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礼真琴と星組の軌跡と熟成を感じる宝塚星組公演『めぐり会いは再び』『Gran Cantante!!』

実力派トップコンビとしてますますその魅力に磨きがかかっている礼真琴&舞空瞳を中心にした宝塚歌劇星組公演ミュージカル・エトワール『めぐり会いは再び next generation─真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)』レビュー・エスパーニャ『Gran Cantante!!(グラン・カンタンテ)』が東京宝塚劇場でいよいよ本日7月24日千穐楽を迎える。

ミュージカル・エトワール『めぐり会いは再び next generation─真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)』は、2011年柚希礼音と夢咲ねねトップコンビ時代の星組で上演された『めぐり会いは再び』、2012年に続編として上演された『めぐり会いは再び2nd~Star Bride~』に続く、小柳奈穂子作・演出によるシリーズ三作目となる作品。マリヴォーの「愛と偶然の戯れ」に材を取った、ある地方貴族のお屋敷を舞台にした領主令嬢の花婿選びをめぐる入れ替わり劇を描いた第一作。そこで結ばれた主人公カップルの結婚式を前にしたひと騒ぎが繰り広げられた第二作から、現実世界と全く同じ9年後。第二作でヒロイン・シルヴィアの15歳の末の弟として登場した、礼真琴演じるルーチェが24歳の青年に成長。当時、喧嘩中の彼のガールフレンドとして名前だけ登場していたアンジェリークとの恋の顛末が描かれている。

【STORY】
今より少し遠い昔──田舎領主オルゴン伯爵の末の息子ルーチェ・ド・オルゴン(礼真琴)は、故郷のフォスフォール村を出て王都マルクトの大学に進んだものの、卒業後は友人のレグルス・バートル(瀬央ゆりあ)が経営する弱小探偵事務所の手伝いをしながら日々を送っていた。10年以上の付き合いになる恋人のアンジェリーク(舞空瞳)に、自分の手で資金を稼いで指輪を買ってからプロポーズする!という意気込みはあるものの、現実はレグルスに家賃も払えない居候同然の状態。その負い目から縁談が持ち上がっていると打ち明けられたアンジェリークを引き留められなかったばかりに、二人は何度目になるのかわからない喧嘩別れをしたままになっている。

ちょうどその頃、浮気調査や迷い犬の捜索に明け暮れていた探偵事務所に、大掛かりな依頼が舞い込む。曰く、近頃王都を騒がせている大怪盗ダアトから、王家の跡取りの証である秘宝「一角獣の聖杯」をいただくという予告状が届いた。折しも王家では、国内外から候補者を集めた後継ぎの王女の花婿選びが開かれる直前。王国唯一の爵位を持つ探偵であるルーチェに、花婿候補の一人として潜入捜査をして欲しいというのだ。いくら喧嘩別れ中とは言いながら、アンジェリークへの思いを抱えたままのルーチェは、例えかりそめとは言え王女の花婿候補になどなれないと断ろうとするが、多額の報酬を前に父親から受け継いだ探偵事務所を守りたいレグルスが依頼を快諾してしまう。学生時代から世話になってきた親友に押し切られた形なったルーチェはしぶしぶ花婿選びに参加するが、貴族令嬢と一日一緒に楽しくデートするという課題に進んだ時、目の前に現れたのはなんとアンジェリークで……

架空の王国の北の一番星がもっとも高くなる星祭りの夜。探偵事務所に集う学生気分の抜けきれない若者たち。王国の王女様の花婿選び。ディスコをテーマにしたダンスコンテスト。大怪盗ダアト。と並べただけで、「今より少し遠い昔」という、遠いのか近いのか若干迷う時代設定の理由がよくわかる、なんでもあり感満載で繰り広げられる舞台はとにかく賑やかに、コミカルに進んでいく。あくまでもファンタジーの内容は、王女の花婿=国王を選ぶという物語になっていくのだから道具立てこそ大きいが、誤解を恐れずに言ってしまえば、気持ちを拗らせていた恋人同士が、互いに素直になるまでの顛末が綴られていく、他愛ない物語には違いない。

