【ふれあい動物電気】新連載 髙橋和美「岡山のドジ」元気の秘訣

動物電気ファミリーのみなさま
あけましておめでとうございます。

動物電気新人劇団員、年齢はベテラン43歳、岡山のドジ高橋和美です。

昨年は動物電気に所属することができ、岡山県から子連れで東京に引っ越して来るという人生の一大イベントがありました。
そして、6月には夢の初舞台に立つことができました。

岡山のドジ、初舞台はどうだったのか⁉︎
ジャジャーン！↑今年6月の動物電気の初舞台のワンシーン。
ゲネプロの時にカメラマンさんが撮ってくださいました。私は右端の緑のやつです。
・・・何？・・・カッパ！？
↑いいえ、妖精です！！

これまたドジなことにマスクをしたまま出ちゃってますね。

・・・妖精？
この写真だけ見ていただいても何が正解だか分かりにくいかもしれませんが、私の任務はこの妖精の姿で舞台の上手から下手へ駆け抜けるということ。重要な使命をを持った大切なシーンです。

マスクをしたまま舞台に立ってはなりません。

そしてまたまたドジなことに、この駆け抜ける一瞬のシーンで全12公演中2回も転びました。

初舞台でなんということでしょう。

DVD良かったら観て下さい。
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さて、2019年12月28日は動物電気の忘年会でした。

↑拓自さんのスタジオ兼カフェ

↑拓自さんの鍋。泰志さんと森戸さん。D輔さんがちょっと写ってます。

↑キッチン。拓自さん、すみなちゃん、私。

↑宮下今日子さんから頂いたお酒さんたち

おじさんたちは沢山お酒を飲んでたまに煙草を吸う人もいて、大体みんな千鳥足で歩いております。
いつか誰かが脳梗塞になって半身不随とかなっちゃうんじゃなかろうか、けどそうなっても舞台に立ってそれをネタに楽しくやっちゃうんだろうなとか、色々想像してしまいます。
だから私はおじさん達の健康を守りたい気もするしそのまま見ていたい気持ちもあります。

ま、そもそも私に健康を守ってほしいなんて誰も思ってないか。
私は一緒になってビールと日本酒を頂いて、たくさん食べて、空気も読まず、気も利かさず、失礼な発言をしながらわははと笑っておりましたから。

看護師・助産師の資格を持ち、マクロビオティックや自然療法などが好きな私ですが、誰もそんなことを知らない。でも密かに元気で素敵に生きる秘訣は何かを考えているのです。

そして、毎日色んな人に会ったり本を読んだりして考えているうちに、健康な身体を作るには食べ物や運動も大切だし、考え方や生きる姿勢も大切だと分かってきました。
おじさん達と同じようにお酒と煙草が大好きで元気な女性にお会いしたことがありますが、お酒と煙草が薬だと言ってガハハハと笑い、明るくて優しくて、ドラえもんみたいな濁声でありがとうありがとうと言ってくれる素敵な人で、なんと当時100歳でした。
身体は何かの病気や怪我や長年使うことで不自由になることはあっても明るく元気な方にも沢山会いました。
私も何かがズレて人に優しくできない時もあるし、寂しい時はなんだか意地悪になることもあるし、怖い時は怒りたくなることもあるし、八つ当たりをしてしまうこともあります。それ以前に人としてどうしようもないところもあります。
まぁ、役者なんだからそれらを反省しつつ面白がってお芝居にすれば良いのだと思います。甲本ヒロトさんだったらロックにすれば良いのです。

無理矢理まとめた感がありますが、なんかこのコラムでですね、身体にいいこと書きたいなと思うのですが、別になんだっていいなとも思うのです。ただ、私にとって1番の元気の秘訣はお芝居です。

そして、動物電気のおじさん達がどんな生活をしていようとも、面白くて優しくてキモかったりどうしようもなかったりカッコ良かったりして好きなのです。早く次の芝居の稽古やりたいなぁ。

岡山県から子連れで引っ越してくるというバカな私を面白がって受け入れて下さいまして誠にありがとうございます。
ご期待に応えられるよう面白力を磨いて行きたいと思いますのでこれからもよろしくお願い致します。

そして動物電気ファミリーのみなさん、新しい年もどうぞよろしくお願い致します。

高橋和美でした。

【著者プロフィール】

高橋和美
たかはしかずみ○岡山県倉敷市出身○木野花ドラマスタジオ第8期生。今まで演じた役は、飛び蹴りするチンドン屋、人の顔を見て作詞作曲する路上弾き語り女など変な役が多い。特技はHIPHOPダンス、変顔、リコーダー、看護師・助産師免許、中型自動車・普通自動二輪免許、お産が好きです。するのも立ち会うのも。

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