【ふれあい動物電気】姫野洋志つぶやき川柳2020「俺ダイソン」
こんにちは。姫野です。
季節はもう初夏でして、例年は行楽シーズンで気持ちのいい季節なんですが、今年は巣ごもりの方、社会にとって必要不可欠のお仕事をされている方、リモートワークされている方々など皆々様、大変お疲れのことと存じます。心よりお見舞い申し上げます。
私も多くの皆さんと同じような自粛生活の日々、自宅にて大掃除フェアを開催中でございます。
そんな中、実家の母よりネットでダイソンの掃除機を注文してほしいという依頼がありました。2、3年前にも代わりに注文したことがあり、また買うの?と詳しく聞いたところ、今あるダイソンがスイッチを入れて2、3秒で動かなくなるので、1年位前から使っておらず、別の掃除機を使っているとのこと。
掃除機なんてそんな簡単に壊れるものじゃないけどと思いつつ、ひとまず実家から一旦預かってきました。
確かにスイッチを入れて2、3秒で止まります。バッテリーの寿命であれば交換で対応できそう。でも違う原因だったら無駄だなぁといろいろ調べてみたところ、どうやらここのフィルターが詰まっていると自動で止まる仕様という情報を見つけました。
早速、フィルターを外して水洗い。すると筒の中から出るわ出るわ蓄積されたホコリの塊。ひやー!しかし洗いにくいなこれとチョイ切れしつつ、しぼって日陰で24時間乾燥を推奨。そんなに待っていられないので、半日くらいで乾燥を確認し取り付け後、スイッチオン。
問題なく動きます。ついでに先ほど掃除した床を再度掃除してみました。
すごい!あっという間に綿ホコリが渦を巻いて溜まります。
CM通りの吸引力。けどモーター音がめちゃくちゃうるさくて、「俺が吸ってるんだぜ」っていうアピール感がすごい。
ここで一句。
「見えないホコリを 吸い上げてるのは 俺ダイソン」
もはや川柳なのかって話ですが。
やっぱり外国のメーカー製品は自己主張が激しいですよね。デザインもしかり。持ってる手に排気が当たるのも、ちょっとなぁの自己主張。
今のモデルは騒音や仕様なんかも改善しているのでしょうけどね、きっと。
私は日本メーカーの素朴な掃除機でいいですね。普段存在すら意識しない、ザ・家電ってところが。
そういえば前回の公演の時に舞台回りの掃除で舞台監督の松嵜君から借りたマキタのハンディ掃除機なんかほんと理にかなっていてよかったなあ。
掃除機についてここまで文字を費やしてしまいました。
早速、作業結果を母に連絡したところ、フィルターの存在すら知らなかったようで「あんたが直してくれたんだから、そのまま使っていいよ」だそうです。
直したんじゃないです。フィルター掃除しただけです。まあ自宅で使っているのがちょうど吸わなくなってきていたので、このままお下がりとして使わせて頂きます。
つーかよく調べないで、すぐ買い替えようとする母にびっくり。
最後に今回の大掃除で出てきた思いがけないもの。
動物電気旗揚げ前、活劇工房に入ったばかりの頃、当時の座長が皆を引き連れて劇団員総出で見に行き、ものすごく衝撃を受けたお芝居でした!!
懐かしすぎて掃除の手がしばらく止まったのは言うまでもありません。
姫野洋志
ひめのひろし〇神奈川県出身、1972年生まれ。93年の旗揚げ時より01年まで動物電気全ての作品に参加。07年、6年振りに復帰したにも関わらず当時の切れは健在。細かい芝居には定評がある。コント集団・多摩の会主宰。
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