【ふれあい動物電気】秋谷悠太のミュージックステーション 1
今回からこのふれあい動物電気の連載に参加させていただきます、秋谷悠太ともうします。前回公演「ブランデー!恋を語ろう」から新劇団員として動物電気に入団させていただきました、どうぞ、よろしくお願いいたします。
自分が所属しています劇団、動物電気は2年に1回というペースで公演をおこなっておりまして、次の公演までの期間の活動は様々であります。外部の舞台に客演をしたり、映像作品に出たり、子育てをしたり、ガールズバーでオススメのカレー屋さんを女の子に教えたりして次の公演までの充電期間を過ごしたりするみたいなのですが、このコラムも2年後の放電期間までの活動ということで大切な動物電気としての活動の場所でもあります。僕は演劇と同じくらい音楽を聴くことが好きなのでここでは好きな音楽のことについて考えたり、勝手にアルバム紹介をしていきたいとおもいますので、よろしくおねがいします。題して秋谷悠太のミュージックステーションということで、是非とも生温かい眼差しでご覧いただけるとありがたいです。
第一回目はIggy Popの「Brick By Brick」です。みんな大好きイギーポップですね。イギーポップ嫌いな人に僕は会ったことがないです。僕はイギーポップの作品の中ではfunhouseというアルバムが一番好きで、このアルバムはあまり聞いていなかったのですが、このアルバムの一曲目の曲に「Home」という曲があります。この曲を聞くと僕は異常に興奮するのです。のりのりに歪んだギターとズビズビのドラムが絡むイントロが一瞬ブレイクした瞬間、つい体が動き出しそうになります。
ところで、動物電気名物の中のひとつに本編のセットに入る直前の転換で、床一面に置かれた照明を時間内に片付けなくてはならないという重大ミッションがあるのをみなさんはご存知でしょうか?
意味もなくたくさん並べられた照明に大人の男たちが飛び込んでいく。あの時期の下北沢で、最も美しい瞬間のひとつです。新劇団員になった僕も男手が足りねえということで参加させてもらいました。めちゃめちゃうれしかったな。日に日に増えていく照明と戦う先輩たちの姿は痺れるものがありました。
この曲にはそんな楽しい瞬間を思い出す匂いがするのです。だから自分にとってこの曲は少し特別な曲なのです。
秋谷悠太
あきやゆうた○役者業のほか楽器演奏、イラストなど多岐にわたって活躍。南米に住むトカゲのような顔立ちから繰り出される素直な演技には定評がある。特技はギターとドラム、普通自動車免許あり。2019年、動物電気に新劇団員として参加。演劇ユニット「ガガ」にも所属している。
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