれあい動物電気】森戸宏明の「立ち喰い蕎麦探訪記」第34回　～都の西北に美味い立食いそば有り！明治にもこんな店欲しかったなあ～

こんにちは、森戸です。
もう12月ですよ。いよいよ冬本番って感じですが、皆様いかがお過ごしでしょうか？
さて今回は、都の西北、早稲田大学に来ています。

明治出身の私としては、敵地に乗り込んだ様な緊張感です。
・・なんて事は全然なくて、高校の時の仲のいい同級生が何人か早稲田に進学してたので、学園祭に遊びに来たり公演を観に来たりしてました。
卒業してからも、早稲田を稽古場にしている劇団さんに何回か出させてもらったりして、もう何度も来ていて、わりと慣れ親しんだ場所です。
でもその当時は早稲田で何か食べるといったら「メーヤウ」ばかりでしたかね。（古いですか？でも早稲田の人には懐かしいでしょ？）
さて、今回はそんな何度も来ている早稲田でも初来店の店！早稲田大学正門近くにあるこちら「立喰い　はせ川」さんです！

古そうですね。
近づいて、店の前にあるメニュー表です。

迷った時は左上、ということで、左上は・・「花巻」！花巻がある立食いそば屋初めて見たなあ。

えー？でも花巻かあ～。いいんですよ、好きなんですけど初来店ですからね～、ここは店の顔でもある「天玉」（そう思っているのは私だけでしょうか）かなあ～？
迷いながら入店。店の中は古いけど清潔な感じ。いい意味でちょっと無機質。いいんです、無機質。一見さんでも気兼ねなく入れる感じ。
直前まで悩んだ末、結局「天玉そば」を注文しました。出て来たのがこちら

いいですね～。「ザ」な感じの、東京の黒い汁の天玉です。表の看板には思いっきり「信州そば」って書いてあるけど。
この黒い汁、地方から、特に西日本から来た新入生は度肝を抜かすんだろうなあ。・・そこまで驚かないか。
で、写真では分からないと思いますが、そばの量が多いんです。そこはさすが学生街。
そんな盛りの良い天玉そば、最後まで美味しく頂きました。
食べ終わって目の前の壁を見ると、外のメニュー表では気付かなかったこちらのメニューを発見。

納豆そば！これも立食いそばでは見ないですね。でもって納豆そばといえば「冷やし」のイメージですが、「冷やし」の料金が書いてないって事は「温」のみ？温そばに納豆ドーン？なんか、店の中すごい匂いになっちゃわない？
あー、気になる。気になるし食べたい。花巻と同じくらい気になるし食べたい。どちらかもう一杯くらいいけないか？・・いや、あの量をもう一杯は無理だ・・。
というわけで、いつになるか分かりませんが、次に訪れた時、「花巻」にするか「納豆」にするか、店の前で悩もうと思います。
皆さんも是非！

森戸宏明

もりとひろあき〇埼玉県出身、1973年生まれ。俳優。93年旗揚げより動物電気全作品に参加。的確なつっこみと多彩なキャラを演じるセンスは劇団の中枢ポジション。ブログの猫日記では意外な一面も。外部活動も意欲的に行う。

◇出演予定
■月影番外地 その7
『暮らしなずむばかりで』
1/18～29◎下北沢ザ・スズナリ

■動物電気30周年記念公演
『念力！山動く』
6/3～11◎下北沢駅前劇場

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