【ふれあい動物電気】政岡泰志グルメコラム番外編「カレーに生卵」
人は、いつか、松屋さんに入ります。そして、カレーを頼み、食べます。仕方なく。いやいや仕方なくではない!松屋さんのカレーは美味しい。だから、やむを得ず、いやいや、それもおかしい。松屋さんのカレーを食べるしかない!という状況がいつか必ず訪れるということです。例えば、動物電気の本番期間中、劇場入りの前に、何回かは松屋さんのカレーを食べる。地理的条件が抜群。そして、お腹にちょうどいい。そう、ちょうどいいのです。燃料、という感じがする。本番前以外も全く何を食べていいかわからない時には、ああ、松屋さんのカレーです。牛丼も定食も大好きですが。ただ、気になるのは、ちょっと辛いこと。自分は辛いものに弱いもので。二日酔いの日には、ややしんどかった。二日酔いの日ほど食べたくなるし。しかしです。その状況もカレーに生卵をおとしいれることで改善されたのです!辛味がまろやかになり自分的に食べやすくなりました!この、カレーに生卵というのは、ジャイアント馬場さんが好んでやっておられたというのをプロレス本で読み、真似をしたのです。ありがとうございます馬場さん!馬場さんのおかげでますます松屋さんのカレーにお世話になる機会が増えました。ああ、生卵も。最近は動物電気のイベント前に分倍河原の松屋さんによく行きます。美味しいカレーの店はたくさんありますが、自分はまたいつの日か松屋さんに入りカレーを頼み生卵をおとしいれ食べるのです。
政岡泰志
まさおかたいし〇広島県出身、1971年生まれ。作家・演出家・俳優・動物電気主宰。93年の旗上げ後、作品全作品に参加。作・演出を手がける。92年から 02年の解散までHIGHLEG JESUSのメンバーとしても活躍。最近の公演ではおばさんキャラも定着し、圧倒的な存在感はお客さんを釘付けに。
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