【ふれあい動物電気】森戸宏明の「立ち喰い蕎麦探訪記」第31回　～「木曽路」と言えば・・しゃぶしゃぶ？いやいや、立食いそばでしょ！創業約半世紀の老舗、登場～

今日は、森戸です。
皆様いかがお過ごしでしょうか？
やっと猛暑を乗り越えた〜
っていう感じですかね？
とりあえず私はそんな感じです。
秋の気配を感じられてホッとしています。
さてそんな爽やかだったり秋雨だったりする気候の中
今回はJR武蔵野線の「新秋津駅」にやって来ました。

この「新秋津駅」、特に何も無いっちゃ無いのですが（特別な何かがあったらすみません）
西武池袋線の「秋津駅」までの乗り換えの約400メートル弱の道に、飲み屋だの食べ物屋だのパチンコ屋だのが立ち並んでいてとても活気があります。
そんな繁華街の始まりであり終点でもある「新秋津駅」のすぐ近くにある立食いそば屋がこちら

「木曽路」さんです。
店構え、渋いですね〜。
早速中に入ると、店内は狭いです。
椅子2席のテーブル席が2つ。カウンターは4人入れば満席ですかね。
で、メニューはこちら

私、何故か焦って「天玉そば」を注文してしまったのですが、目を更に右に移すと
天玉にワカメが乗った「秋津スタミナ」ですとぉ〜？
うわあー、こっちにすればよかったー！値段同じなのにー！
って言うか何で天玉にワカメが入るとスタミナになるんだー！
まあ仕方ない、「秋津スタミナそば」はまた今度で。
そして出てきた「天玉そば」がこちら

いいですね〜。
写真からは分かりづらいと思いますが、この天ぷらがいいんです。
薄めでカリカリしています。
なんかあれみたいです。あれ！あの、あと乗せのサクサクしたやつ！
あれをちょっと豪華にした感じです。
こんな天ぷら、今どき滅多にお目にかかれません。
そばも汁もこの天ぷらも、とてもマッチして美味しかったです。
正に、立食いそばはこうじゃないと、っていう風格さえ感じてしまう一品でした。

食べ終わり
なんとなく店内を見ていると
出入り口のガラス戸に
「創業昭和四十八年」の文字を発見。
私思わず、厨房で一人で働いているおばちゃんの店員さんに
「創業昭和48年ですか、古いですね」
と話しかけてしまいました。
だいたいこういう時
「そうですか」
と無愛想に言われたり
最悪無視されても仕方ないな
と覚悟していましたが、そのおばちゃん店員さん
「そうなのぉ〜！」
と明るく応えてくれました。
気を良くしてしまった私が
「僕と同い年ですよ」
と言うとおばちゃん店員さん
「アハハッ！」
と、マスク越しでもわかる可愛らしい笑顔を見せてくれました。
なんか、いろいろお腹いっぱいだなあ。

皆様も是非。

森戸宏明

もりとひろあき〇埼玉県出身、1973年生まれ。俳優。93年旗揚げより動物電気全作品に参加。的確なつっこみと多彩なキャラを演じるセンスは劇団の中枢ポジション。ブログの猫日記では意外な一面も。外部活動も意欲的に行う。

○動物電気次回公演予定
2023年6月3日(土)～11日(日)
下北沢駅前劇場にて！

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