傑作ミュージカル『アルジャーノンに花束を』開幕。出演者コメント到着!
傑作ミュージカル『アルジャーノンに花束を』が、博品館劇場で10月15日、開幕した。(11月1日まで)
原作は、作家ダニエル・キイスが 1959 年に発表した同名小説。日本でも発行部数 300万部を超える名作であり、小説を元に、アメリカ・カナダ・フランスで映画化やドラマ化され、ミュージカルとしては、2006 年 2 月、銀座・博品館劇場で日本初演を果たし、2005 年度菊田一夫演劇賞(主演の浦井健治)に選出されるなど大きな話題となり、人々の心に深く刻まれる作品となった。
さらに2014 年に再演、2017 年春には矢田悠祐を主演に迎えた新生『アルジャーノンに花束を』が上演され、大好評を博した。今回はその新生『アルジャーノンに花束を』が、初演の博品館劇場にて再演というかたちで帰ってきた。
出演者は、抜群の歌唱力でミュージカルなどで活躍する矢田悠祐が再び主演のチャーリィ役に挑んでいる。また2017 年から引き続き出演する水夏希、戸井勝海、長澤風海、和田泰右、そして今回初参加しているのが大月さゆ、元榮菜摘、青野紗穂、大山真志。実力と新鮮さを兼ね備えた顔ぶれでの舞台となっている。
【Story】
32 歳になっても幼児並みの知能しかないパン屋の店員チャーリィ・ゴードン。
そんな彼に、夢のような話が舞い込んでくる。大学の偉い先生が頭を良くしてくれるというのだ。
この申し出に飛びついたチャーリィは、白ネズミのアルジャーノンを競争相手に連日検査を受けることに。
やがて、手術により、チャーリィは天才に変貌したが…。
【コメント】
矢田悠祐
このような状況の中、初日を迎えることが出来まして、ひとまず安心しております。公演日程はかなりハードですが、毎公演この作品で何か一つでも感じていただければと、チャーリィとしての人生を毎回歩んでいます。
万全の対策でお待ちしておりますので、是非劇場までお越しください。
大月さゆ
『アルジャーノンに花束を』出演のオファーをいただいた時は、とても嬉しくて夢のようで!でも、それが危うくなってしまった今年の初めごろ。悔しい未来に備えながらも、希望の火を消さないでいたあの時間。
こうして初日を迎えられること、そしてお客様がいらしてくださることに深く感謝してこの公演をやりきります!
青野紗穂
『アルジャーノンに花束を』に関われた事とても嬉しいです。そして無事に初日を迎えられた事が何よりも嬉しいです。まだまだ警戒体制が解けない中、沢山の方のお力添えがあってこその私達だなと、実感しています。
この当たり前に出来ていた事に規制がかかった今だからこそ改めて感じられた「感謝」を忘れずに、全員無事に千穐楽を迎える事を願って頑張ります!
戸井勝海
2006年の初演の博品館劇場に再び戻ってこられたことに大きな喜びを感じています。自粛期間中の様々な経験の中で、私がいちばん欲しいものは家族の笑顔だと思い知らされました。コロナで傷付いたりギスギスしている心に、チャーリーが賢くなりたかったワケ、そして純粋な彼の言葉が何かをお届けできたら幸いです。
水夏希
『アルジャーノンに花束を』いよいよ開幕しました。初演の博品館に戻って参りました! やる度にチャーリィの魅力に虜になり、チャーリィの生き様が胸に刺さります。美しい音楽と、沢山のメッセージが込められた台詞の一言一言に揺さぶられる2時間半。存分に浸っていただきたいと思います。
【公演情報】
ミュージカル『アルジャーノンに花束を』
原作:ダニエル・キイス 「アルジャーノンに花束を」(ハヤカワ文庫)
脚本・作詞・演出:荻田浩一
音楽:斉藤恒芳
出演:矢田悠祐
大月さゆ、元榮菜摘、青野紗穂 大山真志 長澤風海、和田泰右
戸井勝海 水夏希
●10/15~11/1◎博品館劇場
〈料金〉10,000 円(全席指定・税込・未就学児童入場不可)
〈お問い合わせ〉博品館劇場:03-3571-1003
〈公式サイト〉http://theater.hakuhinkan.co.jp/pr_2020_10_15.html
【舞台写真/宮川舞子】
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