ただ、10年に一度だけ星祭りの最終日に花開く、その花に祈れば恋の花も咲くというセフィロトの花の設定を大劇場デビュー作として描いた小柳奈穂子自身が、10年後にもう一度この花が咲く「next generation」の物語を紡ぐことになるとは、想像もしていなかっただろう。そうしたこの作品と星組が持つ不思議な縁は確かにあって、第一作、第二作の主要人物たち本人や、縁の人たちも数多登場する物語は個性豊かなキャラクターの宝庫。前作のカボチャ泥棒のパロデイとは言え、パン泥棒ってここまで延々追いかけ続けるほどの大罪?と思わなくもないながら(パンひとつを盗んで牢獄に19年つながれた某有名作品の主人公もいるが…)そうした細かい工夫によって、非常に多くの役柄が生まれ、それぞれに多くの台詞がある作品は、キャストにとっても大きなやりがいがあることだろう。ひたすらなドタバタ劇と思わせて、親子の関係や、next generation世代の背中を押す先輩たちから想いがつながれていくテーマが、実はしっかりと描かれているのも小柳の手腕を感じさせる。

一方で、この作品が築いてきた歴史を意識するあまり、情報過多になってしまう傾向もまたあって、「コスモ王国のご領主様になった劇作家のエルモクラート先生」(現・宙組トップスター真風涼帆)と、なぜかご一緒している「アジス(元男役スター美弥るりか)様の従者ケテル(現・宙組男役スター芹香斗亜)」や、「僕の姉上の侍女のお子さん」(前星組トップスター紅ゆずると、娘役スター白華れみカップルに生まれた双子)や、「師と仰ぐ騎士(元男役スター夢乃聖夏)」と同じ道ならぬ恋に身を焦がしてしまった王立騎士団の騎士……等々、前二作を知っているとクスッと笑える小ネタがあちこちに満載な分、この作品を初めて観る観客にとっては何が大事な情報で、どれが覚えておくべき台詞なのかがわかりにくくなる部分がどうしても残る。その為、主筋が膨大な小ネタに紛れてしまい、物語がただただ賑やかなだけに感じられる危険性には、いま少し留意が必要だったろう。

それでも山場でルーチェが「ちょっと待って、話を整理します!」と言い切って、堂々と物語の骨子を解説する、良い意味で臆面なき説明台詞が展開されることで、置いてきぼりを食っていたかもしれない観客も、きちんと物語に引き戻す仕立ては間違いなく作家の確信犯。大劇場デビューから10年、スターたちの熟成と共に、劇作家・小柳奈穂子の手練れも感じさせる機会になった。

そんな大騒ぎの作品のなかで主人公ルーチェ・ド・オルゴンの成長、つまりは礼真琴その人の進化ぶりが鮮やかに感じられるのは、やはり舞台に大きな感慨を与えている。『ロミオとジュリエット』初演で「愛のダンサー」を演じて一躍時の人となった礼は、最初の抜擢が女性役だったことからもわかるように、当時溌剌とした愛らしさが際立っている新進男役で、ルーチェ・ド・オルゴンはそんな礼の個性にあて書きされた、シスターコンプレックスで頭でっかちのこまっしゃくれた弟キャラだった。それから約10年。礼真琴が星組トップスターとして、如何に大きな男役になり、見事に組を率いているかは改めて述べるまでもないし、そんな礼にとってルーチェの人物設定は、既に遠いところにあるのではと、企画を聞いた時には一抹の危惧も感じたものだ。けれども、24歳のルーチェとして登場した礼のコスチューム姿は瑞々しさを失わず、キュートでなんとも表情豊か。なぜルーチェが自分に自信を持てないか、どうしてアンジェリ―クに煮え切らない態度をとってしまうのかの理由も冒頭で明かされていて、そんなルーチェが物語世界で一歩を踏み出していく姿を礼がきちんと表現したことが、作品の肝の部分を伝える力になった。思えばトップスターとしての大劇場作品四作目にして「可愛い」と表現したくなる役柄が回ってくるのは、そうそうあることではなく、これも礼真琴という稀有な実力とチャーミングさを併せ持つ男役が引き寄せた「めぐり会い」だろう。明晰な台詞も心地よい。

その恋人アンジェリークの舞空瞳は、前作で「謝ってくれたら許してあげてもいいんだからね」とルーチェに手紙を送ったエピソードがそのまま膨らんだ、勝ち気でルーチェと対等に振る舞うお嬢様役がピタリとハマっている。とびっきり愛らしいけれども、王子様のキスを待つのではなく、自分から幸せをつかみにいく現代のプリンセス像が舞空の個性を十二分に生かしていて、なかでも、ここで言うかな~の場面でのルーチェからの問いかけに「私も…大好きよ!」と答える、ここで言われたからこその台詞回しが絶品。アンジェリークの真っ直ぐな気性と心根がそのまま透けてくる造形が素晴らしかった。

ルーチェの親友で大学の同期レグルス・バートルの瀬央ゆりあは、父親の遺した小さな探偵事務所を守ろうと奮闘しながらも、ルーチェをはじめモラトリアムの自由気ままさから抜け出せずにいる級友たちの面倒をついついみてしまっている人の好い役柄が、瀬央自身をそのまま投影しているようでなんとも微笑ましい。現実に「花の95期」と謳われた、逸材揃いの面々の更に先頭を走り続けてきた礼の歩む道のりを、同じ組のかけがえのない同期生として常に共にしてきた瀬央の、キリリとした顔立ちとのギャップが魅力の温かさがこの作品にも生きていて、星組を支える貴重なスターとなった瀬央の頼もしさを感じさせた。

そのモラトリアムな仲間たち、大女優を目指すティア・シモニーの有沙瞳の強いアクセントを残す演じぶり、発明家になりたい夢を持つアニス・メレルの水乃ゆりの、人嫌いで感情表現が苦手という設定に合った独特の台詞回しが、星組の大切な娘役二人をそれぞれに生かしている。コスモ王国のご領主様になられた劇作家エルモクラートの弟子セシル・ピーター・ウェルズの天華えまも、師匠に似て遅筆で内向的で、作品の狂言回しも兼ねる非常に大きな役どころを生き生きと演じている。コミカルな芝居に振り切った時に、ふと前トップスター紅ゆずるを思わせるのが、星組の歴史も感じさせ、大役を堂々と務めていた。

また、基本的に真の悪人はいない脚本のなかでも、シリアス部分を一手に引き受けた宰相オンブルの綺城ひか理が、この人の言い分もわかるな…と思わせる、王家への献身が深かったからこその無念をよく表現していて、やや年かさの役柄をあくまでも二枚目男役の色香を残しながら演じられる綺城の貴重さが、今後も星組にとって大きな戦力になるだろう。その息子ロナン・ヴェリタス・オンブルの極美慎は、作品のなかでルーチェの極めて変化球なライバル的ポジションにもなるだけに、華やかな容姿と立ち居振る舞いが大きく目を引いて役柄を支えた。その恋人ジュディスの小桜ほのかは、台詞発声が特段に美しく古典的なヒロインの香りを残していて、こうしたカラフルな作品のシリアスパートに打ってつけだった。コーラス王の朝水りょうのキリリとした美貌が、こうした大きな役柄で生きるのが嬉しいし、ヴィゴー大司教の大輝真琴、ローウェル公爵の輝咲玲央も、それぞれの持ち場で個性的な役作りを悠々とこなしている。

そして、前二作ではラルゴ伯爵夫人として登場していた万里柚美が、長年愛人関係にあるという設定だった騎士リュシドール・グラファイスと結婚したことがわかるマダム・グラファイスとして登場したのも粋な設定だし、そのエピソードに絡めて登場させた、騎士ヴァルター・オルレインの碧海さりおの身体能力の高さはやはり群を抜く。「父親に似て落ち着きのない」双子のカストルとポルックスの稀惺かずとと詩ちづるも、天真爛漫な子供たちというだけではない、物語を動かす重要なポジションを愛らしく聡明に務めている。パン泥棒をはたらく役者三人組ルベルの天飛華音、カエルレウスの奏碧タケル、フラーウスの大希颯は、嘘から出たまことに至る終幕の展開を観客に忘れさせない役割を果たしたし、全てを解説する旅芸人一座の座長フォーマルハウトの美稀千種以下座員たちも大活躍。アンジェリークの侍女アージュマンド(アンヌ)の瑠璃花夏、ル・カイン王国の第128王子、リドル・ル・カインの咲城けいと、近年の新人公演で活躍している面々に印象的な役柄があるのも良い配慮で、二人共に役付きに応えている。

と、とても書ききれない多くの役柄がある中で、この作品で退団する天寿光希、音波みのり、華雪りらにそれぞれ大きな見せ場を作っていて、宝塚という場所の温かさを感じる。特段な愛らしさがどこにいても目を引いた華雪は宙組から組替えしてきた人材で、この作品に初参加だからこそ、若くして亡くなったルーチェの母という非常に大切なポイントを担ったし、星組の演技力を底支えしてきた天寿は、初演からの持ち役であるオルゴン家の執事ユリウスを、この人にしかできない大きく温かく、でもどこかちょっとコミカルという絶妙の匙加減で演じて、作品が築いた歴史を感じさせている。ユリウスのかねてからの憧れの大女優にして歌姫エメロードが、美穂圭子を迎えて初登場したのもなんとも豪華な仕立てで、メイド長に昇格した白妙なつのブランとの掛け合いも楽しい。

また、星組のというよりも宝塚歌劇団全体の娘役の良心とも言える存在だった音波が、前二作で恋焦がれていたオルゴン家の長男マリオと結婚し、領主の妻、またその経験から恋愛コンサルタントとして活躍しているレオニード役を、あくまでも愛らしさを失わない永遠の娘役として演じているのがあまりにも尊い。ひろ香祐が飄々と演じる兄のフォション・ド・ローウェルに成りすましていた過去の男装シーンを、今回も別設定で取り入れてきた作者の入念さも併せて、いつトップ娘役になっても全く不思議ではなかった人が、ここまで「娘役」として在団し続けてくれたことに感謝したい。

そんな天寿と音波のユリウスとレオニードが、どんな時も笑顔で生きていけば必ず夜は明けていく、と現トップコンビの礼と舞空、ルーチェとアンジェリークの背中を押す「めぐり会いは再び」のナンバーは、涙なくして聞くことができない名シーンで、叶うなら10年後、スター組長、副組長として二人がまとめる星組で「めぐり会いは再び4」を観たかったと、それだけが心残りな、温かくどこかマニアックな作品だった。

そんな、星組の歴史を感じさせる愛らしい物語のあとを受けたのは、レビュー・エスパーニャ『Gran Cantante!!(グラン・カンタンテ)』で藤井大介の作。スペイン語で「素晴らしい歌い手」を意味するタイトルは、もちろん礼真琴その人を指していて、礼のタイトルをまさに体現した歌の力、劇場中を圧する歌声に、ただただ浸っているうちに一気呵成に過ぎていく時間が興奮を掻き立てる。

サンセバスティアンの太鼓祭り、バレンシアのサンホセの祭り、セビーリャの花祭り、コルドバのパティオ祭り、サン・ファンの火祭り、マラガの闘牛祭り、マラゴサのピラール祭り、ラ・マンチャのサフラン祭り等々、スペイン各地でおなじみの祭りに各場面をフューチャーして綴られるスペイン尽くしのレビューだが、かつて藤井が作ったレビュー・エキゾチカ『クルンテープ 天使の都』ほどには特殊な香りがしないのは、情熱の国スペインを題材にした作品が、宝塚歌劇ではこれまでも多くつくられてきたからこそだろう。特に中詰めでは『情熱のバルセロナ』の「青春を駆ける」。『誰がために鐘は鳴る』の「スペインの思い出」。『去り行きし君がために』の「炎の妖精」と「別れのフラメンコ」。『バレンシアの熱い花』の同名主題歌と「情熱の嵐」。『哀しみのコルドバ』の「コルドバの光と影」と、70年代~80年代に初演されたスペインもの作品のナンバーが並び、礼の豊かで熱っぽい歌いぶりに、この時代の楽曲がベストマッチすることに感動させられる。中でも美穂圭子との「スペインの思い出」は、初演で70年代を代表する大スター鳳蘭と高宮沙千のために書かれたデュエット曲で、この濃いナンバーを再現するのに、礼と美穂の組み合わせは、現在の宝塚で考えうる最強のタッグだったと思う。他にも情熱の国スペインを表すのに、専科の美穂のただ美しいだけではない、力強さを根底に持った歌声を多用してきた藤井の構成が見事に当たり、作品の温度を高める効果になった。改めてあと二人欲しい…と思える歌姫・美穂の貴重さに感服した。

もちろん星組生も大活躍で、礼と舞空瞳のテクニックとテクニックが火花を散らすなかで、なおしっかりと互いを感じているデュエットダンスは、今や星組の大きな呼び物のひとつでここにしかない醍醐味。舞空の存在感がますます大きくなり、一人で場面を持たせることも十分可能になっているから、ますますバリエーションが広がりそうだ。

瀬央ゆりあは基本的にはダンサー枠ではなかった人だと思うが、スターとしてダンスのピックアップメンバーにある意味放り込まれ、果敢に食いついていった幾多の経験が花開いていて、堂々と魅せるダンスを踊るようになっている。自らが中心になる場面はもちろん、礼、舞空と三人での銀橋、闘牛士の礼と踊るシーンも存在感たっぷり。星組は次公演から暁千星が加入してますます層が厚くなるが、個性が異なる瀬央も是非並び立ち組を盛り立てていって欲しい。

また、天華えま、綺城ひか理、極美慎、天飛華音以下、華やかな男役陣、有沙瞳、小桜ほのかをはじめ、歌える娘役陣が揃う星組の陣容が実に贅沢で、初舞台生が揃ったところが目に浮かぶ百花沙里のラインダンスの振付も実に明るい印象を残す。更にここでも退団者への餞が十全に用意されているのに胸が熱くなる。冒頭レビューの開幕を告げるフロレとして登場する華雪りらは、美貌で小柄な娘役の華雪の正しい起用法が、退団公演にしてやっと実現した喜びがあるし、礼の相手役も務めた経験のある音波に、礼とのデュエットダンスがたっぷり用意されたのも嬉しい。天寿が「炎の妖精」と称された所謂「ベルばら四天王」の一人、汀夏子の退団にあてて書かれた「別れのフラメンコ」を、レビューのなかで尚、芝居歌として堂々と披露したのも経験値の高さがなしうる妙味で、改めて三人の門出に拍手を贈りたい。

全体にいつまでも観ていたいと思える傑出したレビュー作品になっていて、宝塚歌劇の美徳が詰まった、「素晴らしい歌い手」である礼真琴率いるいまの星組とこのメンバーによる一期一会の忘れがたい作品だった。

【公演情報】
宝塚星組公演
ミュージカル・エトワール『めぐり会いは再び next generation─真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)』
作・演出:小柳奈穂子
レビュー・エスパーニャ『Gran Cantante!!(グラン・カンタンテ)』
作・演出:藤井大介
出演:礼真琴   舞空瞳 ほか星組
〈料金〉SS席12,500円 S席9,500円 A席5,500円 B席3,500円
〈お問い合わせ〉宝塚歌劇インフォメーションセンター 0570-00-5100

 

【取材・文/橘涼香 撮影/岩村美佳】

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